京都の紅葉

 

今年の京都の紅葉は、10年に一度というほどの美しさだそうです。
生粋の京都人である中川さんによると、本当の紅葉の美しさは12月の第1週なのだそうですが、12月になるとクリスマス商戦でモミジは忘れられてしまうのだそうです。
きょうで11月も終わり。
紅葉を求めて京都に来られる観光客もそろそろ落ち着くころでしょうか。
 

(京都 東福寺 通天橋)

 


カテゴリー: その他 | 8件のコメント

アイロンかけとエプロン


先週の上級幸せコースでのこと。
授業開始前にエプロンをつけている姿にふっと目が行きました。
マクロ美風:「あら〜、このエプロンはクリーニングに出しているの?」
Oさん:「いえ、自分でアイロンかけてるんですよ〜、私アイロンかけって結構好きかも?」
ふむふむ。
丁寧なOさんらしいなぁと思いました。
たたみ方もポケットに折り目が来ないように上手にたたんでいます。
そして紐の結び方もおしゃれですね。
なかなか良い感じでした。
ちなみにOさんってteku-tekuさんです。

 

アイロンをかける時間って結構自分と向き合えるんですよね。
私もそんな時間が好きです。
過去にもそんな記事を書きましたのでお読みいただけたら嬉しいです。
手作業と心の安定
アイロンかけ
家事

きれいにアイロンが当てられたエプロンは気持ちが良いものですが、反対にクシャクシャのエプロンを見ると悲しくなります。
料理をする者としては包丁もエプロンも氣を込めて丁寧に扱いたいものですよね。
それができてこその上達ではないかと思います。
私はエプロンと靴でその人の日々の暮らしが透けて見えると思っています。

 


カテゴリー: むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) | 14件のコメント

日本一おいしい海苔

(株式会社 荒木海苔店)

市販されている海苔のほとんどは酸処理がされています。
私は以前から酸処理のされていない海苔を使用していました。
しかし先の津波で三陸海岸にあるその養殖場は壊滅してしまいました。
非常に残念です。
この三重県産の「日本一おいしい海苔」は 、とっても良い仕上がりで本当に美味しいです。

一日にこの大きさの海苔を一枚いただく。
これは日本人にとって無理のない健康法です。

 


カテゴリー: 食べ物あれこれ | 8件のコメント

鉄火味噌でこんなことがありました

むそう塾生の“子象”ちゃんからメールをいただきました。
とっても嬉しい内容だったので、記事にさせていただきます。

 
 

<子象ちゃんのメールより>

昨日、実母から電話がありました。
体調を崩していて、ようやく今日から動けるようになったとの連絡でした。

普段、どんなに体調を崩しても、食べないと元気にならないからと、
何かを口にする母なのですが、
今回ばかりは、食べると下痢か嘔吐。
食べたいという欲求が全くなく、2日間ほぼ絶食状態。
一昨日、ようやく何か口にしたいとおかゆを作って食べたそうです。
そこに、鉄火味噌をふりかけて。

母はもともと自分の知っている味しか受付ない人で、
馴染みのものではないと進んで食べようとはしません。
ごま塩は両手を上げて欲しいと言ってくれたのですが、鉄火味噌は好んで受け取りませんでした。
ただ、気が向いたら食べるかもしれないと、ごま塩と一緒に実家に置いて帰ったのです。

母はこう言ってくれました。
「おかゆは温かくて消化も良いから作って食べてみたけれど、
どうも味気なくって。
ごま塩を入れてみたけれど、塩気じゃなくてもう少し違った味、、、
で、恐る恐る鉄火味噌を入れてみたの。
そのおかゆが美味しいこと、美味しいこと。
こんなに美味しいものをいただいたのは久しぶり。
ありがとう。」

母が繰り返して言ってくれた「美味しくて。」と最後の「ありがとう」。
その声のトーンやテンポで、ほんとうに美味しかったということが伝わり、
電話口でじーんとしちゃいました。
しかも、翌日は嘘のように下痢と嘔吐が止まり、動けるようになって、
こうして私に電話を、とのことでした。

日帰りで京都にわざわざお料理を習いに行くなんて。
せっかく洋菓子を習ったのに、いまさらどうして?
といつも言っていた母が、
「こういうお料理を習いに行っているのね。」
「◯◯ちゃん(夫の呼び名)は幸せね。」
と、今の私を理解してくれた日でもありました。

約3時間、集中して作る鉄火味噌。
正直、楽ではありません。
でも、この3時間に込める想いが母の身体と心に届いたことは、
私にとって大きな糧となりました。

私が作る鉄火味噌はまだまだ野菜の甘さを引出し切れていません。
美味しいといってくれる人がいる。
喜んでくれる人がいる。
心待ちにしている人がいる。
だから、教えていただいたあの鉄火味噌が作れるようになりたいです。

