つむぎさんから「お弁当の想い出」の原稿「第2弾」が届きました。
玄米ご飯をお嬢さんのお弁当に入れたところ、拒否されてしまいました。
家では玄米ご飯を食べてくれるのに・・・。
<つむぎさんからの感想文> (1)はこちらから
『OBENTERS™とともに。娘へのお弁当作りを通して感じたこと』(2)
こうして始まった長女へのお弁当作りでしたが、投稿を続けるにあたってはいくつかの壁に突き当たることがありました。
まず一つ目の壁は「玄米ご飯」です。
お弁当を作り始めてすぐに「お弁当には白いご飯を入れて欲しい」「お弁当に入っている玄米ご飯はあまり好きじゃない」と娘から言われてしまったのです。
家では玄米ご飯を(保温ジャーに入っている温かい状態だと)食べるし、私自身のお弁当は玄米ご飯で投稿しているからいいかな、と娘:白米、私:玄米という二刀流(?)での投稿。
朝に二種類のご飯を炊くのは忙しい時もありましたが、玄米ご飯を持たせると残してくることも時々あって、それよりはきちんとご飯を食べてきて欲しいとの思いからそのようにしていました。
白いご飯での投稿が続いたある日
2014.4.15.
「娘さんは玄米ご飯は食べないのかな?」
と中川さん。
その後も
2014.4.17.
「お嬢ちゃんは玄米は食べないのかな?」
2014.4.30.
「お子様にも玄米ご飯を持たせましょう」
5月に入り、なんとか玄米ご飯で投稿すると
2014.5.1
「お、やっと玄米ご飯になりましたね。よかった」
でも、6月からやっぱり白いご飯に戻っています(しぶとい娘)。
2014.7.2.
この日は「ドライカレーでなんとか玄米ご飯食べてもらう」作戦。
そしてまた、白いご飯に逆戻り。
投稿することがだんだん苦しくなってきます。
その後、夏休みということもあって暫くの間 投稿をお休みしていました。
夏休みが終わって9月から投稿を再開したものの、まだ白いご飯です(相当しぶとい娘と強く押し切れない私)。
時々は玄米ご飯でお弁当を作っていましたが、2014.9.13.からついに投稿をお休みしてしまいます。
それまでの間も、投稿お休み期間中も、
「どうしてお弁当だと玄米ご飯を食べてくれないのか」と悩み、
「玄米ご飯は保温中ということにしておかずだけで投稿しちゃおうかな」とか、
「投稿するのは玄米ご飯にして、持たせる時に白いご飯にしちゃおうかな」とか
そんなことをちらっと考えたことも正直ありました。
でも、やっぱり、「美味しく炊いて美味しく食べてもらいたい。『お弁当でも美味しい玄米ご飯』を炊くしかない!」という気持ちで炊飯に向き合うほかありませんでした。
2014.11.10 お弁当の投稿を再開 。この日から玄米ご飯を入れています。
中川さんからのご指導は
「玄米ご飯もちゃんと炊けているので安心しました」
今回この原稿を書くにあたって当時の流れを振り返ってみたわけですが、玄米ご飯に対する中川さんの思いと、この日のコメントに改めてうるっとしてしまいました。
また、どういうことがきっかけでお弁当の玄米ご飯に抵抗が無くなったのか、この機会に長女にも尋ねてみました。
「はじめは『お弁当は白いご飯じゃないとやだ』…って言ってたけど、どうして玄米ご飯でも大丈夫になったの?」
すると、なんと娘の返事は、
「えっ? そうだったっけ? そんなこと言ってた?」
…はじめからずっと玄米ご飯をお弁当に持って行っていたと思っていたそうです。
これにはなんというか………笑ってしまいました!
今では中川さんにご飯を褒めていただくことも増えてきて
2016.12.13.のお弁当には
「主食を大事にしているあなたのことが大好きです」と。
言葉にならないほど嬉しくて、「わあ…どうしましょう」という感じでした。
これは、もう、しぶとく粘った娘に感謝するしかないなと思います。
苦しんだ日々があったお陰、と今なら言えます。
それに、以前のお弁当の画像を見返してみると、当時の玄米ご飯はちょっと食べづらそうと自分でも感じます。
娘の抵抗にもやはり理由はあったのだなと思うのです。
* * *
<マクロ美風より>
過去のおまとめから2014年5月1日の写真を探して来ました。
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 つむぎさんのお弁当 2014.5.1)
写真を中川さんにもう一度診断してもらったところ、50点とのことでした。
中川さんによると、冷めても美味しいのは52点くらいからということなので、その2点ほどの差をお嬢さんは感じとっていたのでしょう。
>『お弁当でも美味しい玄米ご飯』を炊くしかない!
ここに行き着いたつむぎさんの判断は大正解だったわけです。
愛クラスを受講された方から、よく「中川さんの炊いた玄米ご飯は翌日になって冷たくても美味しいのでビックリしました。」というご感想をいただくことがありますが、それは当然のことながらお弁当にもピッタリということになります。
つむぎさんは、お嬢さんのお弁当のおかげで玄米炊飯の腕を上げましたね。
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