マクロ美風を望診してみる

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あら、思わぬ角度から写真を撮られていました。
ちょうど良いので望診してみましょう。
64歳だそうです(笑)
まず、頬骨が高いのは強情で頑固な性格を表しています。
鼻が太くて短いのは陽性ですね。
おでこから鼻先にかけて芯の強さを感じます。
一途に突き進む男性的な性格があります。
眉毛は外側に向かって薄くなっていますが、外側3分の1が薄いのはやはりアトピーの体質の名残りがあります。
でも、歳のせいもありますね。(うふ)
残念ながら肝心の耳が一部しか見えません。
耳たぶから想像すると、セックス感度は良さそうです。
上の歯が出ているのは陰性です。
口の幅が閉じた状態で目の横幅より長いのも陰性です。
口が大きくてセックスアピールはあるので、もう少し若ければ魔性の女となれたことでしょう。
これからでも良いので、どうぞ華のある人生を目指してください。(過激にならないように)

顔を中心にして、手とか脚とか髪とか体の全体からその人の体質や体調を判断することを「望診」と言います。
私は対極的なお二人の先生から望診法を教わりましたが、微妙に違っていて解釈に面白さを感じました。
病気を改善するためには、望診はかなり高度な判断を要するので、上記のような占い師のような判断ではなく、もっと細かく色なども含めて診る必要があります。
今回はちょっと軽い望診をご紹介しましたが、部分にこだわって全体を見落とすことのないようにすることが大事です。
望診は面白いのですが、面白がって濫用しない方がいいです。
言われた方は内容によっては傷ついたり、長い間尾を引いたりしますのでね。
あくまで判断材料ということです。

 


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空間認識能力とお料理の関係を考えてみる

先日、京都から帰ったときのこと。
エントランスの数あるダウンライトの電球が一つ切れていました。
管理人さんがいつ気づいてくれるかな?
最近はこう思うようになりました。
というのも、以前の管理人さんは私が指摘するまでいつも電球が切れていることに気づかなかったので、それが不思議で不思議でならなかったのです。
でもある日、それはもしかしたら空間認識能力の問題かも知れないと思い直して、ちょっと話をしたことがあります。
するといっぱい納得することがあって笑ってしまいました。

一般的に空間認識能力を考えるときには、方向音痴や図形の問題が取り上げられますが、ちょっと息子の場合を書いてみます。
息子は3歳のとき、車に乗せてもらって初めて走った見知らぬ土地の夜の道路を正確に記憶していたので、その時まわりにいた大人はみんなでビックリしたものです。
街中のごちゃごちゃした通りでしたが、何が彼の記憶に残っていたのでしょうね。
その時私は、もしかしたらこの子は図形問題が得意になるかもしれないと密かに期待したのですが、まったく反対の結果でした(笑)

ところで、私は本を読む時でもページを絵のように認識するようです。
各ページの印象がとても強く残っていて、どの辺にこんなことが書いてあったと詳しく憶えています。
そういえば間取り図を記憶するのはかなり得意で、家事アドバイス講座で拝見した間取りは、ほとんどの間取り図が今も記憶にあります。

冒頭の電球の話ですが、エントランス全体を私は絵のようにとらえていて、その空間に足を踏み入れた途端に「あれ?」と電球切れを見つけるのです。
こんなことは誰でも当たり前だと思っていたのですが、以前の管理人さんはそれがまったくないと仰っていました。
むそう塾を始めてから塾生さんのお料理の覚え方を観察していると、人間の記憶の仕方には何通りかあって、お料理にもそれはいえることなのだなと感じています。

つまり「お料理は目で覚える」部分が圧倒的なので、それがお料理する人の脳の使い方と一致していれば早く覚えられるのだと思います。
景色としてお料理の工程を持ち帰るのが一番良いです。
でも、これが苦手な人がいるのかもしれません。
このことを痛感するのは盛り付けの時です。
教える側がどんなに口で説明しても、受け取る側の脳がそれをイメージ出来なければ伝わらないからです。
イメージが苦手なら数をこなせとばかりに、色々なお店に足を運んで時間とお金を費やしても、結局観察力がなければお店から持ち帰るものは少なくなります。

そんなわけで、お料理が上達するにはお料理以前に色々な要素があって、空間認識能力もその一つだと思うのです。
それがピタッとかみ合わさった状態だと最速で正確に伝わるんだなと思ったことでした。

 

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「お料理は買い物(店選び・食材選び)から始まっている。」
これがむそう塾の教えです。
買物の時点で上の盛り付けをイメージして買っていますか?
盛り付けの段階になってオタオタしてしまう人が多いです。
そうならないためにイメージ力のアップをしましょう。

 


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延命治療と無縁な生き方にするための具体的行動

昨日、感動したことがありました。
5月に愛クラスを受講される方からお電話があったのですが、内容が素敵なのです。
ちゃんとビジョン鍋を購入されて、中に入っていた本を参考に玄米ご飯を炊く練習をされているそうなのです。
パソコンもデジカメも購入して、一人で練習中とのこと。
71歳で体調に不都合はないけれど、これから先、子供に迷惑をかけない生き方をしたいからとおっしゃいます。

実はその子供さんはむそう塾生で男性なのですが、関東にいるお母様に玄米ご飯を勧めてくれたそうなのです。
息子さん自身は京都にお住まいなのですが、ご自分で玄米ご飯を炊いていらっしゃいます。
この春から新たに大学院で医療の新分野を勉強中です。
こうしてお医者さんが玄米ご飯を召し上がって、お母様にもむそう塾を紹介してくださって、お母様が玄米ご飯を炊けるようになるため頑張っていらっしゃることが素晴らしいですね。

