「第16回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」開催のご案内

先日、2023年度の「幸せコース」に2名の方がお申し込みくださいました。
おふたりとも、「元気になりたい!」「ご家族の健康を守ってあげたい!」「ワクチンの影響を最小限にしたい」ということでした。

その応援として、「中川式小豆玄米ご飯」の炊き方を、少しでも早くお教えするのが急務と感じました。
これからは、ワクチン接種後のケアが必要な時代になってきますから、まずは食べ物の改善を日常的に行う必要があります。

そのためには、毎日できることを実行するのが、地道ですが一番効果的です。

今回は平日の開催となりますが、他にもご都合のつく方がおられましたら、この機会に大きく変わった炊き方を学びにいらしてください。
少し単発講座から離れておられた方も、今後のために受講をおすすめします。

なお、第11回からの炊き方は、セカンドジェネレーションになりますので、第10回までの炊き方とはまったく異なります。
したがって、過去に「小豆玄米ご飯の炊き方講座」を受講された人でも、ぜひバージョンアップのために受講していただきたいです。

 
 

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【講座名】
「第16回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」

【開催日】
2022年11月2日(水)

【会場】
授業:「むそう塾」京都市左京区孫橋町18
懇親会:ホテルオークラ京都カフェ レックコート(1階)

【内容】
・中川善博による小豆玄米炊飯デモ1回&試食
・各自が実際に炊く練習&試食

【昼食】
小豆玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶

【小豆玄米投稿の投稿期間】
<初めての受講者>
11月3日()〜12月2日(金)21:00迄 投稿回数制限なし
<再受講者>
11月3日()〜11月12日(金)21:00迄 投稿回数3回

【タイムテーブル】
11:00     開場
11:30~14:00 小豆玄米炊飯のデモ・おみそさんのデモ&お食事
14:00~17:00 各自の実習・質問など
17:00     終了
17:30~19:30 懇親会(希望者のみ)

【定員】
8名

【受講資格】
幸せコース在籍以上(2023年度幸せコース申込者を含む)

【持ち物】
・玄米・塩
・圧力鍋
・鍋敷き
・ふうわりさん
※小豆は教室で用意

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
授業:33,000円(消費税込)
懇親会:無料

【受講費の支払期限】
講座開催日の1ヵ月前まで

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

(中川式小豆玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 

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歯を削らない歯医者さんが書いた自然治癒力とフィチン酸のこと

先日、本を読んでいたら、次のような文章がありました。
少し引用してみましょう。

 
 


(自然治癒力が上がる食事 歯学博士・小峰歯科医院理事長 小峰一雄著 2018.11.9発行)

 
 

「自然治癒力が上がる食事」 132Pより

ー引用はじめー

玄米の胚芽の部分に含まれているフィチン酸(Phytic Acid)は、頭文字をとってビタミンPとも呼ばれます。かつては「ミネラルの吸収阻害を起こすため、玄米を発芽状態にしてから食べたほうがいい」といわれていましたが、近年は問題のないことがアメリカで実証されました。
 フィチン酸は、余分な鉄分によって発生するヒドロキシラジカルという有害な活性酸素を無毒化する作用があり、抗酸化、抗炎症、免疫の上昇作用を組み合わせてがん細胞を攻撃する働きを持っています。つまりがん細胞に直接作用するだけでなく、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞の活性を高め、抗がん作用があるというわけです。
 このフィチン酸は腫瘍細胞に集中的に取り込まれさまざまながんに有効ですが、特に大腸がんに効果的であるとされています。そのほか乳がん。子宮がん、前立腺がん、肝臓がん、すい臓がん、皮膚がんにも有効といわれています。

ー引用終わりー

 
 

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私がマクロビオティックを始めた頃は、玄米のフィチン酸とアブシジン酸がマイナス要因と考えられていて、玄米を推奨しない意見が多かったのです。
しかし、ずーっとそのことが引っかかっていて、自分でも調べていましたが、途中で大丈夫だと思える結論に達していました。

昨年も、以前もその記事を書いています。
玄米のアブシジン酸とフィチン酸問題はもう古い 2021.4.15
玄米とフィチン酸(IP6)情報の今昔 2017.1.12

小峰医師の本もそれに沿う内容で、常々玄米をお薦めしているむそう塾としては、とても心強い内容でした。
しかし、まだまだネット上にはフィチン酸とアブシジン酸を負のイメージでとらえている人がいますので、もう一度この情報を共有しておきたいと思いました。

この本は2018年に書かれているのですが、今となってはなんてありがたい内容だろうかと思いますよね。
歯科医師の小峰先生は、歯から見て体全体のことを書かれているのですが、当然ながら歯に悪いことは体にも悪いわけで、そのことを意識できたらもっと健康になれると思います。

 
 

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「中川式小豆玄米ご飯」に驚きの声が続々届いています

9月24日に「第13回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を開催したのですが、その復習投稿が始まりました。
授業で中川さんが、「この小豆玄米ご飯は、カレーともよく合うよ」と話していたので、早速カレーを作って試してくれた塾生さんもいました。

どなたも、今までの小豆玄米ご飯とは次元の異なる柔らかさに驚いている様子が伝わってきます。
少しご紹介してみましょう。

【Aさん】
小豆も玄米もとても柔らかくて、 おかわりしていただきました。
歯が無くても食べられますね。
カレーにかけて(飲むように)食べても全然大丈夫なのが分かります。
優しい波動と甘さで、体の中からほっこり温まる感じがします。

