感謝(3)塾生さん

むそう塾の原点はやはり塾生さんです。
塾生さんがいてくれてこそのむそう塾なので、いつも塾生さんの存在に感謝の日々です。
中川さんと私がむそう塾を始める前からブログを読んでいてくださった人たちが、今も京都まで通って来てくださることに、人間同士のつながりとしての感謝の気持ちを日々忘れることがありません。
本当にありがたいことです。

特に今年からは秘伝コースも誕生しました。
むそう塾の最高レベルのコースです。
今おせち投稿が続々と中川さんのブログに寄せられていますが、やはり目を見張る内容です。
何年も京都まで通ってくださった皆さんの実力が本物であることを証明していて嬉しくなります。
特に幸せコースの1期生は、むそう塾が海の物とも山の物ともつかない時に、思い切って懐に飛び込んでくださったので、感謝の思いもひとしおです。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(自分たちでおせちを詰める相談をしているところ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

むそう塾は、一人ひとりと心を通い合わせながらつながって来たからこそ見えることがあります。
そして、たくさん塾生さんから教えられます。
お互いに想いのやり取りをしながら、よりよい伝え方を模索する日々でした。
今も毎朝続いているお弁当投稿(OBENTERS)は、まるで道場のような実力養成コーナーで、本気と本気が渦巻く熱い学び合いの時間です。
まさに、ともに人生を歩んでいる仲間たちです。
そんな仲間がいることに感謝です。

 
 

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感謝(2)スタッフの麗可さん

むそう塾にはスタッフが1名います。
現在秘伝コースに在籍中の麗可さんですが、彼女はむそう塾の草分け的存在で、初めて玄米の炊き方教室を開催したときに、東京から京都まで受講しに来てくれました。
その後、どんな講座の受け付けの時でも1番で申し込みをしてこられて、陽性な人だなあと感じました。
しかし、お会いしてみると、お顔の表情は暗くて固まった印象を受け、行動とは裏腹に陰性が前面に出ていました。

しかし、その後転機が訪れ、こちらの過去記事にも書いたように、別人のように明るくなってくれました。
これが彼女の本当の姿だったのだと思います。
今は喜々としてスタッフの仕事をこなしてくれ、力仕事の買い出しも男性顔負けの体力でキビキビと動きまわってくれています。
これには本当に助かり、特に大阪からお魚を仕入れて来てくださるときには、もうただただ感謝しかありません。

奉仕の気持ちを根底に据えて、ご主人様にも毎日お弁当を作り、それが100点合格を続けるなど、お料理の腕前も格段に上がって来ました。
特に今年は鱧の骨切りに挑戦し、練習練習の日々でした。
でも彼女はそれを楽しいと言い切り、驚くほど上達したのです。
素人でもここまで出来るようになるのかと、一番驚いたのは教えた中川さんではないでしょうか?
完全にアシスタントの仕事を覚え、塾生さんに対する細かな対応もしてくれて、彼女がいてくれたからこそ開催出来た講座もありました。

そんな麗可さんにも苦手なことがあります。
それは、まだ桂むきが今ひとつのところで止まっているのです。
今年はあれだけ苦戦していた糠床もキープ出来るようになったので、来年はそれにあやかって是非桂剥きを克服してくれたら素敵ですね。
きっと桂剥きは、「美味しく作って食べる楽しみ」がないから練習がつまらないのだと思います。

 
 

2014.3.28

 
 

(麗可さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

麗可ちゃん、いつも心のこもったお手伝いをありがとうございます。
今年もいっぱい助けていただきました。
心から感謝しています。

 
 

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感謝(1)教室のお掃除

むそう塾の教室のお掃除は、授業がある日にスタッフの麗可ちゃんと私でしているのですが、油煙が上がってしまう天井付近は毎回お掃除することができません。
それで、時々不定期に塾生さんと麗可ちゃんが大掃除をしてくれます。
12月の大掃除はユーキちゃんが協力してくれました。
27日の寒い日に遅くまで念入りにお掃除をしてくださって、埼玉にいた私は本当に申し訳なく思っていました。

