除菌と消毒のし過ぎに要注意! 特に子どもは避けてあげたい

先日東京の某デパートに入ろうとしたところ、入り口近くですでに消毒剤の臭いがすごかった。
ちょっと息をするのをためらうほどの強さで、その場を通り過ぎるまで呼吸を止めたほどだった。
入り口でマスク確認と検温と手の消毒を要求されたが、手首で検温するのが新鮮だった。

どの売場に行っても消毒剤が置かれて、真面目に消毒に応じていたら、きっと手がひどく荒れるにちがいない。
そもそも私は行き過ぎた消毒には反対だ。
常在菌を殺せば皮膚が丸裸でウイルスに接することになるからだ。

ところで、消毒液を下方に向けてシュッとしても、大抵は腰をかがめているので顔が結構近くにある。
入り口では次々とシュッシュッとするので、噴霧しているのと同じような環境になる。

消毒剤や漂白剤は、吸い込んでしまうと肺に大きなダメージを与える。
だから私は吸い込みたくない。

タクシーに乗ると、真面目にシュッシュッとしたような車は、1分ほどで喉がキューッと締め付けられて、途端に苦しくなって咳が出る。
この場合の咳は当然のことながら、異物を排除したい体の免疫反応だ。

しかし、今どき咳をすると、運転手さんが過敏に反応するので、喉を外側から引っ張ってしきりに呼吸を調節すると、目にいっぱい涙が湧いてくるが咳は出ないで済む。
でも、そんな我慢は体によくないので、過剰消毒はあなたのためにも良くないですよと運転手さんに告げることにしている。

大人の私でさえこうなのだから、小さな子どもならもっと影響が大きいと思う。
第一、入り口の台に置かれた消毒剤は、子供の顔にもっと近くなるのだから、大人は子供を守るために要領よくふるまってほしい。

これらについては、こちらの記事にもあれこれ書かれているので、長いけれどお読みになることをおすすめする。

 
 

そういえば、デパートのエレベーターは、顔を壁に向けて立つのが新しい生活様式らしい。
私は階段かエスカレーターを利用するけど。
1台につき4名制限。

 
 

(京都高島屋にて)

 
 
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