お母様はパソコンをご自分で接続し、それも1時間ほどでつながったそうですから、私なんかよりはるかに上を行っておられます。
私なんか外部に丸投げしちゃいます。
昨夜もちゃんとメールが届きました。
これからはデジカメで写真を撮れるようになって、メールに添付する練習を始めます。
これをお一人で黙々とこなされているところに私は感動したのです。

苦手なことを苦手だからといって手をつけないのではなく、子供にすら迷惑をかけない生き方をしようと頑張っておられる生き方は、私も目指しているところだったので、すっかり嬉しくなったのでした。

*   *   *

そういえば今は延命治療を希望しない人が増えているそうですね。
それはそうだと思います。
ベッドの上でチューブにつながれて寝ているだけの家族を見るのは、家族にとってもつらいですものね。
ちなみに海外では延命治療をしない国もあるそうですね。
下の世話をされるのは、人間にとって相当に精神的ダメージになりますから、そんなふうにならない生き方を望むのは当然だと思います。
でも、ただ望むだけでは駄目で、それに向かって具体的に行動しておかなければなりません。

自分の人生の最後をどのように迎えたいかを常々家族に伝えるだけでなく、それを実行できるようにしておかないと、家族もお医者さんもつい延命治療を選択してしまいます。
生まれてくるのは自分の意思ではないけれど、人生の最後はギリギリまで自分の意思で締めくくりたいといつも思っています。
そのためには「人生を生き切る」粘り強さを蓄えておかなければなりません。

人生を生き切るためにはどうしても健康な肉体が必要です。
健康のために私たちは色々なことを考えますが、環境問題は自分一人では限界があります。
しかし、食べ物は私たちが自分でコントロールできる唯一の部分です。
その食べ物や暮らし方を自在にコントロールして、思い描いた人生を愉しく送ろうと提唱しているのがマクロビオティックの考え方です。

私はそのマクロビオティックの考え方で生きてみて、心から人生って愉しいし素晴らしいなぁって感動しています。
それを多くの方たちと分かち合いたくて、むそう塾をしています。
ですから、冒頭のお電話をくださったお母様とお会いできることを、今から心待ちにしているところです。

 
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(料理名:あらめビーフン)
玄米ビーフン、あらめ、絹さやだけで絶品の美味しさ!
ただし、作り方は難易度高し_| ̄|○

 


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お弁当とは自分を持って行ってもらうことである。

今月のむそう塾は、2012年度の講座の最終回になります。
幸せコース・上級幸せコースともに最終回になるのですが、幸せコースでは卒業記念作品として、塾生さんが「お弁当」を作ってきて、それを中川さんが記念撮影します。
撮影の仕方は本格的で、お料理本の撮影と同じ方法です。
実際に中川さんが撮影された本も商業出版されています。
では、先日の撮影風景をご覧いただきましょう。

 

まずは教室に一番早く到着したTさん。
フタについた水滴などを拭っています。

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どんなふうに撮るんだろう?

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あ〜、何だかドキドキしちゃう。

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撮影が終わったらやっと笑顔が出ました。

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中川:ほら、こんなふうに写ったよ。
S:わー、綺麗!

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次々と順番待ちです。

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こうして全員のお弁当を撮影します。
1年間習ったことの集大成として、心を込めてお弁当を作ります。
家庭でお皿に盛り付ける時とはまた別の難しさがお弁当にはあります。
それらの難しさはすべて幸せコースでお伝えしました。
お弁当に込める想いもお伝えしました。
絶対忘れてほしくないのは、誰に何の目的でお弁当を作るのかということ。
そして、包みを開いたときに、そこには「自分」(作った人)がいること。

「お弁当とは自分を持って行ってもらうことである。」

これがむそう塾のお弁当に込める想いです。
こちらには中川さんがお嬢さんや息子さんに作られたお弁当がたくさん載っています。
お嬢さんや息子さんは、中川さんの心を感じながらお昼のひとときが嬉しかったことでしょう。
冷凍食品をお弁当に詰めるお母さんもいるこの時代だからこそ、むそう塾では愛に溢れるお弁当を大切に伝えています。

 


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第144次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

京都ではソメイヨシノは満開を過ぎましたが、枝垂れ桜はまだこれからの所もあるようです。
例年より早く桜が咲いた3月24日の愛クラス。
その中からトップバッターのパスポート該当者が出ました。
愛クラスでは固く閉じた心と表情が気になったのですが、その後お電話で話をしながら彼女は心を開いてくれました。
「信じる」って強い力を発揮しますよ、と申し上げましたが、ちゃんと信じてくださって本当に嬉しかったです。
むそう塾を、そして中川さんを信じてくださってありがとうございます。
では、パスポート取得者を発表します。

 

<第144次 むそう塾 パスポート取得者>
Mo(69−5)さん

<寸評>
◆中川善博より
よくがんばりましたね。 ずいぶんひどいことを言いましたが、悪気は一切ありませんので許してくださいね。
しっかり私を信用して美風さんを信用して思い切って子供のように心を開いて下さった瞬間は本当に嬉しかったです。
これが中川式玄米炊飯の醍醐味だと強く感じましたし、間違いないのだと確信が持てました。
私からありがとうを言わせていただきます。
ほんとうによく頑張りました、恥ずかしかったろうに。 偉かった。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
Moさん、あの日お電話して良かったです。
たった1本の電話をあなたは100%活かしきってくださいました。
私の言葉をしっかりとキャッチしてくださいました。
甘えてくれて、ありがとう。
心を開いてくれて、ありがとう。
まだまだあなたは伸びます。
お子さんと一緒に成長の春になりましたね。
改めて、おめでとうございます。

 

 

<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。

 


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