「夏のお弁当講座」追加開催のご案内

すでに7回の開催が決まっております「夏のお弁当講座」ですが、キャンセル待ちの方がおられるので、もう一日追加開催をすることにしました。
6月開催になりますが、この機会を活かしてあなたのレパートリーを増やしてください。
日々の食卓が豊かになります。

なお、このお弁当講座は洗い物がたくさん出ることと、次々と材料を用意する必要があるため、スタッフへの負担が大きくなります。
したがって洗い物をしてくださる方を募集します。
ご協力いただける方は、Twitterで@macro88宛にご連絡ください。
複数の場合はこちらで決定させていただきます。
募集条件は次のとおりです。

【勤務日】6/11
【勤務時間】11:30〜18:00
【応募できる人】他の回にお弁当講座を受講する人
【日給】10,000円
【交通費】要相談

*   *   *

【講座名】
「夏のお弁当講座」追加開催

【開催日】
2016年6月11日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
◆<お弁当のおかず10品1人分の作り方をデモ>
1 海老チリ
2 豚の生姜焼き
3 鶏と胡瓜の小串
4 鰻の佃煮
5 セロリのピクルス
6 寄せ枝豆揚げ
7 新サツマイモの蜜煮
8 トウモロコシのかき揚げ
9 ししとうのおかか炒め
10 ズッキーニのジョン

◆<昼食>
なし

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30~17:00 デモ&試食
17:00 記念撮影・解散

【定員】
10名

【受講資格】
幸せコース修了者 or 幸せコース在籍者 or 第8期幸せコース受講予定者

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
54,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから ただいまより受付開始

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

豚生姜焼き マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(豚の生姜焼き 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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京料理人が教える「鯛蕪」と「蕗味噌」 そして骨瘤のこと

鯛蕪 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鯛蕪 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

昨日は今月の煮物コースの試作会でした。
天然物の鯛をおろすところから始まったのですが、途中で中川さんが「この鯛は美味しいよ〜」と言います。
その鯛には「骨瘤(こつりゅう)」というのがあって、それは天然鯛の証拠なのだそうです。
写真の円内にある丸いコブのようなものです。(二つありますね。)

骨瘤 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鯛の骨瘤)

調べてみると、どうやら急流を泳ぐときに骨折してしまったからという説が有力なようです。
こちらのサイトも参考になります。
次の文章も説得力があります。
鯛のコブは骨の一部が肥大した血管棘。肥大した原因は骨折。流れに逆らうために、骨折するほど尾を振っている鯛なのだ! どの鯛にもあるものではなく、天然もの、それも速い瀬に住む鯛にしかない。鯛のコブは急流にもまれた鯛の証。旨い鯛の印なのだった。こちらのサイトからお借りしました。)

ただし中川さんによると、骨瘤があるからといって100%天然物とはいえない場合があるとのことでした。
気が遠くなるほどの数の鯛をおろして来た経験上、そういうことがあったそうです。
その理由も教えてくれましたが、長くなるのでここでは割愛します。

ということで、すっかり骨瘤に気を取られながらの試作会でした。
いえね、気を取られていたのは私だけで、中川さんもスタッフの麗可ちゃんもせっせとお仕事をこなしていましたよ。
私は知らないことがあると、納得するまで調べたくなってしまう性格なのです。

ところで、「鯛蕪」は美味しすぎてTwitterで漏洩したくなるお味だったのですが、「骨瘤」に気を取られて漏洩しそびれました(笑)
鯛蕪のお汁が物凄く美味しくて、ゴクゴク飲みたくなるお味です。
これもきっと皆さんが大絶賛してくださるお料理になること間違いなしです。

それから、「蕗味噌」の作り方がこれまた陰陽の視点からも大納得でした。
やはり私の作り方とは違っていて、憎くなるほど秘伝なのです(笑)
美味しすぎてご飯がいくらでも食べられてしまいます。
これは色々なお料理に使えるのでとても便利ですし、お弁当のおかずにも大活躍することでしょう。
お楽しみにね♪

 
 

【追記】
私が上で引用した魯山人の文章をTwitterに流したところ、塾生さんがその魯山人の文章の全文を探してくれました。
参考になりますので、下記にリンクします。
「明石鯛に優る朝鮮の鯛】北大路魯山人

 
 

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中川式鉄火味噌が出来上がりました

鉄火味噌 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:子象さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

むそう塾には三種の神器というのがあって、玄米ご飯・お味噌汁・糠漬けを食生活の中心軸に据えています。
この三本柱の他に、陰性の強い人には一時的に鉄火味噌で陰陽バランスをはかってもらっています。
この鉄火味噌に助けられて元気になったむそう塾生はたくさんいるのですが、作るのはとても難しいです。
牛蒡・人参・蓮根・お味噌、たったこれだけなのに底知れぬパワーを持っている鉄火味噌を、むそう塾では大切に手作りしています。

むそう塾生にこの鉄火味噌を有料でお分けしますので、ご希望の方はマクロ美風まで個数を明記してメールをください。

鉄火味噌の体験談はこちらのカテゴリーからご覧ください。

【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

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玄米の炊き方講座を終えて マクロビオティックの最終目的

昨日は「玄米の炊き方秘伝(第94回愛クラス)」を開催しました。
受講者の内訳は、長野県1名・埼玉県1名・愛知県2名・京都府1名・大阪府1名・広島県1名の計7名で、再受講者3名、新人さん4名でした。
とても暖かな一日だったのですが、メンバーも穏やかな方が多くて、1月の愛クラスとは大違い(笑)の雰囲気でした。

