髪の色も「色の陰陽」として気持ちに変化を与えます

今日で8月も終わり。
朝晩がとても涼しくなってきました。

2017年8月から髪を染めるのを止め、9月にはバッサリ髪を切り、しばらく白髪生活を楽しんでみました。
主に肝臓と皮膚の状態を知るためだったのですが、そんなに影響は大きくないように思われたので、2019年2月に1年半ぶりに髪を染めてみました。
せっかく白髪なので、一気に黒っぽくするのは勿体ないと思い、毎月明るい色を選んでいましたが、明るい色は色落ちが早いのが難点でした。

そこで、7月に少し茶系の色を足したところ、一気に色あせが遅くなりました。
それに気を良くして、8月は2段階茶系を増やして「ブロンズ」に染めてみたのです。
ライトと白髪の関係で上の方は明るいのですが、実際の色は円の中が近いです。

 
 

 
 

美容師さんの説明によると、この色は外国人ではよくある色なのですが、日本人がこの色にしようと思うと、ブリーチを3回ほどして、それから染めるときにも1回では色が入らず、2回〜3回に分けないと綺麗な色にならないのだそうです。
ところが私は元が白髪なので、綺麗にブリーチができた状態のため、この「ブロンズ」カラーが綺麗に入ったというわけでした。

というわけで、これから毎月この色に染めてもいいかなあと思える色になりました。
色々な色を楽しんだ6か月間でしたが、ファッションカラーの楽しい色は、お洋服選びが難しかったです。
やはり茶系や黒系は色々なお洋服に合いやすいですね。

ところで、髪の色が変わると気持ちも変わるのは事実です。
それは色の陰陽の影響を受けるから当然なのですが、ファッションに敏感な若者が自由にヘアカラーを楽しんでいるのを見ると、躍動感があっていいなあと微笑ましく思います。
髪の色は心の表現であったりするからです。

とまあ、呑気な記事で申し訳ないのですが、白髪になられた人の参考になるかなと思い、この記事を書いてみました。

 
 

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プロのお魚料理をこんなに見事に再現した塾生さんが素晴らしい!

今月の「秘伝コース」の復習投稿で、“さえ”さんから素晴らしい投稿がありました。
お料理の出来上がりもすごいレベルなのですが、投稿文も素晴らしい内容なのです。
他のかたにも、その感動が伝わるといいなあと思って記事にさせていただきます。

 
 

<さえさんの投稿文より>

中川さん

こんばんは。
秘伝コース8月の復習をしました。よろしくお願い致します。

・かます幽庵焼き
かますは塩焼きで頂くことが多かったのですが、この幽庵焼は本当に絶品です。
夫も焼いているそばから、「いい香りがする!美味そう〜」と大興奮、食べても「うますぎる!」と大興奮でした。
秋まで楽しめると思うと嬉しいです。

柔らかい身のかますをおろす時は緊張しましたが、始めるとあれ?と不思議に思うほどスムーズにおろすことができました。
秘伝コースが始まってから魚に触れることが多くなったおかげだと、じわじわと嬉しさが込み上げてきました。
ーー(幽庵焼きの作り方工程なので省略)ーー ※マクロ美風
焼きは秘技を教えていただいたおかげで、大きく失敗することなく焼くことができましたが、均一に焼くことは難しかったので練習重ねます。

・絹ごし豆腐と鱧のお吸い物
鱧のアラで作ったお出汁にすっかり魅了されております。
夫も飲むたびに「あぁ〜美味しい〜」と声に出してしまうほど気に入ってくれています。
青ゆずが香りよく、とても美味しかったです。

・鮎の踊焼
生きたままの鮎を入手することができました!諦めずに探せばあるものなのですね。
神奈川県厚木市の中津川で天然の鮎が釣れるそうで、養殖鮎を販売している業者が釣り人から天然鮎の買取をしているとネットで見つけました。
そちらに連絡を取り譲っていただけないかお尋ねしたところ、快く分けてくださいました。
1回目は6尾購入し、何度も刺し直したりでかわいそうなことをしましたが、動画があるおかげでなんとかできたという感じでした。
別日にまた6尾購入し、再挑戦しました。
今度は刺し直すこともなく、全部一度で串を刺し終えることができました。
画像は2回目に購入して踊焼きにした鮎です。
焼いた鮎の香りまでがご馳走だと思えるほど香ばしくて、本当に美味しかったです。
夫も養殖鮎の皮は硬いけれど、天然は柔らかいと感激してくれました。
ドライブがてら厚木まで買いに行くことを夫も楽しんで協力してくれたので、喜んでくれて嬉しかったです。
この夏のちょっとした楽しい思い出になりました。
ーー(蓼酢の作り方工程なので省略)ーー ※マクロ美風