膝をついて床を雑巾がけしてくれることは勿論ですが、お鍋を1つずつ洗い直してくれたり、お皿やお鍋の配置を授業内容に合わせて置き換えてくれたり、油煙のついた照明器具を丁寧に拭いてくれたり、外の排水溝のお掃除までしてくれたり、それはそれは細かいところまで綺麗にしてくれます。
当初は業者さんに頼むことも考えたのですが、薬品を使ったり、万が一珪藻土に傷がつくことも考えて、塾生さんのお申し出に甘んじてここまで来てしまいました。
業者さんに頼めば有料なのですから、その分を塾生さんにお支払いしようと思ったのですが、当初から「私たちが使わせてもらう教室だからお金はもらえません」と奉仕でお掃除してくださるのです。
本当にありがたいの一言に尽きます。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 大掃除

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 教室のガス栓)

そんなこともあって、お昼ごはんを中川さんが簡単に何か作るようになりました。
この日はお好み焼きを食べたいというので、中川式のお好み焼きを作ったそうです。
こんな感じかな?

お好み焼き 中川善博

 
 

(お好み焼き 料理:京料理人  中川善博)

中川さんは前職でお好み焼きを相当研究したことがあるそうで、かなりの自信作とか。
ブログ内検索で「お好み焼き」と入れると、いくつも過去記事が出てきて、マヨネーズを見ると私はめまいがしそうになります(笑)
マヨネーズの原料を考えてしまうからなんですよね。
でも、共に関西人の麗可ちゃんとユーキちゃんには美味しかったことと思います。

IMG_2779

 
 

麗可ちゃん、ユーキちゃん、大掃除をありがとうございました。
心から感謝しています。

 
 

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便秘を解消したくても玄米が入らない人がいる?

便秘解消のために玄米を食べたら良いでしょうかというお問い合わせがありました。
う〜ん、なんとも言えません。
多くの人が玄米を食べるとお通じが増えて、便秘のお悩みが解消するのですが、うんと陽性に傾いた人は玄米が入らない場合があるからです。
反対にうんと陰性に傾いた人は玄米ごときでは刺激にならないほど腸が緩みきっているのです。
ですから短絡的に玄米がすべての人の便秘を解消するといえないことになります。

マクロビオティックでは陰陽で物事を判断しますが、単純に陰だ陽だと決めつけられるものではなく、その人の全体をみて判断しないと危険な場合があります。
そんなこともあって、私はブログに詳しく対処法を書かないのです。
直接お会いして、その人の癖も見抜いてからアドバイスをするようにしています。
そうでないと指導したい内容と誤差が生じるからです。
人間は必ず自分流に解釈してしまうから、そこを見越してアドバイスをしないと短期間で効果は出せません。
あくまでも相手に添って、相手の気持ちになってがポイントです。

さてさて、冒頭の便秘ですが、我こそは陽性と思われる人は野菜をたっぷり召し上がってください。
この時には他の穀類を断つつもりでかまいません。(その方が効果が出ます。)
こう書くと、すぐどんな野菜ですか?と聞かれそうなのですが、あなたが食べたいと思う野菜でかまいません。
陰性とか陽性とか忘れて食べたい野菜を召し上がってください。
真冬にサラダでもかまいません。
ただしすべて薄味にしましょう。
穀類は食べたくなるまで食べなくても大丈夫です。

次に陰性で便秘になっている人は、とにかく温かいものを体に入れましょう。
お味噌汁でも良いし、温かくて柔らかい玄米ご飯でも良いです。
葛を使った飲み物もいいですね。
陰性な人の便秘を改善するには時間がかかるし、ケースバイケースで対応しなくては危険なので、ここではあまり詳しく書きません。
陰性になっている原因を探す必要があるからです。

