マクロ美風の体験的マクロビオティック ほんまもんを追い求めて

私ね、最近つくづく思うんです。
私って、ホントに人間が好きなんだなあって。

前にも似たような記事を書いたことがあるのですが、人生って人と人の出会いを活かせるかどうかだと思うんですよね。
出会いをうまく活かせる人と、出会いそのものを拒む人と、せっかく出会ったのに尻込みしてチャンスを逃す人がいますね。
私は人間が大好きな性格なので、遠い所の人でもなんとか会おうとします。
そして、その人ととことんつき合いたいと思います。

場合によっては時間もお金もいっぱい費やすこともあります。
でも、費やせる対象があることにワクワクして、時間もお金も生み出そうとします。
こんな時って、最高に陽性になっていますね。
万が一それが裏目に出て、かなり痛手を受けたとしても、自分はまだまだ見る目がないなと、素直に結果を受けとめます。

そこには不思議なくらい損とか得とかいった感情はなく、むしろ夢中にさせてもらったことへの感謝の気持ちみたいなものが残ります。
そう。
夢中になれた後には、充実感が残っていて、やりきった感が全体を包んでくれるのです。
つまり、燃焼し尽くした感じでしょうかね。
この燃焼し尽くすという感じは、仕事でも趣味でも、恋愛でも技術の習得でも、はたまたスポーツでも共通していえることだと思います。

私はマクロビオティックの世界で、心から惚れる人たちに出会えました。
ある人は私に無双原理を説き、ある人はマクロビオティックのイロハを解説し、ある人は知られざる桜沢如一像を伝え、ある人は桜沢如一のおびただしい書籍の存在を教え、ある人は桜沢先生のお弟子さんたちに引き合わせ、ある人はマクロビオティックの限界を教え、ある人は私の体調をコントロールし、ある人はマクロビオティックの新たな視点を感じさせ、ある人はネットの世界へデビューさせ、ある人はネットから人同士のつながりへ導き、ある人はそれをさらに強いつながりに結びつけ、今はそれらのつながりが円を描いている状態になっています。

それらの人たちに出会った時、私はいつもワクワクしていたし、身体全体で飛び込んで行きました。
誰もしていないこともいっぱいしました。
それは勇気のいることかもしれないし、決断の伴うことでもありましたが、いつも迷いはありませんでした。
「やりたい!」
ただその気持ちに従って、相手を信頼して歩んできました。

そして今、それらに対して一つも後悔はありません。
先のことを案じるより「今」を充実させる想いが強くあって、成長期の子供の世話とバランスを取りながらの日々でした。
一番大事にしたのは子供のことです。
夫は大人だから黙っていても理解してくれました。
その代わり私の中では、一切の家事を手抜きしないというけじめをつけていました。

ただそれだけでも、人生って結構愉しくなるものです。
独身ならなおのこと、結婚していても、子供がいても、やりたいことがあれば挑戦してみましょう。
できない状況を数え上げるのではなく、どうしたらやり遂げられるかに頭と時間を使うのが建設的だと思います。
たぶん無理だろうと思って挑戦しないのではなく、絶対やり抜こう!と強く決意をして、万難を排する勢いでそのことに向かうと、案外道が勝手に拓いてくるものです。
時間的にも金銭的にも思わぬ協力が得られたりして、その嬉しさに涙することもあるでしょう。

そのキーポイントは“ほんまもん”であることです。
ほんまもんは他人の心を動かす力があるのです。
コツコツとほんまもんを追い求める姿は感動を与えるのです。
自分が信じた道を突き進む強さ。
それは等しく私たちに神がプレゼントしてくれた力です。
それを使うことなく一生を終えるのではなく、使って使ってもっとその力を強く育てる生き方をしたいものです。

最後に、私の人づきあいの基本は「信じる」です。
最初から信じ、最後まで信じきることです。
これからも多くの人たちを信じて生きて行こうと思います。

 

京都 東福寺2

 

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コメント

  1. 夏目 より:

    美風さん
    おはようございます。
    むそう塾との出逢い、今迄のむそう塾での学び、
    新たに試験を受ける事、中川さんから沢山学び盗みたい事、
    やりたいと思える事に出会えた事に感謝です。
    心の片隅に、主婦だから、子供がいるから。。。と
    躊躇している自分がいました。
    「あ〜あ。あの時にこうしておけば良かった」
    という、後悔はしたくない!
    子供達にもそういう思いは、あまりして欲しくないです。
    その為にも、先ずは自分が信じたい、信じられる、
    飛び込みたい世界に思い切って飛び込んでみます。
    その為に、やらねばならない事はしっかりとやります。
    子供に求めてばかりで自分が出来ていなかったと、
    氣がつくことばかりです。
    いつも、沢山の学びをありがとうございます。
    「秘伝コース」にご縁がいただけるように、
    試験に向けて、精一杯頑張ります。

    • マクロ美風 より:

      夏目さん、おはようございます。

      >子供に求めてばかりで自分が出来ていなかったと、
      >氣がつくことばかりです。

      ぐふふ。
      そういう親がとっても多いです(笑)

      私ね、子供に言うことってそんなにないと思うの。
      親は黙ってコツコツと働き、感謝して生きる姿勢を見せるだけでいいと思うの。
      一緒に暮らす子供はそれを空気のように感じ取って、それを細胞に染み込ませて大きくなるのでね。
      だから、問われるのは親の生き方です。
      夏目さんがどんなふうに生きるかを、二人のお子さんはしっかり見ています。
      夏目さんを尊敬してくれるようになるか、反面教師とするかは、これからの夏目さん次第ということになります。

      やりたいことが具体的にあるというのは、とっても幸せなことです。
      何をやりたいのか判らないという人が圧倒的に多いですからね。
      たった一度の人生です。
      どこまで極められるか「真剣に」頑張ってみましょう。
      「努力は報われる」「練習は嘘をつかない」「子供は親を見ている」を信じて。

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