【Bさん】
食べやすく、とにかく美味しいの一言に尽きます。
熱があるのではないかと思う程身体がポカポカし、パワーがみなぎってくる感じがしました。
流石に冷めたら多少小豆感が戻るのではと思ったのですが、全くそんな事はなく炊き立て同様の食感にこれまた驚きました。
早速シーフードカレーも作りました。
小豆が全く邪魔しないので白米なのではないかと思うぐらい柔らかく、ルーに馴染んでとても美味しかったです。

 
 

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Aさんの「歯が無くても食べられますね。」が面白い表現ですが、だからこそ、お年寄りや幼児には嬉しい玄米ご飯だと思います。
むそう塾から送った冷めた小豆玄米ご飯でも、コロナから元気に復活した人もおられます。
体が吸収してくれたんですねぇ。

Bさんはとても陽性な体質の人なので、本当は白米くらいが食べやすかったのでしょうが、この講座を受講してくれました。
そのうえでのご感想がうれしかったです。
大好きなカレーとの相性もバッチリということは、男性にも喜ばれる小豆玄米ご飯ということですね。

お二人の体験が、他の人にも参考になりますように。

 
 

(中川式小豆玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

この写真は、講座でデモ炊飯した時のものです。
フタを取ると、こんなふうに小豆が大きく膨らんで、今にも崩壊しそうになっています。
これが理想の炊きあがりです。

 
 

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むそう塾 2023年度 コース授業日程のご案内

10月に入ったら、むそう塾の来期のコース予約が始まります。
その前に、来期の日程を事前にお知らせしておこうと思います。
例年との大きな違いは、「満足コース」がお休みになることでしょうか。
さあ、あなたはどのコースに通われますか?
コロナでお休みされていた方も、復活をお待ちしています。

10月1日以降に、クラス編成をさせていただきますので、現段階で受講コースが決まっておられる方は、マクロ美風までご連絡ください。
Tweetでもコメントでもかまいません。

 
 

【2023年度の各コース】

5/14〜 「第15期 幸せコース」 あと3席
5/20〜 「第13期 上級幸せコース」
5/13〜 「第9期 秘伝コース」
5/6〜 「第4期 自由人コース1」
5/27〜 「第3期 自由人コース2」
5/21〜 「第2期 自由人コース3」
5/28〜 「第1期 自由人コース4」 満席

 
 

 
 

参考までに、2022年度の授業内容を載せておきます。

・5/15〜「2022年度(第14期)幸せコース」
・5/21〜「2022年度(第12期)上級幸せコース」
・5/22〜「2022年度(第9期)満足コース」
・5/14〜「2022年度(第8期)秘伝コース」
・5/7〜「2022年度(第3期)自由人(びと)コース1」
・5/8〜「2022年度(第2期)自由人(びと)コース2」
・5/29〜「2022年度(第1期)自由人(びと)コース3」

 
 

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「糖質は免疫に不可欠:2種類の糖質が免疫力を高め、長生きを助ける」

マクロビオティックでは主食とおかずの理想的な割合があるのですが、体調によってその割合とおかずの陰陽を変えます。
主食は玄米を中心にしますが、これも体調によって白米にすることもあります。
理念的には一物全体ですから玄米でなければならないと信じ、体調を著しく損なってしまう人がいるので、ここは要注意です。

玄米と白米の差はとても大きいのですが、それでも長年日本人の命を紡いでくれた食材ですから、安心していただきましょう。
ただ、糖尿病の人は白米だと血糖値の上がり下がりが著しいので、玄米を召し上がった方が体調管理が楽になります。(とても効果的)

しかし、玄米はやわらかく炊けて初めてその効果を得られるのであって、かたい玄米を無理して食べても胃腸を壊すだけです。

また、白米より玄米のほうがおかずが少なくて済みます。
玄米の米糠部分に、白米にはない栄養分があるからですね。
ですから、主食とおかずの量も白米より全体的に少なくなって普通です。

 
 

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今の時代はおかずが多くて主食が少ない傾向にありますが、昔はその逆でおかずの方が少なかったのです。
ごはんもおかわりして食べる時代でした。
でも、その方が体力はあったのです。

白米より玄米の方が栄養分はいっぱいありますが、その玄米にも沢山含まれていない栄養素があります。
それは「ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、ビタミンC」です。
それを補うために、代表的な食品をあげておきましょう。(他にもあり)

【ビタミンA】豚スモークレバー 鰻 銀だら ほたるいか 牛レバー しそ葉(生)
【ビタミンD】鮭 サンマ ブリ 真アジ いわし丸干し シラス干し 卵黄 干し椎茸
【ビタミンK】ブロッコリー 小松菜 鶏肉 鴨肉 納豆 油揚げ 小豆 生の卵黄
【ビタミンB12】牛レバー 豚レバー しじみ あさり 焼海苔 干し海苔 あおさ
【ビタミンC】赤ピーマン 芽キャベツ 黄ピーマン ブロッコリー キウイフルーツ

 
 

偶然、次のような記事を見つけました。
「糖質は免疫に不可欠:2種類の糖質が免疫力を高め、長生きを助ける」 2022.9.26

「玄米を食べて免疫力をアップしよう」というのは、実に正しい方向性なのです。
今はあちこちから免疫力のことで情報が入って来るでしょうが、玄米とおかずの選択によって、それが可能になることを知っていただきたいです。
特に「小豆玄米ご飯」だとビタミンKも取れるので、より一層理想的です。

 
 


現代版マクロビオティック食事法(2)食事バランスの記事より)

 
 

<参考記事>
現代版マクロビオティック食事法(1)序 2016.9.10
現代版マクロビオティック食事法(2)食事バランス 2016.9.12
現代版マクロビオティック食事法(3)動物性の割合 2016.9.14
現代版マクロビオティック食事法(4)主食としての玄米 2016.9.14

 
 

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