私はマクロビオティックを知ってから数年間、ストイックに玄米菜食をしていました。
最初はよかったのですが、そのうち痩せ過ぎて女性らしさが体型から消えて悲しくなりました。
30キロ台に突入して、鎖骨が浮き出ていました。
何というのでしょうか、柔らかさがなくなって、きつく感じるようになりました。
洋服のサイズも3号で、大好きなお洋服選びに困るようになって、当時教わっていたマクロビオティックの先生からも、「絞ってる?」と言われる状態だったのです。
「真面目にマクロビオティックをしていたら、こんなふうになったの」と答えたところ、「もう少し太りましょう」と言われて、そこから私の体重増量作戦がスタートしました。
先生が奨めてくれた方法は全部試しました。
でも、限界がありました。
そうこうしているうちに、中川式玄米ご飯に出会いました。
ふっくらと膨らんだ玄米ご飯は、それまで私が炊いていた陽性な玄米ご飯とは違って、明らかに陰性の良さを最大限まで引き出した炊きあがりでした。
中川さんに炊き方の秘密を教えてもらって、玄米ご飯の炊き方を変え、おかずの作り方も陰性さが増えるようにしたところ、めでたく体重は増え始めました。
でも、この頃はまだ動物性の摂取には消極的でした。
そのうちに、むそう塾を始めるようになって、陰性な人がどんどん登場するようになったため、試しに動物性も取り入れてみました。
すると、見違えるように元気になられる方が増え、最も顕著だったのは、止まっていた生理が再開する人が続出したことです。
塾生さんに奨めるからには、私も一緒に食べてみるわけですが、そうすると、なんと私は体重が増え始めました。
つまり、玄米ご飯の炊き方を変えて第一段階、動物性を取り入れて第二段階の体重増加があったわけです。
そしてさらに、第三段階の挑戦をしてみました。
白米を食べてみることです。
これは毎回ではなく、たまになのですが、それでも体重は増加しました。
パンも食べてみました。
小麦粉製品も食べてみました。
すると、体重はもっと増加しました。
これで大体分かりました。
やはり白米は玄米より太るということが。
そして白米よりパンの方が太りやすいということも。
ついに体重は50kgになったので、やはり私は玄米がいいなあというところに落ち着きました。
そして、おかずは時々動物性があったらベストだと思えるようになりました。
もしこれに甘いものが加わったら、確実に体重は増え続けることでしょう。
太る食べ方も痩せる食べ方も分かりました。
こういう経験があったからこそ、目の前にいる人の体型を見ると、その人の食べているものが手にとるように判ります。
そして、次のような記事もよく理解できます。
タニタらしい記事ですが、体験的にも、陰陽的にも納得です。
もし今、玄米菜食がマクロビオティックだと思いこんでいて、体調不良の方は、この記事からヒントを得られるのではないかと思います。
「タニタの健康コラム」
小麦より米?パンよりごはんがオススメな理由は「アミノ酸スコア」にあり
(小豆入り中川式玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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