こうしゅうくんのママお料理おいしかったよ、ぼくのママにも教えてあげて

塾生のさっこさんからメールをいただきました。
彼女は上級幸せコースを修了して、今はお仕事をしながら子育てを頑張っています。
中川さんから教わったお料理をちゃんと復習して、お料理や編み物をこなしながら忙しい毎日をこなしています。
昨日も東京の講座でお会いして、お元気な様子に安心したばかりです。
初めて愛クラスにいらした時から比べると、もう別人かと思えるほど変化して来ました。
やはり行動的なお仕事が良かったようです。

ところで、中川さんはお料理を教えるときに、洗い物を一つでも少なくする方法で工程を考えています。
忙しい主婦でもササッとお料理が出来るように考案された料理方法が、こんな場面でも力を発揮してくれたことが嬉しいです。
嬉しい内容のメールだったので、みんなで共有したいと思って記事にさせていただきます。

 
 

<さっこさんからのメール>

美風さん、おはようございます。

金曜日の夜、仕事のママ友だちとその子どもたちを招いて、
ホームパーティーをしました。
月1くらいでみんなで飲み会をしていたのですが、
今回はお店の予約が取れなかったのでとっさに「うち、来る?」と言ってしまったのでした。笑

ママ4人と子どもが5人、
唐揚げやポテトフライ、玄米チャーハン、おにぎり、パスタ、
酢の物、こんにゃく直鰹煮、れんこんボール、揚げ浸し、つみれのお汁、、、
中川さんがブログで紹介されていた、ブロッコリーにベーコンとチーズを合わせてオーブンで焼いたものや
枝豆の茹で方も、ブログ記事を思い出しながら
とにかくたくさん、たくさん作りました。
お友達を招くにあたって作りたいと思ったのはやっぱりむそう塾で教えていただいたメニューで、
そのどれもが好評で、あっという間になくなっていきました!!!

ママたちも喜んでくれたけれど
やっぱりうれしかったのは子どもたちの笑顔で
とくにおにぎり、ポテトフライ、れんこんボール、唐揚げは大人気でした。
こうちゃんはまだみんなが来る前からつまみ食いして、にこにこ笑
大人はお酒をたのしんで、子どもたちは食後の果物もモリモリ食べてました。

美風さん、わたしうれしかったです。

いちばんうれしかったのは
5歳の男の子が、普段はやんちゃでちょっとナマイキ君なのに
気づいたらわたしの隣に来ていて、
「こうしゅうくんのママお料理おいしかったよ、ぼくのママにも教えてあげて」
と、言ってくれたことでした。
思わずママたちと大笑いしてしまいました。

いっぱい作りながら
組み合わせや毒消しのことを思い
合間に片付けをしながら、洗い物の少なさに改めて感動し
ママたちと談笑しながら、中川さんと美風さん、クラスメイトの笑顔が浮かぶのでした。

Twitterやメールなどでもあまりご連絡ができなくなってしまいましたが
いつまでもむそう塾がだいすきです。

ありがとうございます。

写真は、うれしそうにポテトを頬張るこうちゃんです♪

さっこ

 
 

こうちゃん

 


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<必読>鉄火味噌の復習写真を送る時の注意事項

先日鉄火味噌の復習写真をアップしました。
写真を並べてみると、自分のレベルが判って、参考になることが多いかと思います。
きょうも復習写真を掲載します。

まずは、Jさんから送られてきた画像です。
神保 鉄火味噌

小さすぎて判断できません。
そこで昨日Jさんからいただいた鉄火味噌を私がiPhoneで撮り直しました。

神保千鶴 鉄火味噌1

色は実物を反映しているのですが、茶色が濃くて粒の判断がしにくいですね。
そこでもう一枚写しました。

神保千鶴2

さっきよりは判別しやすくなりましたが、実物の色より薄くなってしまいました。
鉄火味噌の仕上がりを判断するときに色はとても重要です。
火の通り具合が色に現れるからです。
では、他の方の鉄火味噌も見てみましょう。

Aさん
麻生愛 鉄火味噌

Hさん
平賀 鉄火味噌

Nさん
中村 鉄火味噌

*   *   *

むそう塾生は玄米投稿の時に指導されたように、写真で指導を仰ぐ場合はいかに相手に実物どおりに伝えるかを工夫するのがお約束になっています。
目で見たままを反映してください。
そして玄米投稿で指示された大きさの写真にすることは当然です。
それから鉄火味噌の場合は、下記の項目を書いた方が判断の助けになります。
1 刻みに要した時間
2 火入れに要した時間
3 作ってみて気がついたこと
4 召し上がった感想

少しでも効果のある鉄火味噌を作るために、むそう塾ではこうして講座が終わった後でも、中川さんが写真指導をしています。
玄米投稿と同じく、中川さんに指導してもらうことによって、格段に仕上がりのレベルが上がりますので、習いっぱなしにしないで、ちゃんと復習をして自分のものにしてくださいね。
鉄火味噌は体調不良の時のお守りになります。

 


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「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@東京」最終回が終了

陰陽落としこみ講座 東京1
(中川さんの体験話を聴いているところ)

2013年10月6日(日)、「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@東京」3回目を開催しました。
今回は無双原理という難しい内容に挑戦していただきました。
ちっとも落とし込めないと思われたかたもいらっしゃるかも知れません。
でも、それは無双原理が難しいからなのであって、学校でも習ったことのない思考順序をたどるからです。
実はその考え方こそが真実を見抜いて行く力を持っているのです。

