「塾生の声」Is(27−9)さん

「塾生の声」のつづき。


【Is(27−9)さん】
(4期幸せコース受講中 宮城県 2012.11.3記)

<むそう塾に寄せて>

私とマクロビオティックの出会いは子供のアレルギーがきっかけでしたが、学んでいくうちに自分自身を充実させてくれる哲学としてどんどんはまっていきました。ご縁があって美風ゼミに参加することができ、美風さんに惚れ込んでしまった私は京都に伺う事を決心し、むそう塾とのご縁をいただく事になりました。2011年の震災の際には被災地在住の塾生のためにご支援いただき、美風さん、中川さんだけでなく塾生の方々からの『安心』という贈り物を受け取り、感謝しています。

今年念願の幸せコースに通わせていただいています。こんなに美味しいお料理をいただけて幸せにならにはずがないと毎回感じます。そして学ぶほど、通うほどにお二人の底知れない懐の深さを感じ、むそう塾のスケールの大きさを感じます。塾生が理解できるよう噛み砕いてお伝え下さっていますが、その土台にはずっと幅広く分厚い経験・理論が隠されていると思います。とても12回の講座で学びきれないような濃い内容の授業を考え抜かれたカリキュラムで伝えようとしてくださっています。

その想いに必ず応えたいと思いますが、ままならない事もあり、自分の未熟さを知り、それがまた学びになっています。 お二人のお人柄、生き様に触れ、人間はこんな風に生きる事が出来るのだと知る事ができました。私の一生の財産です。そして、むそう塾を信じ選んだ自分をえらい!と密かに思っています。 人生はこんなに楽しいと教えてくださったむそう塾。お二人への感謝の気持ちを自分の中でじっくり育てて、私の周囲へ伝えていけたらいいなと思っています。 これからもどうぞよろしくお願いします。

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「塾生の声」Mo(8−3)さん

「塾生の声」のつづき。


【Mo(8−3)さん】
(1期幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中 東京都 2012.11.1記)

マクロビオティックを始めたきっかけは、自営業を営む夫の健康管理です。 私が初めて通ったマクロビオティックの教室は、完全穀物菜食を忠実に行う事が基本的な考え方でした。 忠実に実行した結果、私については重だるい事が当たり前の体調が改善し、夫についてはメタボ寸前だった体重が劇的に減りました。 始めてから一年経つ頃には、マクロビオティック生活にもある程度は慣れました。 しかし、日々の暮らしの中でいろいろな違和感を覚えることがたくさんありました。

例えば・・・ マクロビオティックをしない人と自分の間に無意識に線を引くようになり人づきあいがやりづらくなること、完全穀物菜食にこだわりすぎるあまり外での食事が楽しめないこと、ケミカルなものを避けるがためにおしゃれを楽しめないこと・・・など。 私をとりまく世界が日々狭くなっていくように感じ、息苦しさを覚え、いつしか自分から女性らしい輝きや楽しみが失われていくようでした。 夫についても、玄米を食べることが苦手なことは変わらず、なんとか美味しく玄米を食べてもらいたいと、私なりの工夫をしてみたものの、なかなか思うようにはいかない日々が続きました。

そのような日々が続く中、ある時「むそう塾」の存在を知り、愛クラスに参加しました。 愛クラスに参加して、ブログによる玄米投稿の指導を受けることで、次第に玄米をおいしく炊くことができるようになり、玄米を食べることが苦手だった夫が、2食に1食は玄米を食べてくれるようになりました。 そればかりでなく、玄米投稿の指導を通して、中川さんの京料理の職人が持つ高い技術と鋭い感性に触れるとともに、美風さんの長年にわたるマクロビオティックの経験から発せられる言葉に触れ、マクロビオティックの認識が自分の中で少しづつ変わっていきました。

