「 むそう塾 煮物コース 夏秋編 2016」追加開催のご案内

本日21時から受付を始めました「 むそう塾 煮物コース 夏秋編 2016」は、希望者が多数のため、開催日を追加しました。
講座日と予約状況は次のとおりです。

【講座日】
<金曜クラス> 残席1名
1回目:2016年5月27日(金)
2回目:2016年6月24日(金)
3回目:2016年7月22日(金)
4回目:2016年9月23日(金)
5回目:2016年10月21日(金)

<土曜クラス> 満席
1回目:2016年5月28日(土)
2回目:2016年6月25日(土)
3回目:2016年7月23日(土)
4回目:2016年9月24日(土)
5回目:2016年10月22日(土)

<月曜クラス> 満席
1回目:2016年5月30日(月)
2回目:2016年6月27日(月)
3回目:2016年7月25日(月)
4回目:2016年9月26日(月)
5回目:2016年10月24日(月)

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 年間日程表

 
 

(マクロビオティック京料理教室  むそう塾 2016年度日程表)

 
 

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二度寝と8時間以上睡眠の原因と脱出法

私が40年以上も前に野口整体に出会った時、最初に驚いたのは先生の睡眠の短さとお食事量の少なさでした。
当時はグルメ三昧をしていた私にとって、それはかなり刺激的なことだったのですが、一緒に野口整体を始めた友人の変わりようが素晴らしくて、私もせっせと野口整体通いをしていました。
そこではまず二度寝を戒められ、8時間睡眠を笑われました。

確かに二度寝をして心地よい体験はあまりなかったので、二度寝はしないようにその時を境に実行しました。
実行して思ったのは、案外二度寝ってしなくても済むということでした。
逆に言うなら、自分のしたいことが山積みになっていたら、二度寝をするより飛び起きてさっさと山積みのことに取りかかった方が余程精神的にもスッキリします。

そうこうしているうちにマクロビオティックに出会ったのですが、今度は二度寝はおろか5時間以上寝るなんて寝すぎだと言われてしまいました。
マクロビオティックでは睡眠時間が長いのは陰性、睡眠時間が短いのが陽性といわれていた時代でした。
最初からストイックにマクロビオティックをスタートさせた私は、難なく5時間睡眠を実現させることが出来て、そのまま現在に至ります。

しかし今ではマクロビオティック指導校でも「十分睡眠をとること」なんて言って、あまり睡眠時間が少なくなることは勧めないところもあります。
これは色々な人がいるので、誤解を招かないためだと思われますが、上手く陰陽バランスが取れた生活をしていれば、睡眠時間は8時間もいらないのが本音ではなかろうかと思います。
何より大事なのは、睡眠は質が良いかどうかであり、時間の長短ではないことを知るべきです。

女性の場合はお産を境に睡眠の質も時間も激変しますが、これが苦痛になる人とそれほどでもない人がいます。
また、出産経験のない人でも、睡眠時間がとても長い人は、骨盤の可動性が鈍っていることも考えられます。
出産によって骨盤は大変化するため、出産のあと太りやすくなる人も結構います。
こういう人は大抵骨盤が開いているので、胃袋も大きくなっています。

巷のカイロプラティックで骨盤調整をされたあと、大食になって太ってしまったと嘆く人も案外多いものです。
出産のあと骨盤がきちんと閉じた人は、ますます元気に働き、睡眠時間も少なく、二度寝も無縁になります。
ここでちょっと陰陽を思い出してください。
緩むとは陰性であり、締まるとは陽性なのですから、骨盤のためにはどちらを取り入れれば良いかはもうお分かりですね。

もしあなたが二度寝や長時間睡眠のタイプなら、陰陽を意識して暮らし方や食生活を変えてみましょう。
体調も比例して変化してきますよ。
あ、そうそう。お姉さん座り(横座り)は骨盤が歪んでしまいますので、避けましょうね。
どうしてもしたい時には、左右交互に同じ時間になるよう気をつけてください。
こんなふうにちょっとしたことに気をつけて、一日を気持ちよく目一杯使いこなしませんか?
人生が俄然楽しくなってきますよ♪

 
 

京都 真如堂の紅葉3

 
 

(京都 真如堂にて 2015.11.24)

 
 

カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ, マクロ美風の体験的マクロビオティック | 10件のコメント

京都 渡月橋と真如堂の紅葉

京都 真如堂の紅葉1

 
 

(京都 真如堂にて 2015.11.24)

今年の京都は紅葉が綺麗ではないそうです。
40年間京都の紅葉を観に来ているという人が話していたそうですが、40年間で一番悪い紅葉なんだとか。
理由は気温が高すぎるからだそうな。

息子と一緒に春に行った渡月橋にも行ってみましたが、嵐山界隈はこんな感じで燃えるような赤は見当たりません。
銀杏の葉っぱがパラパラと飛んで来ます。
それでも人、人、人の波が途絶えません。

京都 嵐山 渡月橋

 
 

(京都 嵐山 渡月橋の畔にて)

それで、京都の自宅から徒歩圏の真如堂に行きました。
少し前に見頃との情報が流れていたので、もう遅いと思ったのですが、散歩がてら行ってみました。
やはりもうたくさんの葉っぱが地面に落ちて、紅葉の終わりを告げていましたが、若干何とか写真を撮れそうな木がありました。

