昨日と今日は上級幸せコースの授業で、皆さんがお楽しみにされている巻き寿司です。
マクロビオティックの料理教室では玄米ご飯で巻き寿司にするのが一般的だと思いますが、玄米ご飯のすし飯の作り方は先月の玄米ちらし寿司の授業でお伝えしましたので、今月は白米のすし飯の作り方をお伝えします。
当然のことながら、玄米と白米では扱い方が微妙に異なりますので、そこも美味しさにつながるため、しっかり意識していただくためです。
また、巻き寿司は日本の代表的なお料理でもあるため、マクロビオティックだからといっていつも玄米ばかりではなく、きちんと白米の巻き寿司を作れる人であってほしいというむそう塾の願いも込めています。
それに美しいですしね。
日本の伝統料理の伝承ということも含めて、むそう塾ではレベルの高い美味しさとともに、健康のためにマクロビオティックの陰陽もしっかり踏まえてお伝えしています。
お寿司の陰陽を考えながら具材を決め、それを作れる喜びは一生の財産になります。
ぜひお楽しみに!
(巻き寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
巻き寿司は少し薄めに切る方が食べやすいですね。
お口に入れたら一口で食べられる薄さがいいなあと昨日実感しました。
厚みがあると一口では食べられないので、途中で切りたくても海苔は切れずに具とご飯がこぼれて見苦しくなります。
中川さんが常に口にされる「食べる人のことを思って作るのが料理なんだ」という言葉が納得できた日でもありました。
しかし、その「薄く切る」というのが実はとても難しいのです。
包丁に仕事をさせられるようにならないと実現しません。
ひたすら包丁仕事の腕を上げるのみですね。