さらに、玄米投稿で合格のパスポートをいただいた後、「幸せコース」に参加し、私の中のマクロビオティックに対する考え方が決定的に変わりました。 私が「幸せコース」で学ばせていただいたことは、 伝統的な和食の精神と技術はそのまま、中川さんがそれを陰陽をふまえた調理プロセスに再構築し、それを学ぶことで本当の意味で美味しいお料理ができるようになること。 お料理をする際の心の持ちようが、生き方にもリンクすることで、日々の生活に良い循環が生まれること。 単なる陰陽の考え方にとどまらず、「氣」「中庸」を意識して暮らすことにより、物事の本質を見極める目を養い、生きていく上で最適な判断ができるようになること。

これまでの、表面的で頑なで息苦しいマクロビオティックではなく、私が知りたかった本当の意味でのマクロビオティックが「むそう塾」にはありました。 おかげ様で、心身ともに健康で元気で充実した日々を過ごすことが出来ています。 今は「上級幸せコース」を受講しています。 幸せコースよりさらに進んだ上級コースを修了したとき、自分はどのように変化しているのか、今から楽しみです。

 
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「塾生の声」Ba(21−9)さん 

「塾生の声」のつづき。


【Ba(21−9)さん】
(2期幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中 神奈川県 2012.11.1記)

私がマクロビオティックを知ったのは肌の不調を抱えていた頃でした。その食事法で最大限の効果を得ようと、これまでの食生活から急に転換しました。翌月から生理痛は全くなくなり、肌や髪質の状態はみるみる良くなり、とても快適でした。しかしほどなくして、体重が10kg近く激減し、生理が止まってしまいました。実のところは、勝手な解釈で陰陽のバランスが取れていない食生活を続けており、ついに玄米が喉を通らない状態でした。

思うように体重も増えず生理も戻らず不安を感じている頃、消化吸収の良い「中川式玄米ご飯」の美味しさの噂を耳にし、必要性を感じてむそう塾に飛び込みました。 初めていただいた中川さんの玄米ごはんは美味しくて美味しくて、玄米が入らなかったはずの私のお箸が止まりませんでした。 玄米投稿は己を映され、試され、まさに自分と向き合う精神修行となり、苦しい時もありましたが、毎日毎日全身全霊でご指導下さる中川さんと温かく見守って下さる美風さん、お二人の愛情を常に感じ、支えられ、何とかパスを戴くまでになりました。 お二人の心からのご指導には感謝のほかありません。今でも鮮明に思い出され、あの日々は自分の支えになっています。

投稿の中でお鍋のメンテナンス不足などが判明するなど、主食の大切さを意識していなかった事などに気付かされました。また、パス品質の玄米ごはんを食べられるようになり、毎日摂る主食が 、体調、行動、感情等をいかに左右するか、身をもって知る事にもなりました。 何より、私達の身体の軸を作る主食を、エネルギー溢れる玄米で身体に負担なく美味しく頂けるということは、大変な喜びです。 白米のように食べやすく美味しく炊けた玄米ごはんをいただく幸せは…言葉になりません!夏でもお箸がどんどん進む、中川式玄米ご飯を学ばせていただけた事は、 本当の財産となりました。 お陰さまで体調も戻りつつあり、大袈裟ではなく、私の命を立て直させていただいたと思っています。 むそう塾とのご縁に心から感謝しております。 どうか一人でも多くの方にもご縁がありますように…切に願っております。

 

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「塾生の声」Is(25−2)さん 10

「塾生の声」のつづき。


【Is(25−2)さん】
(2期幸せコース・3期幸せコース・1期上級幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中 埼玉県 2012.10.27記)

【感想文⑩ 〜三年で一割〜 】

むそう塾とのご縁をいただいて三年。
三年で理解できたことは、ほんのわずかだなぁとしみじみ思います。

通い始めた頃は、それこそなにもかも全く理解できない状態でした。
口ではいっちょまえに「わかりました!」なんて言っていましたが、
なにをどうわかっていたのか、、、。

とある料理人の方が、こんなようなことをおっしゃっていました。
「私たち料理人が考えに考え、工夫していることの一割もお客さんには理解してもらえないかもしれない。
でも、その一割未満の中から何かを感じてもう一度来たい、食べたいと感じてもらえることが嬉しいし、
そうあるように努力している。」