桜沢如一先生の言葉として「「陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生よ」というものがあります。
それほど難易度が高いことがお解りいただけましたでしょうか。
ですから、わずかな時間の講義でそれを魔法のように解ることはありません。
でも、桂剥き投稿で頑張ったように、1日に薄紙1枚でも良いから進めば、「出来ないことが出来るようになる日」が夢ではなくなります。
精進を続けてください。

 

陰陽落としこみ講座 東京3
締めくくりはいつものお蕎麦屋さんで。
こまきさん(左)と子象さん。

陰陽落とし込み講座 東京2
いつもオシャレなみゆきさん。

「続編を!」という声をいただいて、ありがたいことです。
もし続編があるとするなら、私がしたいのは徹底的な各論です。
具体的には中川さんのお料理のポイントを無双原理で解く講座なんていいなぁと思うのです。
昨日無双原理の十二定理のうち、「陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず」の話をしたのですが、中川さんが「◯◯料理の極意やなぁ」と思ったと後で話してくれました。
それを色々なお料理で解説したら面白いだろうなぁと思ったのです。
そしてそれこそが生きた無双原理であり、お料理が確実に美味しくなるポイントでもあります。
私が中川さんのお料理は陰陽料理だというゆえんです。

それから、具体的事例をあげて、片っ端から十二定理で解いて行くのも力がつきます。
できれば誰かが説明をして、私が突っ込みを入れるとグーンと実力アップにつながりますね。
こういうのは泊まり込みで話し続けたくなるほど面白いんですよ。
それも徹夜で。
ま、そんなことも出来ますね、ということで10月29日の京都講座をちゃんと終了することに全力を注ぎます。

東京会場で受講してくださった皆様、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。

 


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「料理のお手本」辻嘉一著 その精神を読み取りたい

料理のお手本 辻嘉一

 

「料理のお手本」辻嘉一著
自宅にいながら3冊も本が届きました。
早く読みたいけれど、明日のレジュメ作りが優先。
でも、チラ見しちゃった。
げげ!、理想はまな板は最低6枚なんて書いてある。
彼は懐石料理を本職としながら、その腕で主婦向けにこの本を書いたので、このような枚数になったのでしょうね。

同じく料亭料理を長く作った中川さんは、不幸なことに奥様の死とともに、主婦の日常料理を作らなければいけなくなりました。
それも哺乳瓶を抱えた子供のお食事段階からです。
そんな体験をしている料理人はきっと少ないはず。
でも年月が経って、その時から今も続く日常料理のあれこれは、今のむそう塾のオリジナルな料理方法に反映しています。
味は一流料亭のレベルを落とさず、作り方は主婦でも出来るように。

この本の「私の料理修業記」の章には懐石料理のことが書かれています。
その精神はそのままむそう塾が大事にしたいものでもあります。
技法だけでなく、精神をも読み取りたい一冊だと感じました。

 


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鉄火味噌の復習写真を公開 中川式の合格はレベルが高いです 

先日お伝えした鉄火味噌の復習写真が中川さんに送られて来ました。
でも、なぜかお二人だけです。
まだ復習されていないのか? 復習しても写真を送って来ないのか?
どちらにしても、1回習っただけで鉄火味噌が上手に出来るとはとても思えません。
せっかく習ったのですから、1時間でも早く復習をして、写真を中川さんに送って講評を受ける姿勢が不可欠です。
習いっぱなしは習わなかったことと同じだと思ってください。
なお、食べられない仕上がりの鉄火味噌は、身体に悪影響を及ぼしますから要注意です。

では、今まで送られてきた鉄火味噌の写真を少しご紹介します。
写真の撮り方も含めて参考になさってください。
最後の説明文もしっかりお読みくださいね。

№1(9月29日受講)
にょみ 鉄火味噌
№2(9月29日受講)
夏目 鉄火味噌

以下は以前の鉄火味噌講座を受講
№3
IMG_3694
№4
さっこ 鉄火味噌
№5
さとみ 鉄火味噌
№6
てくてく 鉄火味噌
№7
ばんぶーん 鉄火味噌
№8
ペロリ 鉄火味噌 12
№9
みんみ 鉄火味噌
№10
メリッサ 鉄火味噌
№11
りんの 鉄火味噌
№12
絹子 鉄火味噌
№13
彩乃 鉄火味噌
№14
小林 鉄火味噌
№15
星直 鉄火味噌
№16
舞 鉄火味噌
№17
平賀 鉄火味噌

 

いかがでしたか?
同じく教えたのに、仕上がりにこれだけの差が出ます。
これはすべて作る人の差です。
鉄火味噌の仕上がりだけでなく、写真の撮り方も大いに参考にしてほしいです。
中川さんに何を伝えたいのか?
それを考えればおのずと写真の大きさや構図は決まるはずです。

この写真を見てお判りのように、鉄火味噌の一番大事なところはまず刻みです。
刻みが0.5ミリ以下でなければ「薬のような鉄火味噌」とはいえません。
でも「陽性ふりかけ」としての効果はあります。
その次は火の入れ方です。
焦がすなんて論外です。
じっくりじっくり陰陽を駆使して火を通して行きます。
仕上がりに油が浮くようではダメです。
酸化が激しくなるので食べない方が良いです。
胸やけを起こします。
そのように見ていくと、№5の作品が合格ですね。
まだ刻みと盛り付けに課題がありますが。

鉄火味噌を作ると刻みの腕が上がります。
火のコントロールにも繊細性が出てきます。
しかし、これが苦手な人はまだまだ質の良い鉄火味噌は望めません。
ひたすら練習するしかありません。
復習をしているのに写真を送っていない人は、これからでも良いですから写真を送ってくださいね。
上達のヒントを伝授します。

 


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