蓮根、京人参、九条葱、蒟蒻。あざやかにさわやかに。

ちょっと拘って作ってみた。国内産地粉を利尻昆布の出しで溶き、福井産山芋をくわえて少し天日塩で味付け。九条葱、白葱を刻み、お揚げさんの短冊と有機蒟蒻の細切りを載せて焼く。
たっぷりと黒胡麻油を敷いて。裏表をじっくり時間をかけて焼き、表面がカリカリになり、中が葱と生地でとろっとしたら出来上がり。

沢井醤油を昆布出しで割り本葛で薄葛をひいた醤油だれで食べる。一味とうがらしを振って。

五年間私を無事に仕事場まで運んでくれた白マジェスティが老衰のためにお別れした。多謝。今日からは黒マジェスティが私の相棒。よろしく頼むぞ。

市芸の作品展に娘と行く。少年少女の自己表現の場である。稚拙な中にも光るものを持った作品があると思ったが、善右衛門的にひっかかる物は無かった。もっと以前は驚異を感じる作品を産む学生さんが居たように思うのだが。私が歳をとったからなのだろうか。

おろしたての土生姜をたっぷり載せて、こんがり焼きたてを召し上がれ。