「玄米の炊き方秘伝(第82回愛クラス)」のご案内

むそう塾では、心身のバランスを調えるための入門として、主食を玄米ご飯にすることをお奨めしています。
しかし、玄米ご飯は硬いから、臭いがどうも、消化が悪いから、こんな印象をお持ちのかたが大半ですね。
でも、むそう塾では玄米を白米のように軟らかく炊く独自の方法と指導法を確立しています。
料理のプロが本気を出して玄米の炊き方を研究した結果、今までの玄米に関する先入観が見事に払拭されて、その美味しさに驚かれます。

炊き方は微妙な加減を伴う方法なので、実際に目の前で香りや味や軟らかさなどを実感していただく方法でお伝えしています。
一度京都にお出でいただくだけで、後はご自分で炊いた玄米ご飯を写真撮影してメールで送っていただくだけです。
それを「玄米炊飯投稿」(略称:玄米投稿)と呼んでブログに掲載し、玄米ご飯をなぜ軟らかく炊く必要があるのかを懇切丁寧にご指導しています。

そこには教える側も教わる側も愛なくしてたどり着けない場面が多々あります。
なぜなら玄米は白米より炊き方が難しいので、その難しさに挫折してしまいそうになるからです。
でもむそう塾では、ご縁のあった方にほんまもんの健康を手に入れてほしい一心で、この講座を開いています。
聞きなれないでしょうが、「愛クラス」とはそんな講座です。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
「玄米の炊き方秘伝(第82回愛クラス)」

【開催日】
2014年6月7日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・プレーンな玄米炊飯デモ1回&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・高圧洗浄の方法(デモ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の内容】
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導  期間:2ヵ月間
・パスポート取得者の投稿期間と回数:受講後10日間のうち3回まで

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:45 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
15:00~17:00 玄米炊飯デモ&試食/お米・お塩の診断/フタの部品チェック/高圧洗浄デモ/質問
17:00 記念撮影
17:30 解散
18:00~20:00 マクロ美風とのマクロビオティック懇親会

【定員】
10名

【受講資格】
・一般の方(デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用する玄米1カップと塩小さじ1杯(診断用)
・圧力鍋のフタ(新品の場合は不要)
Vision(ビジョン)がない場合は事前に購入のこと

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
27,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
4月22日(火)21:00よりHPの予約システムから
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 
 

中川式玄米ご飯の炊き方 むそう塾 マクロビオティック料理教室
(中川式玄米ご飯 さっぱりとして軽い春炊き仕様 料理:中川善博)

 
 

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ホテルグランヴィア京都と五山望

きょうの京都はとても良いお天気でした。
ご覧のとおりの青空でとても暖かです。
修了式の最終打ち合わせのため、ホテルグランヴィア京都に行きました。
ついでに昼食も。

 
 

五山望 ホテルグランヴィア京都 京都タワー

 
 

ちょっとパノラマで見てみましょう。

五山望 ホテルグランヴィア京都

 
 

15階には鉄板焼きのお店があるのですが、そのお店の窓辺では釜飯を炊いていました。
木蓋の上には重石が載っています。
京都タワーと釜飯の光景が面白いです。

五山望 ホテルグランヴィア京都 京都タワーと釜飯

 
 

さあ、炊き上がりました。
和の旬を上手に取り入れています。

五山望 ホテルグランヴィア京都 釜飯 

(ホテルグランヴィア京都 五山望)

 
 

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絶品! 中川善博のボンゴレロッソ

ボンゴレロッソ 中川善博 マクロビオティック

(ボンゴレロッソ 料理:中川善博)

中川さんが作ってくれるお料理には、どれも優しさや食べやすさや喉越しまで計算された奥行きがあります。
このボンゴレロッソも同様で、とても喉越しが良くて知らず知らずのうちに食べ進んでしまいます。
このソースがまた美味で、パンできれいにさらってしまいたい感じでした。
そしてやはり盛り付けが美しいです。
和食と洋食の違いは盛り付けにも表れますが、中川さんが盛り付けるとしっとり感が出ます。
見るからに美味しさを引き出す盛り付け。
毎朝のお弁当ツイートで塾生さんは鍛えられていますが、盛り付けにはアート感覚が必要だなあとつくづく思います。

 
 

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筍と紋甲烏賊の木の芽和え

筍と紋甲烏賊の木の芽和え 中川善博 むそう塾

(筍と紋甲烏賊の木の芽和え 料理&撮影 中川善博)

中川さんが木の芽和えを作ってくれた。
美しくて、おいしくて、幸せだった。
料理に酔う。
そんな感じがした。

 
 

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「マクロビオティックの指導現場から」あらゆる束縛からの解放

昨日は「マクロビオティックとは真の自由を実現するための考え方です」という記事を書きました。
では、「真の自由」とはなんでしょうか?
それは誤解をおそれずにひと言でいうなら、「あらゆる束縛からの解放」と言えるでしょう。
純粋無垢の状態で産まれた赤ちゃんは、その日から親の常識の洗礼を受けます。
すでにお母さんのお腹の中でも、その常識の影響を間接的に受けていたわけですが、オギャーと産まれた途端に親やその周りにいる人の常識や思惑を直接的に受けることになるのです。
そもそもそれが不幸の始まりなのですが、赤ちゃんはどうすることも出来ません。

たまに親が健康志向だったり、哲学的な考え方に関心があったりすると、マクロビオティックという考え方に出会ってくれるかも知れません。
そこで正しくマクロビオティックを理解してくれたら、親の人生観や価値観が変わって、それまでの学校教育や社会常識や健康に対する認識が根底から揺さぶられて、新たな判断を下すことになるでしょう。
あるいは少数でしょうが、それまでの社会や学校教育に疑問を抱いていた親は、「これだ!」と意を強くして小躍りされることでしょう。

すでに私たちは自由なのだから、「真の自由」っていわれても・・・と思われる人も多いことでしょう。
しかし私たちは学校教育や育てられ方で直接的に自由から程遠い思考をしています。
さらに常識という真綿のような存在が遠巻きで首を締めるのです。
それらが知らず知らずのうちに私たちの精神を束縛していることに気づいている人と、疑問を感じない人に分かれます。
もしかしたら疑問を感じない人の方が数としては多いかもしれません。
でも、そのような人たちでも不満や苦しみがあるときは、冒頭の「あらゆる束縛から解放」されると、嘘のように平穏がおとずれます。

誰しも悩みや苦しみを抱えることはあるものです。
物事が思いどおりに進まないことは日常的にあるものです。
そんな時にそれらを解決する方法が「あらゆる束縛からの解放」なのです。
今の自分の思考をマクロビオティックの考え方で根底から洗い直してみると、矛盾や根拠のない不安や刷り込みがほとんどを支配していることに気づくはずです。
それを知ったら、その支配をはねのければ良いわけです。
それが「あらゆる束縛からの解放」になります。

具体的方法は、懸念事項をマクロビオティックの陰陽の視点で洗い直すことです。
複雑に絡み合ったことでも、陰と陽という二つの視点まで分解して行くと、なぜかスルスルとほどけて行く問題ばかりです。
多くは欲や見栄に邪魔されていたことを知ります。
誰でも持っているそれらの本能を、いかにバランスよく保つかが真の自由を実現できるかどうかの分かれ道になります。

誰かとぶつかるときには、自分の欲が前面に出ていないだろうかと考えたり、すごく割り切れない思いがあるときには、それは見栄の心がそうさせていたのではないかと考えたりしてみましょう。
その結果なんらかの心当たりがあったなら、あとは謙虚にそれを改めるだけです。
しかし多くの人はその「謙虚」と「改め」が持続しないのです。
そのためにマクロビオティックの本当の良さを享受できないまま、あれこれと迷いながら時間を浪費しているのが現状です。

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、貧乏であっても勇気と希望を持てる内容の本を書いていて、その一冊が「永遠の少年」です。
「魔法のメガネ」をかけて世の中を見回してみると、多くの迷いや矛盾を払拭できて、自分の進むべき道が拓けてきます。
そこで伝えたかったことは、きっと「存在そのものが贈り物になる人を目指す」ことではなかったかと思います。

あなたも経験がありませんか?
その人のそばに行くと勇気が湧いてきたり、元気になれたり、笑顔になれることがありませんでしたか?
何もしてくれなくても、その人の存在そのものに価値があると思える人っていますよね。
そんな人になろうよっていうのがマクロビオティックだと思えば解りやすいと思います。
身近な例として赤ちゃんがあげられます。
あの屈託のない笑顔やしぐさそのものが周りの人に幸福をもたらします。

大人になっても存在そのものが誰かの幸福につながる生き方をしている人って素敵ですよね。
そんな人になるための方法が具体的に示されているのが陰陽のものの見方考え方です。
現実には、まず自分の健康を確立することから始めます。
それが出来て初めて、周りの人にも氣のプレゼントが出来るからです。
真の幸福はお金でも名誉でもありません。
そんなことに目が眩まない生き方ができるために、そして、あなたの中にある不要な束縛から解放されるために、私はきょうもお手伝いさせていただきます。

 
 

京都御所の砂利道

 
 

(京都御所 マクロビオティックとはこの砂利を踏みしめながら歩くようなものかもしれない。進みは遅くとも、必ず道は出来る。)

 
 

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