・すずきの蓼焼
ーー(蓼焼きの作り方工程なので省略)ーー ※マクロ美風
お手本より緑が乗ってしまいましたが、
爽やかな緑色が綺麗で、こうゆう工夫がすごいなぁと和食の奥深さにじんわりと感動しました。
少し苦味と身が弾力が食べ応えがあって美味しくいただきました。

・穴子の醤油焼
穴子はお寿司屋さんで頂くばかりだったのですが、また新しい最高に美味しいお料理を教えていただけてとても嬉しいです。
○○をほんのちょっと乗せて焼いたシンプルな穴子がこんなに美味しいなんて嬉しい驚きでした。
ーー(穴子の醤油焼きの作り方工程なので省略)ーー ※マクロ美風

どのお料理も一瞬たりとも気を抜けず焼き魚の難しさを感じましたが、グリラーに助けられました。
グリラーを購入して本当に良かったです。
盛り付けも身を崩さないように触りすぎに注意しましたが難しく、お手本をガン見しました。
練習重ねます。

以上になります。長くなりすみません。
ご指導よろしくお願い致します。

 
 

【かますの幽庵焼き】

 
 

【絹ごし豆腐と鱧のお吸い物】

 
 

【鮎の踊焼】

 
 

【すずきの蓼焼】

 
 

【穴子の醤油焼】

 
 

*   *   *

<マクロ美風より>
いや〜、素晴らしかった!
もう感動しました!
もうあなたを素人とは呼べませんね(^o^)
秘伝コースのお料理は、最高に美味しいことを教えるけど、素人が作るには難しい内容も含まれているのです。
鱧料理がその代表格ですね。
でも、あなたはその鱧にも挑戦されて、こんなに素晴らしい復習投稿をしてくれました。

中川さんが培ってきた技術を惜しげなく伝えて、それが実ったというのがとても嬉しいです。
これは一方的に伝えても駄目で、受け取る側の本気がなければ実りませんから、そういう意味でも二重に嬉しいのです。

そして、この投稿文からは、鮎を求めてドライブした夏の思い出が想像できて、こちらまで幸せな空気をいただきました。
ご夫妻の笑顔が目に見えるようです。
食べてくれる人、理解してくれる人の存在は、お料理の上達には欠かせない要素ですね。

それにしても、食材を調達するまでのリサーチが偉いです。
そこまで頑張ってこその出来映えですよね。
幸せコースの包丁砥ぎの頃から、あなたの真剣さを感じていましたが、コースが進むにつれてその熱い想いが結果につながってきましたね。

中川善博の世界をここまで再現してくださって、私も心から嬉しく思います。
来月は実習がないのが残念ですが、瓢亭さんでお庭を愛でながら有意義な時間を過ごしましょう。

 
 

※ 秘伝コースでお教えした内容は下記の記事からご覧いただけます。
「マクロビオティック京料理教室 むそう塾 秘伝コース」 2019.8.4

 
 

カテゴリー: 塾生さんのメールから心に響いたこと, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント

「あす生きていたら、何をしようかしら」 樹木希林さんの生き方

新聞に樹木希林さんのことが載っていた。
私はネットで読んでいるので、ネットには内田也哉子さんの動画もついている。
ネットと新聞で微妙に表現が異なるのも面白い。

「希林さんの死、見守った夜の空気に思う 内田也哉子さん」 2019.8.28 11:30

 
 

ーー「命と密接に向き合うこと。母の意図を理屈抜きで理解しました。どんな人にも等しく死が訪れる。自然の摂理の中に私たちはいるんだと。するとかけがえのない日々に自然と感謝の気持ちがわく。」ーー

そう。私たちは自然の摂理の中にいて、自然とともに生きることが最も人間らしく生きられるはず。
環境は自然からどんどん離れていく現代社会だけど、心は自然とともにありたいもの。

この記事の中に、「あす生きていたら、何をしようかしら」という表現がある。
誰しも明日も生きているのが当然ではないからこそ、この言葉に深く共感する。
一日一日を大切に生きて行きたい。

 
 

 
 

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「子どもが幸せになることば」は生きる力が湧いてくる本

「映画は監督で観る」といいますが、それが本なら「編集者で読む」というのが私の選択基準です。
いや、本は作者で読むという人がほとんどかもしれませんが、「この編集者の考えていることはこういうことだったのか」と、何冊か読みながら「その人」を知っていくのはとても愉しいものです。

