ハイヒールで教室に到着したMさんは、実習が始まる前にこうして靴を履き替えておられました。
床を傷めない配慮と、体への配慮でしょうか?
それとも調理台の高さとの調整かしら?
細やかで美しい光景でした。
ハイヒールで教室に到着したMさんは、実習が始まる前にこうして靴を履き替えておられました。
床を傷めない配慮と、体への配慮でしょうか?
それとも調理台の高さとの調整かしら?
細やかで美しい光景でした。
私は苔が好きです。
20代の時から苔を育てていて、一戸建ての家を建てる時に庭師さんに苔のある庭を希望しました。
長い年月を経ないと美しい苔にならないのですが、比較的早く苔がつくように考えてくれたおかげでささやかでも苔のある生活を楽しむことができました。
その庭師さんは京都で修業された人だったので、苔のことは熟知されていました。
毎月1週間庭師さんが手入れに来てくれたのですが、その時に京都の魅力や考え方をお茶の時間にたくさん話をしてくれてとても勉強になりました。
その時にはまさか今こうして京都にいる時間の方が長い生活をするとは夢々思っていませんでした。
後々、時間を優先するためその大好きな庭にもサヨナラしてマンションに引越した私ですが・・・。
カラッと晴れた日ばかりでは美しい苔にはならないんですよね。
ほどよい気温とほどよい湿度。
無用な圧力は不要。
しっかりと苔が成長すると、ふかふかとしてまるで緑の絨毯のようになって、それはそれは癒されます。
ふと、心にそんな苔の育つ環境があったらさぞかし穏やかでいられるだろうなと思いました。
(写真は京都・東福寺)
これが正しい左手の添え方。
決して包丁を指先でつまむのではない。
左手の親指と人差指と中指で包丁の先をつまんでいる人のなんと多いことか。
空気が乾燥して寒くなってきました。
そんな時には汁物が美味しく感じます。
とろみがついていると冷めにくく体も温まります。
お店では「百合根うどん」としてメニューに載っていましたが、私は「百合根そば 汁を濃い目」でお願いしました。
なぜなら、餡かけになる分の水分で汁が薄くなってしまうからです。
本来ならそれを調整して仕上げるべきなのですが、なぜかこのお店はそれがなされていないのでこのような注文になります。
でもそのお汁は「鰊(にしん)蕎麦」の時には実に美味しいのです。
それもそのはず、このお店の自慢が鰊蕎麦だからです。