第145次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

京都は日に日に若葉が伸びて、目にやさしい景色になって来ました。
木々の成長を見ていると自分の成長にも似ていて、何となく一緒に成長したくなってしまいますね。
春というのは可能性の夢をくれて良いものです。
そんな中、子育てに追われながらも玄米ご飯を炊き、ご自分の内面を見つめながらやっと待ちに待ったパスポートレベルに達したKiさん。
お疲れ様でした。
では、パスポート取得者を発表します。

 

第145次 むそう塾 パスポート取得者>
Ki(69−1)さん

<寸評>
◆中川善博より
思ったよりも時間がかかったなぁと思われているかもしれません。
何度も「もうパスを渡してもいいかな?」と思う投稿もありました。
しかし投稿文の片隅にあなたの炊いてみての心情が綴ってあり、それを読む限りは「まだ渡してはいけないな、手を離すとブレるな」と思いました。
毎回、メールの末尾の心情を確認しながら米肌を見つめていました。
今朝のメールには喜びと強さを感じましたので、ここで一旦パスポートをお渡しすることにします。
絶対にブレないように、優しさも日々自己ベスト更新でおねがいしますね。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
お鍋が手に入るまではイメージトレーニングをし、さあ!と思えば、あれれと思うことがあったりして、順調に毎朝炊けるようになるまで時間がかかりましたね。
愛クラスでお伝えしたことを無条件で実行するのは、なかなか難しいものだと実感されたことでしょう。
そのくらい人間って知らず知らずのうちに、悪意なく自分の考えが入ってしまうのです。
教えられたとおりにするのは意味があるのだとご理解いただければありがたいです。
お子さんのためにも最高の炊き上がりをキープなさってくださいね。
おめでとうございます。

 

 

<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。

 


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京都 いづう ちらし寿司

きょうはHPの打ち合わせをします。
作ったままではなく、より良くするためにHPもお手入れが必要ですからね。
忙しい日々に追われて、まだカテゴリーの整理や「塾生の声」への記事追加が出来ていませんが、少しでも皆さんが読みやすいようにしたいと思っています。

そんなわけで昨日の夕ご飯は「いづう」さんのちらし寿司でした。
初めていただいたのは祇園のお店だったので、折箱に入ったのは今回が初めてでした。
う〜ん、2回目はまた感想が変わりますね。
中川さんのちらし寿司を味わってしまった私としては、甘味が気になりました。
むそう塾生の間ではお寿司革命が起きていますので、きっと感想は私と同じかと思います。

 

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さ、きょうも頑張ります!

 


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「WEEKENDERS COFFEE」 京都 元田中

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私は珈琲は苦手なのだけど、味を確かめたいという中川さんのおつき合いで行ってみた。
珈琲豆のお店にコーヒーを飲める空間があるという感じ。
雰囲気より味を追究するお店かな?

 
 

【ゆったりとエスプレッソを楽しむ「WEEKENDERS COFFEE」京都】

住所 京都市左京区田中里ノ内町82 藤川ビル 2F
電話 075-724-8182

 
 

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2012年度幸せコースが終了しました

昨日をもって2012年度の幸せコースのすべての授業が終了しました。
コースの12回目は各クラスで涙あり笑いありの感想をお話ししてくださって、いっぱい感謝の気持ちに包まれたひとときでした。
皆さんがそれぞれの環境で頑張ってくださって、その結果成長された実感をお話ししてくださる時の表情がたまらなく愛しかったです。
全員に対して我が子と同じ気持で接して来ただけに、心の変化を見逃すことなく最後まで確認できたことで責任を全うした感じがしています。
何人もの方から「むそう塾は単なるお料理教室じゃなくて人間塾だ」と仰っていただけたことは、当初から人間塾を目指していただけに、目的をご理解いただけた嬉しさがありました。

かなりの方がこれからも上級幸せコースに進まれて、さらなる成長に挑みます。
それぞれが目標を持ち、それに向かって努力する姿は尊くて眩しいです。
そして、そのお手伝いが出来ることに私も中川さんも、心からありがたく思っています。
皆さん、ありがとう!

