玄米ご飯の炊き方秘伝(第71回・72回愛クラス)受付開始

腸の状態がその人の健康を左右することに、最近は多くの人が薄々気づくようになって来たような感じがします。
それはその類の本も多く出版され、商品も販売されているからです。
しかし、中には怪しい商品もあり、それを使うことによってかえって腸の働きが弱まると思えるものまであります。
人間にはもともと自然治癒力が備わっているのですから、それを最大限に引き出せば良いのであって、それをせずに安易に何かの方法に頼るのはおすすめしません。

そこで、現実的にはどうしたらその自然治癒力を高められるのかということです。
方法は何通りもありますが、一番簡単で効果的なのが食べ物を見直すことです。
多くの人は一日3回のお食事をし、毎日それを繰り返します。
この繰り返すというところが一番効果的で、他の方法のようにわざわざ感がありません。
ここをターゲットにして食の改善をすることが最も健康への近道となるわけです。

日本人で繰り返す食べ物といえば主食です。
それもご飯。
それを見直して玄米ご飯にしてみる。
たったそれだけのことでも、あなたの腸は雄弁に体調を物語ってくれます。
今まで気にしなかったであろう腸との対話。
これが玄米ご飯では可能になるのです。

むそう塾では、そんな自然治癒力を高めるための入門として、玄米ご飯を白米のように軟らかく炊く独自の方法と指導法を確立しています。
一度京都にお出でいただくだけで、後はご自分で炊いた玄米ご飯を写真撮影してメールで送っていただくだけです。
それを「玄米炊飯投稿」(略称:玄米投稿)と呼んでブログに掲載し、玄米ご飯をなぜ軟らかく炊く必要があるのかを懇切丁寧にご指導しています。

そこには教える方も教わる方も愛なくしてたどり着けない場面が多々あります。
なぜなら玄米は白米より炊き方が難しいので、その難しさに挫折してしまいそうになるからです。
でもむそう塾では、ご縁のあったかたにほんまもんの健康を手に入れてほしい一心で、この講座を開いています。
聞きなれないでしょうが、「愛クラス」とはそんな講座です。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
・「玄米ご飯の炊き方秘伝 第71回愛クラス」
・「玄米ご飯の炊き方秘伝 第72回愛クラス」

【開催日】
・2013年5月26日(
・2013年6月23日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・2回の炊飯デモ&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物・三年番茶)

【特典】
・ブログによる「玄米投稿」の写真指導
(パスポート取得者の投稿期間:5月26日開催→6月5日までのうち3回まで)
(パスポート取得者の投稿期間:6月23日開催→7月3日までのうち3回まで)
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:45 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
15:00~17:30 玄米炊飯デモ&試食/圧力鍋の手入れ法/お米・お塩の診断
17:30 記念撮影・解散
18:00~20:00 マクロ美風との懇親会

【定員】
各10名

【受講資格】
・飲食店/お料理教室関係者を除く一般の方
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用している玄米とお塩を少々(診断用)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
26,250円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
2013年5月6日(月)21:00よりHPの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

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(玄米の筍ご飯 炊飯&写真:中川善博)

 


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第150次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

第150次 むそう塾 パスポート取得者>
Ki(70−7)さん

<寸評>
◆中川善博より
恐れいりましたの一言ですね。 なんという学習能力でしょうか。
あなたの2回の投稿は普通の若い衆の何十回分の学習がなされています。
食べにくい玄米ご飯をここまで食べやすく炊ける腕を身につけられたご自分を褒めて上げて下さい。
私は道をお示ししただけです。あなたの学ぶ姿勢と意志の力の賜物です。
これからはこのレベルの柔らかさのご飯をずっと召し上がって下さい。
米が変わったり環境が変わって、工夫の域を超える疑問が出たときはいつでもメールでご質問下さい。
常に私はお傍に居ります。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
やはり、私の勘は的中しました。
きっとKiさんが一番早くパスポートを取得されると思っておりました。
愛クラスが始まる前にパソコンやデジカメの練習をされ、玄米投稿がスムーズに出来るように努力をされていたKiさん。
「若い者に迷惑をかけないため」とおっしゃって。
それがどうでしょう。
たった2回の玄米投稿で、一番最初にパスポートに到達されました。
72歳にしてこの快挙!

