胡瓜の中華風ピクルス(乱切りの動画付き)

胡瓜の中華風ピクルス むそう塾 お弁当講座

 
 

(夏から秋の極上お弁当講座メニューより 胡瓜の中華風ピクルス 料理:中川善博)

先日のお弁当講座で登場した「胡瓜の中華風ピクルス」は、あっという間に出来てビックリでしたね。
でも「乱切り」が分からないという新人さんのために、動画を撮っておきました。
この切り方はお弁当箱に詰める時に、隙間をうまく埋めることが出来て重宝します。
さっぱりとして美味しいので、ご家庭でも喜ばれるおかずになることでしょう。

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いつまでも現役でいられるために本物の健康と人間関係を!

私の住む街の駅前には複合型の商業施設があって、市の出張所や銀行やクリニック、美容院、パチンコ店、証券会社などが入っています。
地下1階はデパ地下と同じで食料品が溢れ、地下2階には広い駐車場があり、7階はレストランが並んでいて、その他の階はデパートと同じ商品が並んでいます。
このビルは駅前を再開発するときに建てられたもので、元々駅の近くで商売をしていた人達が優先的に区画を割り当てられたようです。
調べてみると1990年の開業でした。

その一角に珈琲店があります。
私は珈琲はあまり好きではないので、ごく稀におつき合いで入る程度ですが、7階の角にあるそのお店は眺めがとても良くて、一面ガラス張りの窓からは駅前が一望出来ます。
経営者は80歳を超えていらっしゃるとおぼしき男性で、お一人でお店を切り盛りしています。
窓からいっぱい光が入っても汚れが目立たないほど綺麗にお掃除をして、コップも珈琲カップもすべて手洗いで自分で拭いておられます。

 
 

珈琲店1

 
 

上の写真はカップを下げるときの店主ですが、これが普通の角度になってしまうほど腰が曲がっています。
きっと長い間腰をかがめてお仕事をされているうちに、それが普通になってしまったのかもしれません。

 
 

珈琲店2

 
 

これ以上腰が伸びません。
でも歩くのは速くて、店内を小走りのように動きまわります。
きっと重心が前にあるので、速くなってしまうのでしょう。
よく年齢が高くなると動作がゆっくりしがちですが、この人は本当に手早くて気持ちの良い動き方をされます。
おそらくお若い時から手早くお仕事をこなされる人で、そのままのペースでお仕事をされているのかもしれません。

おそらく私より15歳以上年上であろう店主の姿を眺めながら、何歳になってもこうして仕事を持っていることの素晴らしさ、スピードを落とさずに仕事をこなせる体力、そして何より健康であることの大切さを実感したことでした。
特に人間は下半身が弱って来ると行動が制限されるため、精神的にも悪い循環になってしまいます。
そんなことにならないよう、多くの人が若いうちから本物の健康を手にしておいてほしいと思いました。

私は幸いに今まで病気をすることもなく、元気に突っ走ってきましたが、団塊の世代真っ只中なので、同じような年齢の人達のお役に立てるようになるためにも、マクロビオティックの陰陽の考え方とお食事の仕方を、改めて丁寧にお伝えしたいと思いました。
そのためには、今お若い方たちがもっと元気になって、お母さんやお父さん、そしてお爺ちゃんやお婆ちゃんにお料理を作ってあげることが一番です。
それは作ってあげる人、作ってもらう人、双方にとってとても良い氣の流れになるので、ぜひ試していただきたいと思います。

「京料理人  中川善博」のお料理は、冷えかけていた人間関係を復活させるだけの力を持っています。
「美味しい」ということはこんなにも人の心を解きほぐすのかと思えてきっと感動されることでしょう。
今からでも遅くはありません。
あなたもお料理で良好な人間関係と真の健康を手にして、納得の行く人生を送りましょう。
健康はすべてを可能に導く土台です。

 
 

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むそう塾の鉄火味噌はとにかく美味しい! 嬉しくなる!

