「塾生の声」のつづき。
【Na(65−2)さん】
(第65回愛クラス受講 東京都 2012.11.11記)
私が”むそう塾”を知った契機は美風さんのブログに出逢ったことから始まります。
その頃の私はマクロビオティック難民でした。
流産を機に始めたマクロビオティック。
それまでの自分の”乱れた食生活”を後悔し、流産した自分を責め続けていました。
”母体作り”という目的の元、猪突猛進にあらゆることを試していました。
『○○を食べてはいけない』『○○を食べなさい』等の色々な理論や概念に囚われすぎて、
友達との外食も億劫になり、家族に無理に玄米食を押し付けたり、
周りの人が心配するほど痩せて、生理も止まってしまっていました。
健康な母体を作るために始めたマクロビオティックの筈が、生理が止まってしまい、
『何故生理が来ないのか?』という不安と『ずっと来なかったらどうしよう?』という恐れを
抱きながら、どうにか体調を改善したい、生理を再開したいという思いで
無我夢中に情報を探していた時に美風さんのブログに出逢ったのです。
美風さんのブログを読み始めてから、
『生理が止まるには必ず理由がある、生理が陰陽どちらの影響で止まっているのかを判断し、
それに合わせた食生活に変えるべき。』
という記事内容に釘付けになりました。
『生理が止まっても大丈夫』と色々な方に何度も言われ続けたものの、妊娠を希望していた私は、
不安が拭い去られず、腑に落ちなかったのですが、美風さんのブログは見事にその不安を解消して
くれました。
その後、メール相談をした時も『合わなくなったらそれをサッと止める。この見極めが大切です』
とビシッと言って頂き、この人なら信用できる!会いたい!指導を受けたい!そう強く思いました。
待ちに待った『愛クラス』当日、美風さんとお話をしていく中で『味噌汁』のご指導を頂き、
『鰹出しの味噌汁を飲みなさい』と言われてとても驚きました。
今まで、何が正しくて、何を信じて、誰を信じていいのか分からず彷徨っていた私は
色々な先生を渡り歩きましたが、『動物性を止めなさい』と言われたことはあっても、
『動物性を摂りなさい』と言われたことはありませんでした。
美風さんに『今のあなたの体質には”陽”が足りないから必要よ』と言って頂き、
自分の心がすっーと楽になりました。
『あなた、お料理好き?』と聞かれたことで、
『自分はこれまでマクロビオティックの理論に囚われ過ぎて、本来の食べることの幸せや料理をする楽しさを
知らないうちに失くしてしまっていたんだ』
と改めて気付く切っ掛けになりました。
美風さんの言葉は後から後から、心にズシッと響き色々な事を気づかせてくれる不思議な魅力を持っています。
中川さんは”愛クラス”当日、本当に”母”のように丁寧に温かく指導して頂きました。
使用する米や塩の指導もして頂き、私にあったオーダーメイドの炊き方を真剣に教えてくれました。
『まさか、マクロビオティックのスイーツだから大丈夫と思って頻繁に食べてないよね?』
と言い当てられた時はドキッとしました。
『スイーツを食べるなら、満足できる高価で質のいいものを少量摂りなさい』と指導を受けた時
自分がいかに偏ったマクロビオティックの概念でこれまで生活していたのだと改めて気付かされました。
玄米投稿が始まってからも『私の体質にあった炊き方』が出来るまで、
根気よく丁寧に指導してくれました。
メールやコメントからもその”温かさ”や”愛”が伝わってきて、
仕事で疲れて心折れそうな時も、その”思い”がやる気と根気に繋がりました。
その過程で中川さんの素材に対する”愛情”が私にも伝導したようで、
仕事中も毎日、自分の子供のように玄米のことを考え
『早く会いたい』と思うようになり、帰って直ぐに玄米を触る生活が続きました。
今までなんとなく炊いていた玄米。
こんなに炊飯に向き合ったのは人生初であり、炊飯ってこんなに深いものなんだと気づかされました。
玄米投稿の途中で『全部一度には叶いません。1つずつ進化して行きましょう。』
というコメントを頂き、その言葉を見てハッとしました。
これは今までの私の人生を表していた言葉そのものだったからです。
いつも”全てを焦って手に入れようとしていた自分の生き方”を改めて気が付かされ、
向き合わされた一言でした。
それから、少しずつ自分の中で何かが変わり、ゆっくりじっくり玄米に向き合えて
パスポート取得に繋がったのだと思います。
これまで多くの人にオーダーメイドの炊飯を指導してきた中川さんの洞察力はやはり素晴らしいです!
パスポートを頂いた時、『これが幸せを呼ぶ玄米だ!』と感極まって涙しました。
まずは『幸せを呼ぶ玄米』を炊くことが出来るようになったので、これを毎日食べ続けて、
今度は必ず元気な”玄米ベイビー”を産み、幸せな家庭を絶対に築きます。
中川さんから頂いた言葉通りに”全部を叶えようと焦らずに、1つずつ進化”していきます。
お二人に出逢えたことは、私の大きな転機となり、そして『財産』となりました。
この素晴らしい出逢い、機会を本当にありがとうございました。
これからも末永く宜しくお願いします。
そして、一人でも多くの人にこの”幸せを呼ぶ玄米”が伝導していきますように!