プロが個人指導するマクロビオティック陰陽弁当100点!

Twitterのお弁当Tweetのうち、中川さんから100点をもらったお弁当を、塾生の舞ちゃんがtogetterで集めて公開してくれました。
「参考にするなら100点のお弁当を」と中川さんが指導していたので、コツコツと集めていたようです。
さすがに100点をもらったお弁当は気持ちの良い出来上がりでした。
Twitterに登場するまでの投入時間を数えると、設計段階から日をまたいでの膨大な時間になります。
そこに投入した氣は達成感のある氣となって、写真を通じて訴えるものがあります。
と同時に写真の上手下手も氣を左右するほどの影響力を持ち始めます。

2月17日から始まったこのお弁当Tweetは、4カ月が過ぎました。
徐々に100点が増えてきて、継続することの意味が形として解りかけて来たところではないでしょうか。
ここまで頑張って続けてくださった塾生さん、そして奉仕で指導にあたった中川さん、皆さんの頑張りに敬意を表します。

むそうべんとう -今日の100点

 
 

マクロビオティック弁当

 
 

(塾生作品 子象さん)


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第181次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<181次 むそう塾 パスポート取得者>
Hy(82−2)さん

<寸評>

◆中川善博より
美味しいけれど少し難しい自然栽培米を上手に炊けるようになりましたね。
このお米はかなりレアなので大事に食べていってください。
あなたが練習して磨いた炊飯への感性はこれから先の生活にも必ず役に立つでしょう。
見えているものだけで判断しないで、見えないものを見る感性です。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
やっとパスポートレベルになりましたね。
愛クラスの内容がうろ覚えのところが多かったので、どうなることかとヒヤヒヤしました。
投稿回数が少ないので、これから回数をこなしてしっかりご自分のものにしてください。
それから、ジャーで寝かせたご飯と炊きたてご飯との差も把握するようにしてください。
なぜ私がこんなことを言うかというと、アレルギーのある方は人一倍腸の状態が影響するからです。
アレルギーを改善してくれる腸にするためにも、ご飯の炊き上がりは充分気を配ってください。
玄米ご飯はそこを間違うと白米より体に負担のあるものになってしまいます。
今後もし炊き上がりがイマイチになった場合は、迷わず愛クラスを再受講なさってください。
あなたの体を守るために。
まずはおめでとうございます。

 
 

パスポート用薔薇

 
 

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<必読!>第6期幸せコース受講中の皆様へ

第6期幸せコースの6月授業についてのお知らせです。
いよいよ包丁砥ぎと切り方・刻み方・桂剥きの授業が始まります。
多くの先輩達が苦手とする内容ですが、お料理の基本中の基本なので避けて通れません。
上級幸せコースに進んでも、もっと上のコースに進んでも、この月の授業内容が出来ていないと美味しさに限界が生じます。
しっかりと準備をして、すぐ復習にかかれるようにして、効率的に上達しましょう。
予習をしたい人はこちらのカテゴリー記事を読んでおくと効果的です。
授業は昨年までと異なる部分がありますので、改めてご案内しておきます。

 
 

<第6期幸せコース6月のタイムスケジュール>
11:00       開場
11:30〜12:30 包丁砥ぎ
12:30〜13:00 昼食(むそう塾で用意)
13:00〜16:00 切り方・刻み方・桂剥き実習
16:00〜17:00 質問タイム
17:30       退室

<持ち物>
・自宅で桂剥きに使う三徳包丁
・自宅で使用する砥石
・刻んだ大根などを持ち帰る場合はポリ袋
・5月に渡したエプロン
・味見用に自宅で使用するお塩とお醤油(塩分濃度を確認するため)

<桂剥き投稿に必要なもの>
・写真や動画を撮影するスマホなど
・動画撮影用の三脚

 
 

IMG_6513

(大根の桂剥き 2013年度塾生作品 子象さん)

 
 

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強い陽性は相手を弾き飛ばす(マクロビオティックの陰陽)

「マクロビオティックとは調和しながら生きること(Naさんの感想文)」の記事に対するコメントでお伝えしたいことがあったのですが、こちらで記事として書きますので、併せてご理解いただけたら嬉しいです。
にっちちゃんに対する私のお返事のうち、次の文章に関することです。
にっちちゃんには沢山の人を惹きつけるやわらかさ(良い陰性)があります。
惹きつけるというのは陽性だけではありません。

