この季節になると茄子や胡瓜やトマトなど、いわゆる夏野菜がどんどん採れて、自家栽培をしている人には嬉しい悲鳴でしょうか。
そんな人からお野菜をいただくこともあるでしょう。
たくさんいただいて嬉しい半面、お料理方法で悩むこともありますね。
そんな時には中川さんの美味しいお茄子料理を思い出してみてください。
3以下はいずれも中川さんのブログから集めて来ました。
初めてこのサイトにいらっしゃった方のためのサービス記事です。
1【茄子の油焚き】
包丁目が美しい。
汁もたっぷりと器に注いで、じゅるじゅるっといただきます。
あまりの美味しさに、ついつい食べ過ぎてしまいますから、ここはぜひマクロビオティック仕様ではなく、動物性の鰹を使って陰陽のバランスを取ってほしいです。
このお料理に生姜はとても合うのですが、それはまさに鰹の毒消しになるからだと思います。
地方によってはいりこを入れるところもありますね。
これもまさに陰陽を図る食べ方です。
作ってから少しおいた方が味が馴染んで一層おいしくなります。
冷やして召し上がるのも暑い季節の食べ方として陰陽的にも良いです。
皮の柔らかい茄子がこのお料理には向いています。
茄子を揚げるより簡単で、一般的なお惣菜ですから、お婆ちゃんやお母さんが作ってくれてご存知だと思います。
(1の写真を別角度から)
2【茄子味噌 2006.9.5】
写真は長茄子を使用していますが、千両なすでも出来ます。
茄子とお味噌ってとっても良く合うのですが、それはまさに陰陽バランスでした。
凄いですねぇ、陰陽って自然にバランスが取れるようになっているのですから。
3【焼き茄子 2006.8.29】
とてもポピュラーなお料理方法ですが、正しい焼き茄子の料理方法は案外と知られていません。
焼いたあと水にとってから皮をむくことを教えているプロもいますが、それでは味が落ちてしまいます。
美味しいお料理にするためには、熱いのを我慢して手早くむきます。
<正しい焼き茄子の条件>
・焼いたあと水にとらない
・皮をむいたら薄い緑色
美味しく焼き茄子ができたら、こんなアレンジ料理も楽しみましょう。
4【焼き茄子パスタ 2005.8.30)
中川さんのこの頃の作り方と今の作り方は、もしかしたら変わっているかもしれません。
パスタの選び方もね。
この頃は完全ベジ仕様のお料理を研究されていた頃だったのです。
「アルチェネロを硬い目に茹でてオリーブオイルで炒め、自然醤油を焦がし入れ、黒胡椒でひきしめる。手で裂いた焼き茄子と一緒に盛りつける。甘くて焦げの香りがする茄子を焦がし醤油の味がするパスタで食べる。あくまで茄子料理。 九条葱と土生姜を載せて。」なんて書いてあります。
5【江戸風焼き茄子赤だし茶漬け 2013.9.17】
作り方は次の記事から。
瞬時の工夫力が問われる事もある。 マクロビオティックは判断力
中庸な人向け。
6【小松菜と焼き茄子の博多 土佐酢かけ 2013.9.17】
作り方は次の記事から。
瞬時の工夫力が問われる事もある。 マクロビオティックは判断力
陽性な人向け。
7【焼き茄子豆腐 2013.9.17】
作り方は次の記事から。
瞬時の工夫力が問われる事もある。 マクロビオティックは判断力
陽性な人向け。
いずれもマクロビオティックでは陰性食材として、召し上がるのを敬遠している人も多いです。
私なんか3年間くらい徹底的に避けていました。
もちろん当時は動物性も避けていましたから、夏でもあまり暑がらずに、冬は寒がる体質になってしまいました。
その後陰性の大切さを痛感してからは、これらのお野菜もいただくようになりましたけどね。