会ったことのない編集者であっても、その人と一緒にお酒を酌み交わしながら語り合ったときと同じような満足感に浸れるから不思議なものです。
とはいっても、この満足感は私だけの一方的なものなのですが(笑)

編集者が情熱を込めて作り上げた本は、行間を読むようにして読むのが私流。
そして最後に、「この本を作ってくれてありがとう」という気持ちで本を閉じます。

今回読んだ本は、「子どもが幸せになることば」です。
編集者は、「読みたいことを、書けばいい。」の今野良介さん。

え? 71歳の私が子育ての本を?
いえいえ、そこらへんの子育ての本とは、大きく違います。
71歳の私でも、「自分を育てるために」この本を読んでよかったです。

お子さんがいない人でも、あなたの心に引っかかっていることの答えがこの本から得られるかもしれません。
なぜなら、誰しも子どもの頃があったからです。
もし、心に引きずっているものがあるのなら、その時まで遡って絡まった糸をほぐすことが出来るかもしれません。

今、子育てに疲れている人は、本なんて読む暇がないかもしれません。
本を読むより眠りたいのが素直な気持ちかもしれません。

でも、この本はきっとあなたに新たな生きる力を与えてくれる
そんな気がします。

 
 


子どもが幸せになることば 田中茂樹著 今野良介編集 ダイヤモンド社)

 
 

 
 

今野良介さんの紹介記事はこちらから読めます。

 
 

カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, 本の紹介 | コメントする

「太刀魚と白葱の南蛮漬け」の復習投稿文が素晴らしい!

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」では復習投稿というのがあります。
強制ではありませんが、習ったお料理を正しく受け取れているかどうかを確認する目的で、写真や動画とともにメールを送っていただいています。

教室でお料理を習ったら、すぐ復習してすぐ投稿する。
これがお料理を正しく身につける秘訣中の秘訣です。
見ただけ、食べただけでは、10人中9.9人が不正確な部分を抱えていますが、帰宅してから習ったお料理を再現してみると、記憶のあやふやなところ、技術的に難しいところが浮き彫りになってきます。

経験上、多くの人が勘違いすることがお得意であることも把握しています(笑)
ですから、なおのこと復習投稿は貴重な学びのチャンスなのです。

いつも習ったらすぐ復習投稿をされる“京子”さんが、昨日投稿してくれた投稿文が素晴らしかったのです。
出来上がったお料理を召し上がったご家族様の反応を細かく書いてくださって、中川さんも私もとても嬉しかったです。
では、京子さんの投稿文を掲載させていただきます。

*   *   *

<京子さんの復習投稿文より>

中川さん

おはようございます。
塾生番号93-4○○○○○です。

先日は満足コースでのご指導ありがとうございました。

太刀魚と白葱の南蛮漬けの復習投稿を致します。

作っている時から娘が「これ何?」と何回も聞いてきて、美味しいものの予感を感じていたようです。
娘は太刀魚と木耳をモリモリ食べて、目線が私のお皿を捉えて離しませんでした。
主人は南蛮漬けに「酸っぱい」「甘ったるい」と良いイメージを持っておらず、お汁まで飲めてしまうのに驚いていました。
夫婦共に身体が必要としていると感じました。
沢山作って健康管理に役立てます。

このお料理で初めて出刃包丁をおろしました。
三徳包丁よりもお魚を捌きやすいと感じます。
丸ごとのお魚を出刃包丁で捌いてみたくなりました。

(作り方の工程が書いてあるので、一部省略します。)※マクロ美風

教室と同様具材を各3つずつ盛り付けました。
太刀魚を少し大きく切りすぎました。

以上になります。

どうぞ宜しくお願い致します。

○○ ○○○

*   *   *

<マクロ美風より>

いかがですか?
素晴らしい投稿文ですね。
作って写真だけポーンと送るのではなく、ここまで丁寧に文章を綴ってくれて、お料理に向き合うお気持ちが盛り込まれています。
復習工程も細かく書かれているので、もし間違いがあった場合はすぐ発見できますから、こういう書き方はとても効果的です。

私も教室でこのお料理をいただいた時には、南蛮地(漬け汁)がとても美味しくて飲み干しましたから、ご主人様のお姿が目に見えるようです。
酢の物好きの私は、リクエストしたいお料理の一つに追加です(^_-)-☆
お嬢ちゃんもモリモリ召し上がってくれて、良かったなあと思いました。

こんなふうにして、むそう塾のお料理は、プロの味がご家庭の味として伝わっていきます。
だから、美味しいこと間違いなし!です。

 
 

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