マクロビオティックのことをまだ良く知らない人の中には、「陰性=悪い」と思ってしまう人がいても不思議ではありません。
出回っている書物がそのような視点で書かれているものもあるからです。
でも、それは誤りで、陰性にも良い陰性と悪い陰性があるのです。
つまり、陽性にも陰陽があり、陰性にも陰陽があるということになります。

その視点で考えた場合、にっちちゃんの陰性は陰陽両方をたっぷり持っているのです。
家事をこなしたり、子育ての場面でみると、陰性の陰性(▽)部分が出てくることも多いのですが、人間関係をみてみると陰性の陽性(△)部分がプラスに働いています。
具体的にいうなら、こういう人は敵を作りにくいです。
外見ではファジーで曖昧な感じがするのですが、そのファジーゆえに角が立たないことも多々あります。
その結果、割と人に好かれる結果となります。
あたりが柔らかいからですね。
得なタイプです。

むそう塾生でにっちちゃんに似たタイプの代表格としておはるちゃんがいます。
彼女も敵がいなくて、みんなに好かれます。
愛ちゃん、のーちゃんあたりも似ています。
このブログをお読み下さっているむそう塾生でない人には、塾生の愛称と人物像が分からないでしょうから、身近にいらっしゃるソフトで気軽に話せる穏やかな人をイメージしてください。
そのような人はあなたをピシャンとはねつけることがほとんどないと思います。
共通点はホワッとしていて、どこかに笑顔があって、何でも受け容れてくれそうな雰囲気を漂わせているのです。
そんな人が良い陰性をもった人ということになります。

ここでお気づきですね?
「人が集まる=陽性の求心力」とだけ思っていると、「良い陰性」の人の求心力を見逃すことになります。
ここで冒頭の「惹きつけるというのは陽性だけではありません。」という表現がご理解いただけたかと思います。

*   *   *

それとは反対に、陽性であれば人が集まって来ると思っていると、これまた間違うことがあります。
確かに陽性な人には求心力はあるのですが、その求心力は時として強すぎる場合があるのです。
そうすると、陽が極まって陰の現象が出てきます。
つまり、人が散っていくことになるのです。

ちょっと具体的な話をしましょう。
たとえばコンクリート・木・じゅうたん・羽毛布団をイメージしてくださると容易に理解できます。
仮にこれらの対象物にお茶碗を落とすと、おそらくコンクリートなら割れて粉々に飛び散るでしょう。
反対に羽毛布団なら割れないでしょう。
じゅうたんなら厚みにもよりますが、割れないかもしれません。

人間関係もそれと同じなのです。
あまり陽性過ぎるとコンクリートにお茶碗と同じような結果になります。
反対に、ホワッと包み込むような陰性さがあると、羽毛布団にお茶碗のように壊れることを回避できます。
「硬い=陽性」「軟らかい=陰性」という特徴は、形ある物だけでなく、人の心にも当てはめることが出来て、それを陰陽でしっかり把握できると、マクロビオティックを知っていて良かったなあと思えるはずです。

ですから、あまりに陽性になり過ぎてしまうと、相手を弾き飛ばしてしまいます。
弾力がなくなるからですね。
こうなると敵が多くなって生きにくくなります。
結果としてイライラすることも多くなって、不満やストレスも増えてきます。
そうなると陽性が良いなんて認識は消えますね。
当然です。
陽性になり過ぎず、陰性になり過ぎず、ちょうど良い状態。
それが中庸です。

*   *   *

また、スピードを求められるところでは「速い」ということは陽性(良い方向)に働きますが、スピードを求められないところでは「速い」ということは陰性(悪い方向)に働きます。
陰陽は絶対的なものではなく、相対的なものであるという見本ですね。
ですから、私たちが心地よく生きるためには、相対的な考え方ができて、相対的に振る舞えるようになれば良いわけです。

「臨機応変」という言葉がありますが、これをマクロビオティック的にみると、「瞬時に陰陽を使い分けられる」ということになります。
しかし強情(悪い陽性)だったり頑固(悪い陽性)だったりすると、それが邪魔をして良好な人間関係を阻んでしまいます。
もし技術の習得を目指しているなら、なかなか習得出来ないことになります。

恩師大森英櫻先生が話してくださった人間関係の陰陽体験は、まさに今私が塾生さんを通じて検証している感じです。
その結果、陰陽の織りなす現象の的中率に驚いています。
ああ、やはり私たちは陰陽の法則のもとで生きているんだなぁと実感します。