さぼろうと思えばさぼれるし、手を抜いてもバレるとは限らない。
逆にどれだけ頑張っても伝わるのはほんの一部。
それでも努力し続ける。

私はこのことを、むそう塾の講座や中川さんのお料理で感じています。

私はこの三年で一体どのくらい受け止めることができたでしょう?
中川さんのお料理の奥行きの1割には届いたかな?
いや、まだかな?
でも、届きたいな。
一割から二割、そしてその先にも。
だから、再受講をしていますし、来年は三回目の幸せコースに通いたいとも思っています。

私、プロの料理人から教わっているんですよね。
それってすごいことなんですよね。

辛抱強く、時に「良薬口に苦し」的なことでも伝えてくれます。
受け止められないこともありますが、受け止められるようになってきたこともあります。
講座を通じて学ぶことがまだまだたっくさんあります。

中川さんと美風さん。
お二人は、厳しすぎないように、かつ甘過ぎないように、バランスをとりながら塾生を見て下さいます。
二人で運営していることそのものがバランスだなぁとつくづく思います。
まさに陰陽ですね。

マクロビオティック、むそう塾。
これからも、ずっと通いたい場所です。
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「塾生の声」Is(25−2)さん 9

「塾生の声」のつづき。


【Is(25−2)さん】
(2期幸せコース・3期幸せコース・1期上級幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中 埼玉県 2012.10.18記)

【感想文⑨ 〜我が家の「ほっと」スポット〜 】

住まいにも陰陽がある。

それを肌で感じることができたのは、我が家に新しいテーブル&チェアがやってきてからです。

我が家は転勤族なため、ダイニングテーブル&チェアはそこそこなものでいいという考え方でした。
ここに何年住むかわからない。
転勤先の住居によっては、買い替えなければならない。
そう思うと、見た目がよくて、部屋にマッチすれば、居心地よさは二の次でした。
ですからダイニングテーブルはもっぱら「食べるためだけ」にあったようなもので、
食べたらすぐにテレビ前のソファーへGO。それが日常でした。

また、平日はほとんど一緒に食事をすることがない私たちにとって、週末は貴重な時間。
それなのに、うちでゆっくり食べるより外食する方が多かったように思います。

居心地の良い家具を購入する。
そのきっかけとなったのは、家事アドバイス講座でした。
この講座で、美風さんより「住居」という切り口から暮らしやすい方法をアドバイスしていただきました。
中でも「家具は自分の体の延長線」という言葉がとても心に響きました。
意識しないで使えて、疲れを感じさせない。
そのためには、今のダイニングテーブより低いものの方がよりリラックスできてよい。
私たちは、このアドバイスで初めてリビングダイニングテーブル&チェアの存在を知りました。

テーブルや椅子の高さや大きさ、材質などは使う人、使う用途によって違うこと。
考えてみれば当たり前なのですが、
今までこのような観点で家具を選んだことはありませんでした。
それから、リビングダイニングに興味を持ち、あちらこちらの家具屋に足を運び、
最終的に私たちが選んだのは高さ62cmのテーブルに高さ38cmのチェア。
今回は妥協せず、納得のいくものを選びました。

このリビングダイニングになって半年が経ちます。
今では週末の夕食のために、金曜日に食材を調達しにいくことが定番となりました。
もちろん料理のレパートリーが増えたこともあるでしょう。
でもなにより、寛げる空間になったことが 週末の夕食を家で食べることにつながっています。
ゆっくりした時間がたっぷりあって、会話も以前よりさらに増えて楽しい。
とても贅沢だなぁと思います。

また、リビングダイニングが「家の中心」に位置し、
それが我が家の「重心」のような役割をはたしてくれるので、
家に安定感があるように感じます。

夫は言います。
「今の椅子に座って味噌汁の香りをかぐとホッとして楽になれる。」と。

高さ38cmの椅子には引力があります。
使い良い=良い氣を生み出す
確かに!
今まさに実感しています。

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