話し方の陰陽

東京都知事選が終わった。
候補者の演説を聞いていて感じたことを一つ。

とくとくと静かに語り、ずっとこの人の話を聴いていたいなと思わせる人。

感情移入たっぷりに早口でしゃべり続ける人。

演説内容はともかく、話し方だけを取り上げる。
そもそも演説の目的は、自分の話を聴衆に聴いてもらうことだから、聞き手が聞きやすいスピードであるべきだ。

しかし、陽性タイプの人はとかく早口でまくしたてる喋り方をする人が多い。
特に自分の得意分野の話となると、立て板に水のごとく喋り続ける。

でも、実はそれって、聞き手にとってはあまり内容が残らないのである。
勢いよく話している印象は残るけど、聞き手が自分の頭で考える時間が持てないので、深く共感すると言うより、聞き流してしまう部分が発生する。

熱いとか、濃いとか、熱量があるとかいうのは、その人が訴えたいことが強い想いで持っているからであるが、早口で喋りだすと吐き出しているように感じてしまう。
これはあまり得策ではない。

事実、某候補者の演説に「暑苦しい」と感じて距離を置いた人もあると聞く。
それはそうだろう。
それは一種の排毒演説になるからである。

 
 

ところで、若いうちはパワーがあるので、勢い余って熱い演説になることはあろう。
某候補者の応援に入った某国会議員のマッチョ感溢れる演説のように。
しかし、その場が盛り上がることと、話が理解されて支持を得ることとは別問題だ。

私の経験から一つ。
とても陽性な人は実は寡黙であったりする。
だから、一言の重みが半端ない。
それは、排毒演説をする人の方がまだ陰性さがあるということでもある。

私たちは自分の話し方には無頓着かもしれないが、マクロビオティックの陰陽で考えると、実に多くのことがわかる。
それを「なりたい自分」に合わせて調節できたら、もっと満足感の多い人生になる。

 
 


(鱧寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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