正直なところ、私の気持ちは「若い者は何をしてるんだ!」と叫びたいです。
愛クラスの開催日からもう三日目を迎えました。
この間にこれだけの開きは、人生に換算すると大きいです。
Kiさんの人生に対する真摯な姿勢に、私も中川さんも学ばせていただきました。
ありがとうございます。
息子さんもさぞかしお喜びになられることでしょう。
これからもまた、お会い出来る機会がありますように。
おめでとうございます!

 

 

<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。

 


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中川式糠漬けについて(講座のご希望も含む)

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中川さんの糠床は、今こんな状態です。
昨日は暖かかったので2樽増やしました。
60リットル容器で7個になりました。
これがさらに熟成して、もっと美味しくなってからご予約いただいた方々に発送します。

40年近く一級の糠漬けを管理し続けた実力は、そのままむそう塾の糠漬け講座に反映されて、塾生の皆さんのお宅でも同じ糠漬けが出来るようになっています。
ところがこの管理が実に難しいのです。
ちょっとしたことが原因で死んでしまったりするからです。
それで、来る日も来る日も糠漬けの相談メールにフォローのお返事をする中川さんです。

それは、この糠漬けの乳酸菌で腸を元気にして、真の健康を手に入れて欲しいからです。
健康は腸から。
そのためには発酵食品を。
我が家の息子もこの糠漬けがアトピーの改善に大いに貢献してくれています。
大事に大事に育てた糠床が、嫁ぎ先でも元気でご家族の健康に貢献して可愛がってもらえますように。

今年は例年より気温の低い日が多いので、糠床の状態が少し遅れ気味です。
これからの気温次第でグングン変化して行きますけどね。

ところで、糠漬け講座を受けたーいという人はまだおられますか?
あと一日だけなら追加開催が可能です。
講座内容はこちらに準じます。
日程は6月22日(土)ですが、ご希望者はコメント欄に受けたいよ〜って書き込んでください。
パスポート取得者でないと受講できないので、現在玄米投稿中のかたはパスポートが取れるまである程度待ってあげたいと思います。
が、しかし、果たしていつまで待てる席が確保できるかどうか分かりません。
ある程度のところでご縁のあった方だけに絞らせていただくことになるかと思いますが、その場合は何卒ご容赦を。


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糠床の塩加減の目安として時間があります。
当然のことながら夏と冬では漬かり時間が異なります。
写真の糠漬けは10時間漬けたもの。
一見すると生の胡瓜のように見えますが、しっかり漬かっているのです。
これが発酵の力です。
発酵していない糠まぶしの塩漬けとは旨さが違います。

 


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玄米ご飯の炊き方秘伝 受付日のご案内

「玄米ご飯の炊き方秘伝(第71回・第72回 愛クラス)」の受付を、5月6日(月)21:00から開始します。
講座内容は第70回愛クラスに準じます。

「これから開催予定の講座案内」でご確認ください。

 

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(玄米ご飯 by 中川善博)

 


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味覚における慣れの恐ろしさ

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(福ZEN iPhone撮影)

写真のお料理は、昨日の愛クラスでお出しした福ZENです。
一度のお食事でこのおかずの量は多いのですが、中川さんのお料理の味を楽しみに来られる方のために、色々なお味を盛り込んであります。
この時にいただいたお料理の美味しさが忘れられずに、幸せコースを目指す人もいらっしゃって人気の福ZENなのです。

ところがこのお料理を味が薄くて水っぽく感じたと感想を述べられている人が昨日いらっしゃいました。
それで納得!
彼女の体調がよく判りました。
かつて私も歩んだ道ですから(笑)
つまり塩分慣れしてしまっているんですね。
私がこのことをハッキリ自覚したのは、初めて中川さんのお料理をいただいた時でした。
それから何回も何回も中川さんのお料理をいただきに京都まで通いました。
そして中川さんの塩分濃度でお料理をしてみました。
するとやっぱり予想した体調の変化があったのです。

古い記事ですが、ここに書かれていることを再認識した出来事でした。
お酒をいただくから濃い味が美味しく感じる。 → 濃い味のお料理が並ぶからお酒がほしくなる。
この循環のなかにいると、いつしか体が本来求めていない味を美味しいと感じてしまいます。
ここが体調のバランスが取れなくなる始まりですね。
つまり塩分は薄い方にも濃い方にも慣れるのです。
この慣れが後々体調不良の原因になったりしますので、ぜひ本当のお味が判別できる体調でいてください。
「生活習慣病」というのはまさに言い得て妙な名前なのです。

濃い味も薄い味も、その結果の体調も経験したマクロビオテッィクの先輩として、後輩に一番伝えたいことです。

 


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