治部煮 加賀屋 京都店

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(治部煮 by  加賀屋 京都店)

立春を過ぎたといってもまだまだ寒い日は続きます。
光に春を感じながらも、体には温まるものを。
加賀の伝統料理「治部煮」はそんな日にピッタリです。

 

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カウンター席は一人で気楽に座れるので、私は京都に来るようになってから何回もここに座りました。
アラカルトで注文するのが一番楽しいです。
京都タワーを眺めながら美味しいものをつまみ、時にはちょっとアルコールを。
心と胃袋と目に嬉しいひとときが流れます。
昨日はあいにくの雨模様でしたが、夜の眺めは格別かもしれません。
「加賀屋 京都店」は、京都伊勢丹の8階にあります。

 


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鱈の白子

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(鱈の白子 ポン酢仕立て)

美味しかった。
実に美味しかった!

 

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(加賀屋 京都店)

 


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第135次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

きょうは立春です。
春の文字が入ると言葉の響きとしてなんだか嬉しくなりますね。
寒い冬から暖かい春への序章を感じるからでしょうか。
ところで1年前の1月1日、玄米投稿をされながらも中川さんから「玄米炊飯よりもっと大事なことがあるよ」と諭され、1年間玄米投稿を休まれていたTeさんが、東京の新年会に参加してくれました。
そこで私といっぱい話をして泣き、玄米投稿の再開を約束して別れました。
その後見事に約束を実行してパスポートに漕ぎ着けてくれました。
嬉しかったです。
おめでとう!

<第135次 むそう塾 パスポート取得者>
Te(55−5)さん

<寸評>
◆中川善博より
苦労をして、私に叱られながらもご自分探しをされて、強くしなやかに進化出来ました。
新年会に持って来られた玄米ごはんを試食して今日のこの日を確信しておりました。
パスまで少し時間はかかりましたが、この時間は決して無駄ではありません。
ブレないように、しなやかに美味い飯を炊き続けて下さい。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
Teさん、頑張りましたね。
新年会で私のかけた言葉をしっかり反芻して取り組んでくださったのが実りましたね。
ご主人とのこと、お子さんとのこと、すべてはまずあなたから変化を。
これが実践できるかぎりご家庭は大丈夫だと思います。
髪を短くしたあなたは明るくなりました。
新しいあなたと5月から一緒に学び合えることを楽しみにしております。

 

 

<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。

 


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節分会 吉田神社

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(山蔭神社の前で)

 

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(豆茶をいただいているところ)

 

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(炭火)

 

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(年越し蕎麦)

 

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きょうは節分会があるため、幸せコースの授業が終わってから吉田神社にお参りをしました。
吉田神社の中には山蔭神社というお料理の神様がいらっしゃるのです。
すぐそばにはお菓子の神様もいらっしゃいます。
Bクラス全員で仲良く参道を歩きながら、昨年もこの参道を妊婦二人を含むクラスメイト全員でお参りしたことを懐かしく思っていました。
今年のクラスは妊婦さんはまだいませんが、これから妊娠してくれるであろう候補者が出てきてくれて嬉しかったです。

むそう塾生全員のお料理の上達と健康とお幸せを心からお祈りしております。

 


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マクロ美風の体験的マクロビオティック 結婚

離婚してからの私は負から再出発すべく働きまくりました。
昼は会社で経理をして夜はクラブでレジをしていました。
一日中そろばんをはじいてお金を数えていたのですが、不思議と飽きることもなく楽しかったです。
特に夜は社会の裏側が見えて面白いものでした。
男と女の本音が渦巻いていて、もともと人間好きの私はレジでありながらもお客さんと会話をすることも多く、チップもいただいたりして潤っていました(笑)

昼間のお給料より夜のお給料の方が勤務時間の割りには高く、さらに夜はチップという臨時収入もあって、お給料はそのまま貯金してチップで生活できました。
高度経済成長時代の恩恵だったのでしょう。
なにしろ働いてばかりなので遊ぶお金はいらないし、お洋服は自分で縫うので生活にそんなにお金がかからなかったのです。
そうこうして結構なお金を貯めてから資格を取るべく、それらの職場を辞めて横浜から東京に移りました。

