世間一般では白米が食べられているのに、なぜむそう塾では玄米の炊き方を教えるのか?
答えは簡単、美味しいからです。
そして満足感があるからです。
副産物として体調が良いからです。
でも、玄米は体に悪いから食べてはいけないという人や考え方があることも知っています。
そして何が体に悪さをするかも知っています。
それらを知ったうえで玄米炊飯に取り組んでいると、玄米が体に悪いという人たちの言い分がまだ未熟であることを知ります。
玄米を研究していくと、恐ろしいくらい多くの情報を玄米が教えてくれます。
残念ながらまだ玄米の凄さを知り抜いていない人が発信している情報が多いように思います。
私は単純に思うんですよね。
玄米って稲の種でしょ?
その種を食べてどうして体に悪いのって。
大豆も小豆も種です。皮のまま食べます。
さすがにサヤは食べませんね。
玄米も籾殻は食べませんが、豆の皮に相当する米糠部分も食べることがそんなに危険なこととは思えないのです。
幸いなことに大豆や小豆は料理方法が確立されているので、体に良い食べ物として認識されていますが、玄米は豆よりもっと硬かったために、炊き方が難しくてなかなか広まらなかっただけだと思います。
それよりは精米する方が簡単だったため、白米で食べることが主流になったのでしょう。
ですから、米農家さんが白米を食べるのは玄米の怖さを知っているからだという意見は当たらないと思います。
今までの技術では白米の段階まで精米しなければ食べられなかったお米でも、色々な道具が登場したことにより、玄米のままでも美味しく体に負担なく食べることが可能になって来たと解釈するのが自然だと私は思います。
私は栄養学云々というつもりはありませんが、明らかに白米より玄米を食べた方が心身両面で満足感があるので、単純に考えても玄米の方が力があるなあと実感しています。
世間の玄米反対派のほとんどは、玄米の炊き方を白米よりちょっと工夫をしたくらいで終わっています。
しかし玄米はその程度のことでは白米なみの消化は期待できません。
その結果、消化不十分によって引き起こされる様々な症状を「玄米が悪い」というところに持っていってるんですね。
これでは玄米が可哀想です。
玄米が白米なみに消化できる段階まで炊けば、玄米は白米以上の力を発揮してくれます。
ここが玄米を推奨する人たちの言い分です。
では現実問題として、どんな玄米ご飯だと食べても良いのかを写真でご紹介しましょう。
この玄米ご飯はOKです。
これもOKです。
これはダメです。
これもダメです。
残念ながらこれもダメです。
この判断基準はいずれもお米の粒がどの程度ふっくらと開いているかを見ています。
詳しくはこちらの「玄米の炊き方指導」にある膨大な写真で、より具体的に勉強することができます。
でも、まだこちらの指導記事でも炊き方のすべては書いておりません。
それは実際にデモをしながらお伝えしたいことがあるからです。
なぜなら、香りや触った感触は文字や写真や動画でもお伝え出来ないからです。
ところで、むそう塾は玄米ご飯だけをお奨めしているのではありません。
白米もちゃんと洗い方から教えています。
こんなに美味しい栗ご飯の炊き方もちゃんと教えていますので、玄米教だなんて思わないでくださいね。
さてさて、ここで大事な情報です。
先に玄米はいっぱい情報をくれると書きましたが、311以降、年々玄米は硬くなってきています。
京都においてもそのことをお米が教えてくれています。
ということは、玄米は硬くなる必要性があるということですね。
私たちの暮らし方も注意せよということなんだと思います。
常々玄米に真摯な姿勢で向き合っていると、玄米が発してくれる情報をキャッチできます。
そんな視点としても玄米と白米の差は大きいです。
悪いから避けるという論法ではなく、玄米そのものの存在意義も含めてもっと大きな視点で物事を考えられたらいいなと思います。
この記事が玄米に対する誤解を少しでも払拭してくださるお役に立ちますように。
美風さん こんばんは。
私は、今年の夏の暑さで玄米が食べられなくなり
白米を食べていました。
白米を食べると玄米を食べていた時より睡眠時間が長くなり
目覚めが悪く、体調も暑さの為かあまり良くなかったのですが
8月の愛クラスを再受講して玄米を食べると睡眠時間が短くなり
白米の時とは違いスッキリと目が覚め、体調も良くなりました。
白米と玄米で目覚めがこんなに違うのにはビックリですが
R投稿後、玄米ご飯が最近まで上手く炊けなくなり
玄米を食べていても体調も気分も不調が続いていました。
(玄米を食べても体調が良くならないので白米を食べる事が
多かったです。)
そして、最近やっと玄米ご飯が再び上手く炊けるようになると
体調も気持ちも良くなって来ました。
「何を食べても元気」が理想ですが、今の私は消化吸収の良い
玄米ご飯を食べる事が元気の源です。
ペロリさん、おはようございます。
(;^ν^)ぐぬぬ…
これは玄米ご飯がパスポートレベルを下回った時に起きる現象を体験されていますね。
こんなことになるのが目に見えているので、パスポートレベルのキープを口うるさく言っているのです。
玄米ご飯が食べたくないということは、体が求める炊き上がりになっていないと素直に受け取りましょう。
一番この感覚に敏感なのが子供です。
子供に拒否されたら、すぐ愛クラスを再受講して修正してほしいと、皆さんに対して思っています。
ペロリさんの炊飯は精神的な影響を受けやすいので、まずはそちらを穏やかにすることが大事かと思います。
あとはおかずの調整が陽性なものが多くないかどうかを考えます。
もしおかずに陽性な仕上がりのものが多いと、夏場は玄米ご飯が入らない人が出てきます。
中川式ではあまりないことですが、炊き方がイマイチになるとこのような現象が起きてきますので要注意です。
ご参考になさってください。
美風さん、こんにちは。
バランスのとれた栄養とエネルギーを持つ玄米の存在が、震災のときに『これさえあれば大丈夫!』と心強い支えになってくれたことを思い出します。
まさに私の心と体の軸になってくれています。
でも最近体調を崩してしまい、玄米を食べたくならない日が続き、食べ物の消化吸収にはエネルギーが必要なのだな、とつくづく思ったことでした。
子供には玄米ご飯が以前よりは受け入れられつつあります。
これからも毎回の炊飯に丁寧に丁寧に向き合っていこうと気持ちを新たにできました。
基本に帰れる記事を、ありがとうございました。
てんこさん、おはようございます。
>でも最近体調を崩してしまい、玄米を食べたくならない日が続き、食べ物の消化吸収にはエネルギーが必要なのだな、とつくづく思ったことでした。
おや、体調を崩されたのですね。
風邪ひきさんが多い季節でもありますので、要注意ですね。
病気をするとおかゆを食べたがったり、喉越しの良いものをほしがったりするのは、消化にエネルギーを奪われたくないという体の声ですが、それだけでは陰陽で考えると不十分ですよね?
そんな時こそ陽性のエネルギーで助けてあげたいものです。
ここでも中川式の炊き上がりが重要性を帯びて来ます。
確実に消化吸収の良い炊き上がりになるかどうか、少し体調が快復されてからでも良いですから、写真を中川さんに送ってチェックしてもらってください。
もしかしたら炊き上がりに変化が出ている可能性があります。
特に新米になってからね。
お子さんのためにも、最高の炊き上がりのご飯を食べさせてあげてほしいです。