全員にお祝いの言葉を送りたいのですが、代表してFuさんに送ります。
昨日のDクラスには、新潟から通ってくれたFuさんがいました。
以前にこちらの記事でも登場していただきましたが、彼女は包丁砥ぎが上手です。
中川さんから「むそう塾生の中で一番上手!」とのお墨付きをもらいました。
昨日感想を述べてくださるときに、「京都まで通うのは仕事や交通の関係から大変かもしれないけれど、自分は今まで後悔ばかりして来たから、今度こそそれを乗り越えよう!」と心に決めて通ってくれたとのこと。
幸せコースを知ってから4年目の行動でした。

何か一つでも自信をつけたいと思って、彼女は包丁砥ぎにトライしてくれました。
口数が多いわけでもなく、地道に努力されていたので目立った存在ではなかったのですが、コツコツと努力されたことはちゃんと結果になって実を結びました。
下の写真をご覧くらさい。
彼女が砥ぎ上げた包丁です。
見事に綺麗な刃がついています。
初期の頃の間違った砥ぎ方の傷が残っていますが、それはご愛嬌ということで(笑)

これを有次さんに持って行ったら驚かれることだろうと中川さんが話していましたね。
有次さんでもビックリするような包丁砥ぎが出来るFuさんって、何て素晴らしいのでしょう。
それは単に技術の問題ではなくて、心のありようの問題でもあるからです。
所作には心がすべて反映されてしまうことを知ったFuさんは、きっと日々を大切に丁寧に生きてくれるに違いありません。
それこそがマクロビオティックの哲学部分を現実に実行してくれていることになります。
素晴らしいお手本を示してくださって、ありがとうございました。

こうして多くのむそう塾生が幸せになり、その幸せが周りの人にも伝播してくれることを心から願っています。
皆さん、一年間お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

 

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(Fuさん:いつもニコニコしています。お洋服選びがなかなかお上手です。脚もきれい!)

私は昨日、「後悔するなら行動してから後悔しろ」という話をしました。
ちなみに、思い切って行動した結果、後悔はありましたか?

 


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信じることの素晴らしさ 信じられることの有り難さ

「私は人を信じられない」という人がいます。
中には過去に裏切られた経験があるとか、騙された経験があるからとか言う人もいます。
でもね、私はそれでも信じましょうと言いたいです。
なぜなら、最初から相手を信じない、疑うというのは、自ら負の波動を出しているからです。
自分からマイナスの波動を出しておいて、プラスの波動だけを引き寄せようなんて虫が良すぎるというものです。

マクロビオティックの陰陽で考えても、何かを引き寄せるのは陽性の力です。
ですから、誰かと良い関係を築きたい、今より良い方向に進みたいと思ったら、まずは信じることからスタートするのが当然だと思うのです。
自分の身近に「この人!」と思える人がいたら、徹底的に信じましょう。
信じて信じて信じ抜きましょう。
仮に相手から何の反応がなくても。

そのうちに、ふとその反応があったりします。
そのうちって、何年も要することもあります。
でも、人を信じることって不快なことではないので続けられます。
もし何年も経って一切反応がない場合は、あなたの目利きが悪かったのです。
それとも、あなたの信じ方が弱かったか、どこかに迷いがあったかのどれかです。
もし反応があったら、徹底的に相手の懐に飛び込みましょう。
徹底的に。
ここが大事です。

先日、私はツイートで次のように呟きました。
「原則は信じることですね。私はどこまでも相手を信じきります。相手が私の気迫に負けるまで(笑)」
これは根性論ではなくて、パワーの問題にもなります。
相手を信じ切るにはパワーがいるからです。
陰性だと途中で余計な考えが入ってきたり、他人の言動に動揺して信じる気持ちがぐらつくからです。
強い意志をもって信じ切るには、それなりのパワーがいるのですが、そこが今一つの人が多いように思います。

パワー不足とともに、「信じるに値する人」が少ない時代なのかも知れません。
でもね、少なくても夫婦間では信じ合えなければ駄目です。
人間関係の基本は信頼なのでね。
だから子育てでも、3歳までにまずは親子とくに母子の信頼関係を築くことを大事にしているのです。

それから、人を信じるには勇気や覚悟も必要です。
もし裏目に出てしまったら傷つくからと考えて、それが怖くて信じない人がいます。
でも、裏目に出たとしても、それらの負の結果をすべて背負える覚悟があればいいだけのことなのですが、この覚悟力も足りない人が多いです。
失敗を必要以上に恐れるんですね。
これは多くの若者に見られる傾向です。

こんな時代だからこそ、信じることの素晴らしさと、信じられることの有り難さをお伝えしたいと改めて思う朝でした。

 
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(しっかり信頼関係を築いて上手な子育てをされています。3人目です。)

 


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