かつて「手づかみ食べ」でお子さんを育てている人がいました。
しかし、最近悩み事があって相談を受けました。
4歳になってもお箸やスプーンを使わないので、保育園の先生から「家庭ではどのように食べさせているのか?」と質問されたというのです。
もちろん、家庭でもお箸より先に手が伸びて、お子さんは手だけでなくお洋服も頭もベタベタになってしまうそうです。
つまり、離乳食を始めた頃のまま、4歳の今も散らかしながら食べるそうです。
でも、お母さんは、これが子どもの感性を育てるためだと我慢していたとか・・・。
いや〜、それは違います。
生まれて初めて食べ物を口にする時は、手づかみで感覚を養い、食べる喜びを知ってもらっていいけれど、それは一時期であって、その後はちゃんとお箸やスプーンを使えるように教えてあげなくてはね。
子どもは動物ではないから、ちゃんと道具を使えるように育てなくては、と答えたら、そのお母さんは急に泣き出してしまいました。
子どものためと思ってずっと我慢していたのに、と言って泣くのですが、いえいえ、子どものためを思うなら、食べ方はちゃんと教えておく必要があります。
ましてや第三者に子どもを預かってもらう可能性のある人は、年齢相応の食べ方が出来るようにしておかないとね。
そうでないと、集団に入った時、あるいは第三者に託した時、そのお子さんが嫌われることになりかねませんし、子どもを預かってくれる人に対しても失礼です。
だって、手やお顔が汚れていたり、お洋服が汚れていたら、触られたくないと思うお子さんはいますからね。
気になって調べてみたら、やはり手づかみ食べがいつまでも続いているお子さんがいて、困っている人がいました。
久しぶりに実家に子どもを連れて行ったら、可愛い孫を抱きたくても手がベタベタで敬遠されたとか、周りを散らかすので友人と一緒に子連れで食べる時いやな顔をされたとか、色々ありました。
そうでしょうね。
そうなると思います。
やはり子どもにはお箸を使わせるように教えてあげてほしいです。
日本人ですから。
今、むそう塾では幸せコースの塾生さんが、「中川式お箸の持ち方」を練習してくださっている最中です。
いや、していない?
1週間必死に頑張ってください。
前の持ち方を忘れるくらいに。
夢でもお箸の持ち方練習をしていたという先輩がいましたよ。
Twitterに動画を上げてもいいから、練習しているところを見せてください。
万が一間違って持っているといけませんから。
中川式はロジカルに教えているので、奥さんよりご主人の方が早く上手に持てるようになったという例もありました。
一家で挑戦してみるのもいいですね。
これを機会に、みんなで綺麗なお箸の持ち方が出来るようになりましょう。
お料理上手はここからスタートします。
(中川式お箸の持ち方 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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