先日、海外に在住のかたからお問い合わせがありました。
病気に関することなのですが、マクロビオティックを始めて少しでも改善したいとのことでした。
幼いお子さんが難病になってしまったのだとか。
お気持ちはとてもよく分かるのですが、小さなお子さんに玄米ご飯を食べさせる時には、大人以上に気をつけなければなりません。
消化器官の発達がまだ未熟だからです。
さらに、マクロビオティックのことも、動物性排除の情報が独り歩きしそうで危険な状態でした。
早い段階で私のブログに辿り着いてくださったので、体調をそれ以上悪化させることなく、玄米の正しい情報や、マクロビオティックの現状などもお伝えできてホッとしました。
玄米ご飯は、ちゃんと消化吸収してくれれば、とても素晴らしい力を発揮してくれるのですが、炊き上がりに問題があったり、その人の体調に合っていない場合は、むしろマイナスになってしまいます。
私はおかげさまで最高の炊き上がりの玄米ご飯を食べさせてもらっているので、日々快調です。
14日・15日は上級幸せコースの授業があったのですが、中川さんが炊いてくれた玄米ご飯は、単なる新米の美味しさだけではなく、新しい炊き方を研究している途中の炊き上がりでした。
こうしていつも炊き方を研究して、「もっと美味しく!」と玄米に向き合っているので、むそう塾の玄米ご飯は本当に美味しいです。
今回いただいたご飯は、うっとりする仕上がりでした。(ああ、写真を撮っておけばよかった。)
ごはんに酔う感じ。
たまたま、昨年書いた玄米の記事が目に入りましたので、リンクしておきます。
とても大事なことなので。
玄米ご飯の炊き上がりに関する認識の違い 2016.10.14
* * *
ところで、幸せコースでは「玄米の松茸ごはん」をお教えしました。
通常、玄米の炊き込みご飯は硬くなってしまうので、「玄米で炊き込みご飯は無理」という先生もおられます。
その結果、混ぜご飯にするんですね。
でも、むそう塾では堂々と「炊き込みごはん」になっています。
塾生さんが復習投稿をしてくれましたが、美味しそうに炊き上がっています。
よく研究して炊き上げていました。
彼女は緻密な推測ができるタイプなので、なおのことよく研究されていて素晴らしいと思いました。
お見事!
(玄米の松茸ご飯 料理:むそう塾生“じゅんじゅん”さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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