昨日をもって2012年度の幸せコースのすべての授業が終了しました。
コースの12回目は各クラスで涙あり笑いありの感想をお話ししてくださって、いっぱい感謝の気持ちに包まれたひとときでした。
皆さんがそれぞれの環境で頑張ってくださって、その結果成長された実感をお話ししてくださる時の表情がたまらなく愛しかったです。
全員に対して我が子と同じ気持で接して来ただけに、心の変化を見逃すことなく最後まで確認できたことで責任を全うした感じがしています。
何人もの方から「むそう塾は単なるお料理教室じゃなくて人間塾だ」と仰っていただけたことは、当初から人間塾を目指していただけに、目的をご理解いただけた嬉しさがありました。
かなりの方がこれからも上級幸せコースに進まれて、さらなる成長に挑みます。
それぞれが目標を持ち、それに向かって努力する姿は尊くて眩しいです。
そして、そのお手伝いが出来ることに私も中川さんも、心からありがたく思っています。
皆さん、ありがとう!
全員にお祝いの言葉を送りたいのですが、代表してFuさんに送ります。
昨日のDクラスには、新潟から通ってくれたFuさんがいました。
以前にこちらの記事でも登場していただきましたが、彼女は包丁砥ぎが上手です。
中川さんから「むそう塾生の中で一番上手!」とのお墨付きをもらいました。
昨日感想を述べてくださるときに、「京都まで通うのは仕事や交通の関係から大変かもしれないけれど、自分は今まで後悔ばかりして来たから、今度こそそれを乗り越えよう!」と心に決めて通ってくれたとのこと。
幸せコースを知ってから4年目の行動でした。
何か一つでも自信をつけたいと思って、彼女は包丁砥ぎにトライしてくれました。
口数が多いわけでもなく、地道に努力されていたので目立った存在ではなかったのですが、コツコツと努力されたことはちゃんと結果になって実を結びました。
下の写真をご覧くらさい。
彼女が砥ぎ上げた包丁です。
見事に綺麗な刃がついています。
初期の頃の間違った砥ぎ方の傷が残っていますが、それはご愛嬌ということで(笑)
これを有次さんに持って行ったら驚かれることだろうと中川さんが話していましたね。
有次さんでもビックリするような包丁砥ぎが出来るFuさんって、何て素晴らしいのでしょう。
それは単に技術の問題ではなくて、心のありようの問題でもあるからです。
所作には心がすべて反映されてしまうことを知ったFuさんは、きっと日々を大切に丁寧に生きてくれるに違いありません。
それこそがマクロビオティックの哲学部分を現実に実行してくれていることになります。
素晴らしいお手本を示してくださって、ありがとうございました。
こうして多くのむそう塾生が幸せになり、その幸せが周りの人にも伝播してくれることを心から願っています。
皆さん、一年間お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
(Fuさん:いつもニコニコしています。お洋服選びがなかなかお上手です。脚もきれい!)
私は昨日、「後悔するなら行動してから後悔しろ」という話をしました。
ちなみに、思い切って行動した結果、後悔はありましたか?