新蓮根で出来上がった鉄火味噌を召し上がったFさんから嬉しいメールが届きました。
このメールは15日にいただいていたのですが、私が忙しくて記事にする時間がとれませんでした。
Fさんは現在妊娠中なので、出産に備えて鉄火味噌をご希望されたのでした。
子象ちゃんの作った鉄火味噌で新しい命と母体が守られ、ご家庭に幸せが訪れるお手伝いができる子象ちゃんは、なんて幸せなことでしょう。
こうして寄せられた感謝の言葉がさらに子象ちゃんにエネルギーを与えて、良い氣をいただけるのですからありがたいことだと思います。

<Fさんからのメール>

美風さん

こんばんは、先日子象さんより鉄火味噌を分けていただいたFです。
毎日少しずつ頂いています。
とてもとても、美味しいです。
それに嬉しい気持ちになりながら頂いています。
鉄火味噌がやって来てくれた時、
とても大事に綺麗な箱に収められ、丁寧に梱包されて、
大切に送り出されたのだなあと受け取りました。
鉄火味噌と、受け取る人に対する子象さんの気持ちがとてもとても感じられました。
私も過去に◯◯◯◯で習いましたが、全然別のものでした。
中川さん、美風さん、塾生のみなさんを含めて
むそう塾は本当にすごいところなんだなぁと感動しています。
いつか、みなさんに混じって私ももっと勉強したいです。
今回は本当にありがとうございました。

F

 
 

<マクロ美風より>

Fさん、こんにちは。
ご感想のメールをありがとうございました。
お口と体調に合ったようでホッとしました。
Fさんもご存知のようにマクロビオティックのお料理は、食べる人の体調に合わせて陰陽バランスを取ることが重要なのですが、なかなかそれが出来ない場合もあります。
妊娠中や病気になってしまった時には、ピンポイントで食べ物の力を供給した方が良い結果を得られる場合もあるので、そんなときのお料理をむそう塾では絶対美味しく作るノウハウをお伝えしています。

鉄火味噌は5時間半ほど氣を集中し続けなければ完成しないお料理ですから、それを作る気力と体力がなければなりません。
幸いにも子象ちゃんがそれを実現することが出来て、こうしてご希望にお応えすることが出来ているのですが、出来上がった作品には本当に愛しくなるほど氣が注がれています。
ですから、当然のことながら梱包に至るまで丁寧に気持ちを込めて仕上げることになります。
その「氣」も含めてお届けしているのがむそう塾の鉄火味噌です。

Fさんもご出産が終えて一段落されたら、ぜひ幸せコースにいらしてください。
お子さんやご主人様の喜ばれるメニューが目白押しですから、過去に習われたマクロビオティック料理の概念を吹き飛ばしてしまうことでしょう。
育児中はなにかと悩みもつきまとうものですが、むそう塾生には子育て経験のある人がゴロゴロいますし、医療関係でお仕事をされている人もいますので、有益な情報ももらえて不安が解消されることでしょう。
まずは良い状態でのご出産をお祈りしております。
ご出産されましたら、ぜひお写真付きでご連絡ください。
お待ちしています。

 
 

鉄火味噌 むそう塾

 
 

(新蓮根の鉄火味噌 塾生作品 子象さん)

 
 

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お弁当とは「自分」を持って行ってもらうもの

お弁当講座(全6回開催)はきょうが最終日です。
連日中川さんは3時台に起きて仕込みをしてくださっています。
私は受講される方の喜ぶお顔をイメージして企画をしたけれど、こんなに中川さんに負担がかかってしまう内容だったか・・・と、正直申し訳なく思っています。
初めてお弁当講座を開催した時には、中川さんが完全徹夜で仕込みをしてくださったのでした。
あれも申し訳なかった・・・m(_ _)m

それでもまた開催したかったのは、毎日頑張っているOBENTERS(とその予備軍)の皆さんの応援がしたかったからです。
お弁当を作ることによって、作る人は日々の暮らしにリズムが生まれますし、お弁当のために事前に設計したり料理方法を研究したりすることで、お料理のスキルを上げることも出来ます。
そして何より嬉しいのは、「美味しかった」と喜んでもらえて、愛情確認ができることでしょうか。