プロの味に健康をプラス。
ほんとうにすごいもの、一生の財産になるものを教えていただいているのだと改めて実感しています。

なんども試作を繰り返した上、私達に口伝下さる中川さん。
1日では難しい講座を実現して下さった美風さん。
お二人の想いを引継いで、自分の手と心で再現できるように引続きがんばります。

このような宝となる体験をさせていただいたこと、心より感謝いたします。
ありがとうございました。

 

<マクロ美風より>

子象ちゃん、メールをありがとうございました。
こんな形で鉄火味噌の良さを知ってもらえて本当に嬉しいです。
「腸から陽性になる講座」の企画を中川さんに話した時、陽性な中川さんは「えーっ! 鉄火味噌〜? 」といった感じでしたが、ご家族で陽性を必要としている人が絶対いるからお願いします」と頭を下げたのでした。
ですから、こうしてお母様に鉄火味噌を喜んでもらえて、翌日元気になられたことは、私にとっても中川さんにとっても最高のプレゼントになりました。

実はね、私は過去に鉄火味噌を作る時、「なんでこんなお料理を考えたんだろう?」とか、「どうしてこんなに小さく刻んで、どうしてこんなに時間をかけるんだろう?」とか思いながら練習していたのです。
もちろん目的とその理由は知っていたのですが、なぜ?という思いがつきまとっていました。
でもある日気がついたんです。
それは「想い」なんですね。
良くなってもらいたい、元気になってもらいたい、そんな想い(愛)を3時間あまりも持続して集中するから、その氣が鉄火味噌に入って行くんですよね。

それは相手だけでなく、作る人の健康も上向きにしてくれます。
それが証拠に鉄火味噌を作り終えた時、皆さんが疲れているはずなのに爽やかで明るい笑顔になっています。
あれは達成感からくる満足感でもあるのですね。
それは作った人を限りなく元気にして自信をつけてくれます。

子象ちゃんは29日にもう一度鉄火味噌をデモ見学のご予定ですね。
きっと前回の見落としや新しい発見があって、もっともっと美味しい鉄火味噌が出来るようになると思います。
そうしたらまたお母様に送ってあげてくださいね。

ところで、お馴染みのものでないと召し上がらないというお母様が、まったく未知のお料理に手を伸ばしたのは、それが身体の声だったのです。
下痢も嘔吐も陰性な症状です。
そこに極陽性の鉄火味噌はまさにピッタリの特効薬になります。
おかゆは普通のご飯に比べて陰性ですから、鉄火味噌を加えるとしっかり陰陽バランスが調和します。
胡麻塩にはない油のカロリーと旨味、それに根菜のエネルギーが加わって鉄火味噌に軍配が上がったのでしょう。
これがマクロビオティックの食養という考え方です。

29日にはご家族に緊急の陽性が必要なかたが複数来られます。
経験者として鉄火味噌の素晴らしさをお話ししてあげられるといいですね。

(鉄火味噌 by子象)
なんとまぁ、性格のよく判る盛り付けですこと(笑)

 


カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 15件のコメント

2013年度幸せコース・上級幸せコースの予約状況

今夜から2013年度の幸せコース上級幸せコースのご予約を受け付け始めました。
本当はHPからの受付をしたかったのですが、今回は複雑なフォームになるため予約システムでは対応しきれず、従来どおりのフォームからのご予約となりました。
迷われた方、申し訳ありませんでした。
また、HPのトップ画面でお待ちくださっていた方、ブログでのアップとHPでのアップにはタイムラグがあり、少しHPの方が反映が遅くなりますのでご心配をおかけしました。

幸いに皆様が第一希望でご予約できておりますので、中間報告として現在のご予約状況を記事にさせていただきます。
これから満席になるまでの間、席数の変化がありましたらその都度記事でご報告させていただきます。
なお、愛クラスの受講がまだであるにもかかわらず幸せコースにお申し込みをされた方がいらっしゃいました。
幸せコースは愛クラスで玄米ご飯の炊き方を学んでパスポートを取得した人のみが通えるコースです。
これから開催される愛クラスを受講なさって、春の開講日まで目標を捨てることなく頑張ってみてください。
キャンセル待ちで望みを叶えられるかもしれません。
チャンスは待ち続けた人におとずれます。

ただいま愛クラスの玄米投稿をされている方は、頑張ってパスポートを取得なさってください。
懇親会で幸せコースに通いたいと手を挙げてくださった方がおられましたので、その方の玄米投稿を毎日期待して待っております。

<現在のご予約状況>

【上級幸せコース】
・Aクラス(金) 残席4名
・Bクラス(土) 残席4名
・Cクラス(日) 残席6名

【幸せコース】
・Aクラス(土) 残席2名
・Bクラス(日) 残席3名
・Cクラス(月) 残席6名

 


カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする