第142次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

マクロビオティックは物事を陰陽という二つのエネルギーで考えます。
その結果、マクロビオティックの陰陽バランスを考慮して食べると体調が良くなる人が多いのです。
そのために少し前までは病気治しの面が強調されていましたが、今では「暮らし方・生き方・考え方」として、マクロビオティックを楽しんでいる人達が増えて来ました。

しかし相変わらず深刻な病気になった人がマクロビオティックを頼って来られます。
でも病気になるにはそれなりの理由があるので、食べ物だけで治そうとせずに、きちんとお医者さんの判断を仰ぎながら、納得の行く方法で対処してほしいと思います。
その納得の行く方法は、崩れたバランスを元に戻すことです。
マクロビオティックの食べ方でバランスを取ろうとするのはその一部分であってすべてではありません。
深刻で一刻を争う病気の場合は、あらゆる方法を総動員しなければなりません。

Aさんはそのお一人でした。
病気を治したくて愛クラスを受講なさいましたが、その病気は食べ方だけでなく、考え方そのものを変える必要があるレベルでした。
決して病気を敵にするのではなく、ご自身を変えるチャンスにしていただけたらと強く思っております。
そして中川式玄米ご飯が、それらのことに少しでもお役に立てましたら幸いです。
では、パスポートの発表をさせていただきます。

 

<第142次 むそう塾 パスポート取得者>
Ad(68−4)さん

<寸評>
◆中川善博より
よく研究されましたね。 優しさということをより考えて炊飯されました。
焦げの色も優しいです。 食べてもイライラしないと思います。
お教えしたことを正しく受け止めて頂けたことが嬉しいです。
お通じチェックを怠らないように、ブレないように食べ続けて下さい。
柔らかく優しく炊けたといっても咀嚼回数を減らさないように。
噛めば噛むほど米が体を癒してくれます。 お疲れさまでした。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
Adさん、ついにパスポートを取得することができましたね。
お忙しい中での玄米投稿は大変だったことでしょう。
でも、しっかり研究されながらの炊飯で偉かったと思います。
後は食べ方が決め手になります。
あなたの場合は薬になるような食べ方をしなければなりませんのでね。
その玄米ご飯があなたの病気を少しでも改善の方向に向かわせてくれることを、心から願っております。
きっと病気を克服してくださると信じて、改めておめでとうございます。

 

 

<パスポートの説明>
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。パスポートは出発点であり、到達点ではありません。

 


カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 15件のコメント

岡部賢二著「ぐずる子、さわぐ子は食事で変わる!」

むそう塾では毎年妊娠や結婚や出産の報告があって、私はその度に孫が増えるのです。
今も大きなお腹をかかえて京都通いしてくれる塾生さんがいます。
つわりが・・・、離乳食が・・・、友達関係が・・・などと毎日いろんな相談が寄せられます。
その度に私の経験も含めて最善と思われるアドバイスをしています。

恩師の大森英櫻先生は6人のお子さんを厳格なマクロビオティックで育てられ、そのお話からも大いに参考にさせていただいております。
また、お世話になった山村慎一郎先生も3人のお子さんの子育て話をいっぱい聞かせてくださいました。

そしてこの度、何かとむそう塾を応援してくださる岡部賢二先生の子育てに関する本が出版されました。
岡部賢二先生は4人のお子さんを育てていらっしゃる最中なので、今の子育て世代と共通のテーマがたくさんあります。
すでにマクロビオティックで妊娠と出産に関する良書は大森一慧先生が出されていますが、今回は精神面から子供の食事について解説された本が出版されました。
まさにお母さんの日々の悩みを救い上げた本だと思います。

内容は子供だけでなく、お肉が大好きな大人にもあてはまることが書かれています。
そして、炭酸飲料やお菓子の大好きな若者もターゲットに入ります。
さらに、これからお孫さんを迎えるであろう世代のお父様やお母様にもお読みいただきたい内容です。
きっとご自身がギョッとされて、これからの健康を考えるきっかけになるはずです。
特に腸に関する記述が詳しいので、免疫力を高めるためにも腸のことをもっと知っておいた方が良いと思います。

中でも「腸は第二の脳」(セカンドブレイン)である」という学説にも触れ、腸の状態と意識の関係も詳しく解説しています。
常々落ち込んだり心がふさいだりして、「うつ的」な状態になる人は、ご自分の腸のことをもっと知るためにもお薦めの一冊です。

むそう塾生には個人のタイプ別にアドバイスがありますので、メニューと料理方法はそちらを優先してください。

 

IMG_1799
IMG_1800

 

書名:「ぐずる子、さわぐ子は食事で変わる!」
著者:岡部賢二
出版社:廣済堂出版

 


カテゴリー: 本の紹介 | コメントする

花びら百合根の色合いと角度

IMG_1854

(竹の子木の芽和え)

 

IMG_1867

(こごみと菜の花白子ソース)

むそう塾の上級幸せコースレベルの人なら、「あれ?」と思われるでしょうね。
花弁百合根の切り込み角度にご注意。
むそう塾では花びら生姜でお教えしましたが、この角度とは違いますね。
大事な点ですから忘れないでくださいね。
そしてこの場合の色はこれ以上濃過ぎないように。

この花弁百合根にはもう一つ上の色のつけ方やポップな仕上げ方もあるそうですが、それは難易度高しだそうです。
でも、陰陽を使えば可能になってしまうそうで、間違いなく陰陽はお料理の世界でも最後の高等手段のように感じます。
すごいですねぇ、陰陽って。

 


カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

お刺身の切り口(しめ鯖)

blog_import_50418fad1a8e8

 

幸せコースでお教えしたお魚授業は、目からも身からもウロコが落ちて(笑)、その復習に大忙しの様子です。
お刺身は鮮度と切り口が命。
もちろん盛り付けの美しさもありますが、その前にやはり切り口がすべてを語ります。

切り口といえばすぐ思い出すのが中川さんのブログでのお写真です。
「バースデーのあと半分」
上の写真がそれなのですが、お魚が動き出しそうなくらいの切り口ですね。
改めて中川さんの腕に惚れ直します。

 


カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

「2013年度 幸せコース・上級幸せコース」が満席になりました

412A7460

 

ただいまをもちまして、むそう塾の「2013年度幸せコース・上級幸せコース」がともに満席になりました。
お申し込みくださいました皆様、ありがとうございました。
皆様のむそう塾に寄せてくださる信頼に対して精一杯お応え出来るよう、私も中川さんも体調管理を万全にして、最高の内容で「幸せ」づくりのお手伝いをさせていただきます。
そして、皆さんの心身の健康をしっかりサポートさせていただき、夢を持てる未来が拓けるよう応援させていただきます。
多くのむそう塾生とまだ見ぬむそう塾生のために、きょうという日に満席になった意味をしっかり感じて頑張ります。

【幸せコース】
・Aクラス(金) 満席
・Bクラス(土) 満席
・Cクラス(日) 満席

【上級幸せコース】
・Aクラス(金) 満席
・Bクラス(土) 満席
・Cクラス(日) 満席

2013年3月11日 10:09

 


カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | 7件のコメント