もっと詳しい解説は、「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」で行う予定です。
それまでにこの記事をヒントにお食事の仕方を変えてみてもいいですね。
マクロビオティックはまず実践してみることが基本です。
自分は玄米ご飯が必要なタイプだと思えば、ふっくらとやわらかく消化吸収のよい玄米ご飯を炊くところから始めれば良いのです。
それで体調の変化を観察していくこと。
これこそが陰陽の学びなのです。

きょうは便秘を例にあげましたが、他の体調不良でも似たようなところがあります。
体内に溜まった過去の陽性を排出できると、別人のように元気になる人をたくさん見てきました。
そして何より凄いのは、精神面でもグンと変化することです。
やはり腸と脳はつながっていると実感します。
だって体の調子が悪いと落ち着けませんし、笑顔になれないし、周りの人に気配りできるゆとりなんて出てきませんものね。
目指せ!快食・快眠・快便です。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

「これから開催予定の単発講座とコース授業の募集状況」

 
 

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小麦のことを正しく知って腸を整えましょう

年末年始はお食事が乱れがちになる人が多いのですが、すでに忘年会やクリスマスの影響が体に出ている人がいるかもしれませんね。
体調を崩す一番の理由は食べ過ぎです。
私は迷ったら食べない方を選択するので、一日に1食なんてこともザラにあります。
断食をしたことのある人なら経験済みでしょうが、食べないことってつらいことではなく、快適なんですよね。
このままずっと食べなくても生きていられるような気持ちになって、ちょっとハイになったりします。
ま、そこまで行かなくても、1週間に1日くらいは胃腸にもお仕事を減らしてあげた方が、その他の臓器の負担も減って体が楽になります。
年末は大掃除の季節ですが、体も大掃除して感謝できたら最高ですね。

ところで、体調を崩す一つの原因として、小麦製品の過剰摂取があります。
マクロビオティックでは粉物の摂取を控えた方が良いと考えていて、その理由はすでに過去記事で何本も書いてありますが、次の記事はぜひお読みいただきたいです。
「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」

さらに、こちらの本を読むと小麦の現実を知ることができて良いと思います。
「小麦は食べるな すべて小麦が原因だった!」
この本の帯には「人間の脳にヘロインと同じ重大影響を及ぼす!」と書いてありますが、簡単にいうと、小麦が消化されて脳に入り込んでモルヒネと同じように、軽い感情的高揚状態を誘発してしまうというのです。(詳しくは本を読んでね)
ですから、小麦製品はまた食べたくなるのです。
この犯人はグルテンなのですが、そんなところからもグルテンフリーがブームになっているのでしょう。

じゃあ、マクロビオティック料理教室でよく作っている車麩のカツって、グルテンだらけだと思いませんか?
もしあなたが気になるなら、まずはお菓子類から減らすことをおすすめします。
その次はパン。
主食としてパンは食べないこと。パンはおやつですね。
パンからせめて白米に移行すること。
もし可能なら一気に玄米に移行してみてください。
大いなる体の変化を感じるでしょう。

脱小麦!
そんな生活を1か月、できれば3か月実験してみると人生が変わると思いますよ。
しかし、それを一生頑なに続けなくても良いです。
つき合いにくくて面倒くさい人になるから(笑)
たまには美味しいパスタでも食べながら、お友達と交流できる心のゆとりと、それに耐えられる体になってほしいと思います。
私は小麦の何が悪いかって、腸へのダメージが大きいことをあげます。
貧血の人には小麦製品の好きな人が多いですね。
来年の「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」では、そんなことも含めてお話をしようと思います。

 
 

牡蠣と雲丹と堀川牛蒡のペペロンチーノ アルポルト

 
 

(牡蠣と雲丹と堀川牛蒡のペペロンチーノ アルポルトカフェ京都高島屋)

なお、玄米を食べてみたいと思われる方は、むそう塾の愛クラスを受講してくださると、抜群に美味しい玄米ご飯の炊き方をお教えします。
この中川式玄米ご飯は、小麦とは反対に腸を守り育てる主食の王様です。
新しい年は、腸を育てる食生活に挑戦してみませんか?
まずは主食です。

 
 

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