京都 真如堂の紅葉5

 
 

息子が甘酒を飲むというので、緋毛氈に腰掛けましたが、こちらの方が綺麗な緋色です(笑)

京都 真如堂の紅葉6

 
 

息子がいつの間にか私を写していました。

京都 真如堂の紅葉7

 
 

(京都 真如堂にて)

来年はもっと早く来てみよう。
本当はこのくらい綺麗なんだそうです。

 
 

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むそう塾で包丁の取材がありました

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 秘伝コース日曜クラス)

先日(11月22日)、むそう塾に雑誌の取材が入りました。
と言っても、むそう塾を宣伝するものではなく、包丁の取材なのです(笑)
むそう塾がオープン当時から使っている京都有次さんの「平常一品」の取材先として、秘伝コースの日曜クラスが推薦されたというわけです。
このクラスになった理由は、男性がいたから(^^)

写真はこれから桂剥きをしているところを撮影する前に、背の順番に一度並んでほしいという注文に応じているところです。
まだ本番前なのでリラックスして笑っています。
あれ? 明後日の方を向いている人もいるよ(笑)

この後には全員が桂剥きを始めて、見事にスルスルと剥き進めました。
取材に来られたスタッフさん達から次々に「すご〜い!」という声が上がります。
そりゃあ、プロでもないのにスルスルと桂剥きをする光景はなかなか見られないでしょうから、ビックリされるのも無理はありません。
秘伝コースの面々は、常々タイムを計って中川さんの桂剥き試験を受けていたので、こんな時でも堂々と臆することなく取材に応えることが出来ました。

取材が終わってからお見送りをさせていただいた時にいただいた言葉がとても嬉しかったです。
「皆さんが凛としていて素晴らしかったです! 感動しました!」と。
むそう塾に何年も通って中川さんから薫陶を受け、マクロビオティックの陰陽を知っている彼や彼女らは、外部の人達が見たら凄いことをしているのですが、当の本人たちはあまりその自覚がありません。
むそう塾ではそれが当たり前の日々だからですね。
でも、こうして1列に並んでみると、やはり精鋭の面々だなあと思います。

ご協力してくれた秘伝コースの皆さん、ありがとうございました。
そして、取材してくださったS出版社の皆様、お疲れさまでございました。
慌ただしい思いをさせてしまってごめんなさいね。
素敵な本が出来上がることを楽しみにしております。

 
 

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京料理人 中川善博作の「鯖寿司」から感じたこと

azukkiさんのブログで紅葉のお写真が載っていました。
故郷の景色を見下ろすお気持ちっていいものだろうなあと想像します。
そして、絵のことがコメント欄に書かれていました。
それを読んでふっと心が中学生時代に飛んで行きました。
実は私は絵を描くのがとても好きだったのです。
小学生の時には絵だけでなく、漫画を描いて回覧していました。
シリーズものは次回作を待たれるので、結構忙しかったです(笑)

中学時代の美術の先生は一風変わったタイプで、私のことをとても可愛がってくれて、自由に好きなように美しさへの楽しみ方を教えてくれました。
絵を描いても彫刻をしても、私の知らない世界への夢を掻き立てるような講評をしてくれました。
そのせいか、高校に進んでもコツコツと1人で油絵を描いていました。
新聞部でしたが。

美しい物を観る。美しいことに感動する。
それは心に躍動感がみなぎって、血液の動きが加速されるような錯覚に陥ります。
事実、心地良いことは血液が浄化されるような気がしますし、ストレスの多い生活は血液を濁らせます。
美しい物を愛で、真の意味での美しい生き方ができたらどんなに気持ちが良いことだろうと思えた朝ですが、なかなか人生は反対のことも多いですね。
それもまた陰陽なりということでしょうか。

美しいものに囲まれた京都にせっかく部屋を借りたのですから、こうしてパソコンに向かっているのではなく、外に出て行かなくてはもったいないですね。
昨日、息子が京都に来たので、今日は一緒に紅葉を楽しんで来ようと思います。
雨が降らなければいいな。

 
 

鯖寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鯖寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

この鯖寿司には、見えないところに下の写真のような細かい仕事がしてあります。
曲線を描いている鯖の表面に包丁で刻みを入れるのは、高度な包丁技術があってのことです。
手首が硬くては出来ない仕事ですね。
中川さんの腕の凄さをこんなところでも確認できます。
それにしても、美しいなあ。

鹿の子の刻み 鯖寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鹿の子の刻み)

絵の話からなぜ急に鯖寿司の写真が?と思われたことでしょうが、お料理には美しさが欠かせませんので、絵とつながるところが多々あるのです。
今の私は絵筆を持つ時間がまったくないので、日々中川さんのお料理の美しさで感動しています。

私たちはよく、「美味しい」っていいますが、見た目の美しさだけでなく、「味にも美しさがある」ものが本当の味かと思います。
そこには人間と同じく、あるものだけが自己主張しすぎてもいけないし、あるものだけを控えすぎてもいけないのです。
全体で一つの美しさを創りあげる気持ちが必要ですね。

お料理にも人間社会の縮図を感じならが向き合っている今日このごろです。

 
 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理, 食べ物あれこれ | 6件のコメント