法律の勉強をしながら弁護士の私設秘書として働くことを許され、勉強の環境を整えて協力してくださった先生方には感謝以外の言葉はありません。
司法試験で苦労された先生からは、勉強の仕方や生活の仕方、はたまた恋愛の仕方まで教えていただきました。
恋愛の仕方?と疑問に思われるかも知れませんが、勉強をするためには勉強ばっかりしていてはいけないよという視点での話です。
つまり人間関係を上手くこなしながら効率よく勉強をする方法を教えてもらいました。
逆説的に「こうしているから訴訟になるんだ」という裏側も学ぶことができて、法律の勉強とお仕事は実に楽しかったです。
そして今もしっかり私の中で役立っています。
人生で一番学びの多かった時期でした。

振り返ってみると、私は離婚を境にやっと人間の裏面を知り始めたのだと思います。
一人で苦しむ中で自分とは違う考え方をする人間の存在を知り、その人の生い立ちまで遡って深く人の心を考えるようになりました。
そんな意味で親の愛情に恵まれてのほほんと生きてきた私にとって、離婚は私に人間としての奥行きをどーんと放り込まれた出来事でした。
できれば離婚は避けるべきものかもしれませんが、私にとっての離婚は人間性を高める意味でも大いに肥やしになりました。
今では離婚を経験して良かったと思います。
あれが同棲だったら少し受けとめ方が違っていたことでしょう。

さて、そんな再独身生活に別れを告げる日が突如としてやって来ました。
忘れもしないバレンタインデーの日です。
勉強仲間だったCさんの事務所に書類を届けに行って食事をご馳走になり、その後入った喫茶店でたまたまバレンタインデーであることを知り、私から「結婚しようか」と言ったのでした。
「うん、いいよ」というCさんのひと言で結婚することになったのでした。
なんていい加減なことか。
たしかに交わした言葉はふた言ですが、きっと勉強期間中のCさんの真面目さを肯定していたのかも知れません。

こうして4月1日から二度目の結婚生活が始まりました。
夫になったCさんとともにバツイチ同士の再婚でした。
私38歳、夫40歳。
翌年には長男が生まれ、たった1回の喧嘩もすることなくここまでやって来ました。
私と知り合った時、夫はすでに別居中だったので、離婚をして私を入籍してくれました。
離婚当時10歳だった夫の子供には成人になるまで仕送りを怠りませんでした。
生真面目な夫の性格そのものです。

今まで私の息子には私達夫婦が再婚同士であること、そして母親違いの姉がいることは話していませんでした。
でも息子も24歳になり、彼女との別れも経験したりして、男女の別れが少しは理解出来るようになったかなと思って夫とともにこの話をしました。
ブログの記事で真実を知るというのは避けたかったからです。
息子はビックリしていましたが、大人の理解ができたように感じました。

こうして一つの別れ(陰)と一つの結びつき(陽)が生まれ、これが繰り返されて人々は生きて行くのですね。
まさに陰陽です。
生から死へ向けて、下車する駅がわからないまま私たちはその電車に乗り合わせます。
どこから乗ってどこで降りてもそれは自由です。
どんな人とどんな会話をしようとそれも自由です。
ただ一つ、他人を傷つけたり物を壊してはいけません。
相手のテリトリーに入りすぎてもいけません。

その間合いを私はマクロビオティックを知ってから実に良く判るようになりました。
陰と陽という二つのエネルギーで物事をみて、あらゆる出来事にあてはめて考えるその考え方は、波立った心を静かにしてくれます。
絶望の中にも希望を見い出せます。
わずか40年の間に起きた結婚・離婚・結婚・出産。

それはマクロビオティックを知らない時の出来事でしたが、今ならこう考えるという視点がたくさんあります。
それをいっぱい織り込んでご相談を受けた皆様にアドバイスとしてお返ししています。
私のお恥ずかしい体験ですがマクロビオティックを知ることによって、「ああ、あれは無駄ではなかったのだ」と心から思えました。
どんなに理不尽な体験であっても、それは必ず活きる時が来ると信じて疑いません。
桜沢如一先生が言われるように、迷った時には厳しい方を選ぶことが出来ればまず人生は間違いないと思えます。

「王道を生きる」ことを自分の生き方として、これからも歩み続けたいと思います。

 

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(アルストロメリア 青文字 京都ホテルオークラにて)

 


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