教室で玄米炊飯をされた再受講者のMaさんは、ピピカシャンの見事な炊飯をされ、53点をもらいました。
幼いお子さんのこれからのために、美味しいご飯を炊けるようになりたいと再受講を決意されたのでした。
ご主人様が一緒に京都まで来られて、一日中お子さんの面倒をみてくれました。
最後に教室でご主人様にお会いしたのですが、すごーーーーく素敵なご主人様で、一目惚れしちゃいました♡
Maさんは宝くじに当たったような伴侶を得られましたねぇ。
亡くなったお母様がご主人様にご縁をつなぎ、お母様の生まれ変わりがお子さんです。
どうぞご主人様もお子様も大切になさってくださいね。

さてさて、新人さん4名はすでに他のマクロビオティック教室で習われていたり、玄米を何年も前から食べていたり、病気を抱えていたり、すでにマクロビオティックをご存知の方ばかりだったのですが、残念ながらそのマクロビオティックが体調の良い方向に貢献していない感じでした。
つまり、体調に合った食べ方や考え方が出来ていないんですね。

私がこのブログの最初から一貫して書き続けていること。
それは「楽しくなかったらそのマクロビオティックは間違っている」ということです。
マクロビオティックを知ってから食べ物をめぐって夫婦喧嘩をしたり、会話のない暗いお食事風景になるのは絶対間違っています。
人は体に良い食べ物を口にすると、自然に笑顔になれるからです。
これは体に良いはずだから我慢して食べるのだという食べ方では駄目です。
「良薬は口に苦し」みたいな食べ方では体は喜びません。

そもそもマクロビオティックの考え方は、人生を愉しく生ききるための考え方であって、食事制限をして修行僧のような食べ方をすることではありません。
陰陽という二つの視点で、生き方や人間関係やお仕事や社会のあらゆることとバランスを取って、やりたいことをやり抜ける生き方が出来るようにする考え方です。
ですから、もし今体調が悪いのなら、その体調を立て直して元気な体になろうよ、そして、その元気な体で人生を謳歌しようよ、という順番になるのです。

マクロビオティックの最終的な目的は、病気を治す(元気になる)ことではなく、元気になった体で何をするか? どんな人生を送るのか? ということです。
元気な体は通過点にすぎません。
しかし、その最終目的より健康法としての部分が独り歩きしているのが今のマクロビオティックの現状です。

病気治しのためにマクロビオティックの制限食を摂って、それを一生摂り続けるのではなく、なんでも食べられる体になって、バリバリとやりたいことをやり遂げる生き方のためにマクロビオティックは存在します。
その途中で制限的な食べ方が功を奏する人もいるというだけです。

あなたの認識はいかがでしたか?
私はこのことをお伝えしたくてブログを書いたり、むそう塾を運営したりしています。
むそう塾にはそのことを理解して、人生をより良く生きようとする頑張り屋さんが集まっています。
すごいパワーの持ち主も登場しています。
代表的なのはOBENTERSの皆さんです。

たった一度の人生です。
悔いのないように思いっ切り生きましょう!

 
 

中川式ちらし寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米ちらし寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

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「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」を終えて

昨日は「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」の4回目を開催しました。
この講座は1/11、1/30、2/11、2/27と4回に分けて開催し、延べ40名の方々がお集まりくださいました。
常々頭では理解したつもりになっているマクロビオティックの陰陽ですが、実際に体で目で体感していただくことを目的にこの講座を企画したので、皆さんの反応を見ていて、やはり開催してよかったなぁと思いました。

中川さんには陰陽でお料理を作っていただいて、皆さんの体がどんなふうに感じるか確認してもらいました。
こんなふうにお味噌汁も2種類用意しています。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 陰陽講座

 
 

(2/27のお食事風景より)

面白いことに、昨日は陰性バージョンのお味噌汁を体が美味しいと感じた人が9名もいました。
また、持参されたお味噌汁の塩分が体調に合っていない(陽性すぎる)人もいましたので、それじゃ陰性(主に甘いものや水分)をほしくなるだろうなぁと思ったのでした。

陰陽というのは頭で考えるだけではなく、こうして生活に落とし込んで行くことがとても大事です。
逆にいうなら、生活そのものが陰陽で動いているのですから、私たちがその陰陽をキャッチできる感性を磨くのがマクロビオティックの本当の活かし方だと思います。

3月21日には、4回の講座の上級編として、「最新のマクロビオティック食べ方講座  上級編」を開催します。
こちらの講座ではマクロビオティックの最新情報、食べ物にまつわる錯綜した情報の整理を中心に、日頃の疑問を解消していただくことを目的としています。
日頃はお料理を作ることを中心に時間が流れているむそう塾ですが、精神的に安定できて、希望の持てる時間(未来)を生み出すためにも、陰陽の確かな理解を土台にして情報に惑わされない自分になるためのお手伝いをしたいと思っています。

4回の講座にご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
次は3月にウィングス京都でお会いしましょう。

 
 

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