氣と細胞の勢いを削がない生き方がいいね

私は20代の時から野口整体をしていたので、かれこれ40年あまり自分の身体は自分で管理することをしています。
これは人間として当たり前のことなので、呼吸をするように日常的なことになっています。
つまり、身体には自分で正しい方向に働こうとする力があるので、その力を信じて邪魔をしないようにするだけです。
こうすると、本当の自分の身体を感じられてとても気持ちがいいです。
なんだかお化粧をしない自分の顔を素手で触るような感じです。

ところで、野口整体の創始者である野口晴哉氏は、氣の集中と分散がすべてだと仰って、体癖を5つに分けていました。
奇しくも私がマクロビオティックの陰陽を教わった大森英櫻先生も、体質を5つに分けておられました。
もちろん両者とも、もっと細かく分類しておられるのですが、大きく分けると5つという共通点が面白いなと思います。
それは視点が同じだからですね。
集中(=陽)、分散(=陰)。
この2点で人間を観察しているわけです。

私がマクロビオティックに出会った時、野口整体の考え方が身体に染み付いていたので、少しも違和感を感じることなく、すんなりと入って行けました。
むしろ双方は車の両輪のように思えました。
そんな私は今むそう塾で、塾生さんの「勢い」を毎日観察しています。
勢いのある人(=陽性)、勢いのない人(=陰性)、これが物凄く正確性があるので、皆さんもそんな視点を鍛えてみてはいかがでしょうか。

勢いを感じる人は回っているコマと同じでスピードがあります。
反対に勢いを感じない人はスピードの落ちたコマと同じで、よろよろと倒れてしまいます。
これは氣にも細胞にもいえることです。
私たちがするべきこと。
それは氣と細胞(身体)の勢いを削がないことなのです。
マクロビオティックの陰陽を日々の生活に取り入れると、その両方が可能になりますよ。

 
 

マクロビオティック 氣 むそう塾 野口整体

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 教室の置き花)

 
 
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