さらに、朝から計画性と達成感を味わいながら一日をスタート出来るって、本当に素晴らしいことだと思います。
朝寝坊をして慌てて一日をスタートする人と、早起きして準備OK!で一日をスタート出来る人の差は大きいです。
それが毎日となると、人生に大きな差がつくのは当然かと思います。

私の持論で、「お弁当を作ってもらって嬉しくない人はいない」というのがあります。
それでもたまに歓迎されない反応をされる人がいることでしょう。
それははっきり言ってマズイからです。
食べ物ではなく餌のようになっているのだと思います。
コンビニに行けばお弁当がたくさん並んでいます。
しかし、そこに愛情はありません。

ずーーーーっと前に、私の家の近くに畳3枚ほどのおにぎり屋さんがありました。
年配の女性が1人で経営されていたのですが、とても流行っていました。
それは「家庭の味」と作り手が見えていたためだと思います。
息子が「あそこの唐揚げはお母さんの唐揚げに似ている」と言ったことがあります。
それは家庭で作るのと同じ方法で作っているからだと思います。

その経営者がこんなことを話してくれたことがあります。
「この前、子供の遠足のお弁当をお願いしますって、前の日にお弁当箱を持ってきた人がいたの。あらまーと思ったけれど、こちらは商売だから作りましたけどね。」って。
朝早くに取りに来て、子供に持たせるお弁当は、子供にとって幸か不幸か?
(案外喜ばれたのかもしれません。ママが作ったお弁当より美味しいってね。)
さらに、それは評判になって、委託お弁当が増えたかもしれません(笑)

じゃあ、美味しければいいのか?
やはり私はここで中川さんの名言を持ち出したいと思います。
「お弁当とは自分を持って行ってもらうこと」。
つまり、お昼になってお弁当を開いた時、作り手の顔と想いが漂って来るのがお弁当ということになります。
「物」ではなく「精神」に着眼しているところがさすがですね。
お昼に一人で食べていても、作ってくれた人と一緒に食べているような感じになれるのが中川さんの伝えたいお弁当なのでしょう。

今ご自分のためにお弁当を作っていらっしゃる方は、ぜひ誰かのためにお弁当を作れる環境を作り出しましょう。
そうすると、お弁当を召し上がってくれた人の反応でさらにヤル気が出てきます。
お料理ってそんなものです。
誰かに褒められると嬉しくて、次へのエネルギーが湧いてきます。
どうか一人でも多くのかたが、お弁当で素敵な人間関係を築いてくださいますように。

 
 

小茄子の田楽マクロビオティック3

 
 

(小茄子の田楽 料理:中川善博)

 
 

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マクロビオティック的にOKなお弁当箱の大きさ

連日お弁当講座の真っ最中ですが、大きいお弁当箱を持参された方がいらしたので、ちょっと記事にしておきます。

お弁当講座 マクロビオティック1

 
 

素敵なお弁当箱ですねぇ。
でも、おかずをこんなに詰めなければなりません。
これではおかずが多すぎになります。

 
 

お弁当講座 マクロビオティック2

 
 

この大きさは昨年中川さんがご紹介して、多くのむそう塾生が持っているものです。
このくらいが丁度良いおかずの量です。

 
 

お弁当講座 マクロビオティック3

 
 

1番目と2番目の中間くらいの大きさなのですが、おかずを5品で盛り込んでほしいというご本人のご要望でした。
見た目にいかがですか?

1食に丁度良いご飯とおかずのバランス。
あなたはつかめていますか?
ご飯2口におかず1口。
これがマクロビオティックの陰陽バランスに適った割合です。
お弁当箱を買うときには、ぜひそんな割合を考えて選んでくださいね。

なお、写真の例は女性が召し上がる場合を想定しています。
男性や肉体労働のお仕事をされている人が召し上がる場合は量を調節しましょう。

 
 

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