今月のむそう塾は、2012年度の講座の最終回になります。
幸せコース・上級幸せコースともに最終回になるのですが、幸せコースでは卒業記念作品として、塾生さんが「お弁当」を作ってきて、それを中川さんが記念撮影します。
撮影の仕方は本格的で、お料理本の撮影と同じ方法です。
実際に中川さんが撮影された本も商業出版されています。
では、先日の撮影風景をご覧いただきましょう。
まずは教室に一番早く到着したTさん。
フタについた水滴などを拭っています。
どんなふうに撮るんだろう?
あ〜、何だかドキドキしちゃう。
撮影が終わったらやっと笑顔が出ました。
中川:ほら、こんなふうに写ったよ。
S:わー、綺麗!
次々と順番待ちです。
こうして全員のお弁当を撮影します。
1年間習ったことの集大成として、心を込めてお弁当を作ります。
家庭でお皿に盛り付ける時とはまた別の難しさがお弁当にはあります。
それらの難しさはすべて幸せコースでお伝えしました。
お弁当に込める想いもお伝えしました。
絶対忘れてほしくないのは、誰に何の目的でお弁当を作るのかということ。
そして、包みを開いたときに、そこには「自分」(作った人)がいること。
「お弁当とは自分を持って行ってもらうことである。」
これがむそう塾のお弁当に込める想いです。
こちらには中川さんがお嬢さんや息子さんに作られたお弁当がたくさん載っています。
お嬢さんや息子さんは、中川さんの心を感じながらお昼のひとときが嬉しかったことでしょう。
冷凍食品をお弁当に詰めるお母さんもいるこの時代だからこそ、むそう塾では愛に溢れるお弁当を大切に伝えています。