すべての原因は我にあり。
そんな気持ちで生きていると、案外愉しい人生になりますよ。
その拠り処になるのが陰陽という物差しです。
マクロビオティックとは、そんな羅針盤を抱えて人生を愉しく遊び感覚で生きようと提唱している考え方です。

 
 

紫陽花

 
 

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実践して初めて「マクロビオティックに生きる」といえる

幸せコースの課題である感想文が最後の段階になりました。
あと1名が本日の提出期限を守れるかどうかです。
どうか頑張って提出してください。
きょうの一日は今後の1年間を大きく左右しますから。

さて、昨夜届いた感想文の中で、一つ記事にしておきたい内容のものがありました。
それは誰にもありがちなことなので、一つ彼女に見本になってもらって、今後の変化をみんなで注目したいと思ったからです。
この感想文は“あさちゃん”が書いてくれました。
笑顔の素敵な人で憎めない性格の愛せるお人柄なのですが、何しろ日々を綱渡り状態で多忙に過ごされています。
天性のあっけらかんとした性格は良い方には働いているのですが、それは時としてアバウトな処理として欠点となってしまう面もあります。
同じような性格をお持ちの方の参考にするため、みんなで考えてみましょう。

<あさちゃんの感想文より>(抜粋)

– – – – –「言葉や文字の概念に捕らわれるのではなく、感性を磨き、直感を冴えさせることが大切です。」とありました。 直感で正しく判断できる人になりたいです。

 そう思っていても、なかなか正しく判断するということは難しいものです。そこで活躍するのが「陰陽のメガネ」かなと思います。
 たとえば私は、自分がこうだと思ったことは、熱意で押し通してしまうところがあります。これでは仕事も思うように進まないことがあります。そこで、「陰陽のメガネ」をかけることで、人間関係についても見えてくるものもあるのではないかと思います。  
 また、美風さんに「あさちゃんはいろいろととっちらかって・・・陰性なのよ。」と言っていただいたことも、そうだなぁと思います。やりたいことが次々と湧いてきて、結局どれも緻密さを欠いてアバウトになり、いい仕事ができません。もっと芯のある、陽性な人になりたなぁと思います。「これ」というものを見極めて、時間をスマートに、有効に使えるようにしたいです。そのためにも「陰陽のメガネ」をかけることで、物事の本質や判断力の基準を養いたいです。  

 「宇宙の秩序の原点は陰陽の調和である」世の中のすべての現象は、いつも陰陽に変化を続けながらバランスをとり、秩序を持っている・・・このことが、自分を振り返ってみて納得できたことは大きな収穫でした。これからも「陰陽のメガネ」をかけて、「見えない世界」を見るように努めたいと思います。 –  – – – –

 
 

<マクロ美風より>

感想文を読ませていただきました。
やはり、あさちゃんは頭で生きているなあということが良く伝わって来る内容の感想文でした(^^)
それは悪いことではなく、実によく多方面にわたって正確にまとめてあるからです。
これだけの能力があるのなら、もっと日々の生活が素晴らしいものになるはずなのに、結果は忙しい毎日を繰り返しておられるようなので、その能力が活かされていないなあと思います。

では、何が問題なのか?
それは性格がせっかちなんですね。
せっかちゆえ、先ばかり見て「今」をじっくり見つめないのです。
このことは、単発講座であなたが鉄火味噌を作るときによく表れていました。

もっと頭を空回りさせないで生きられたら、お仕事もスムーズに流れますよ。
せっかく長年呼吸法を学ばれていらっしゃるのに、それが生きていません。
これも性格が邪魔しています。
呼吸法を知識としてしまっている部分があるのです。
体で感じる部分を言葉(知識)で感じてしまっているのですね。
ここが大いに問題です。

ぜひ体の感覚を繊細に感じるようになってください。
幸せコースではその部分を徹底的に繰り返し叩き込みますから、覚悟してついてきてくださいね。
あなたが真剣について来てくださったら、もしかしたら長年の欠点が少し改善するかも知れません。

しかし、性格を直すのはなかなか容易なことではありません。
でも不可能ではありません。
あなたが本気に取り組むか否かにかかっています。
さあ、どうしましょう?
やはり「時間がない!」で終わってしまいそうな気がします。
何かを得るためには、何かを手放すことが陰陽のポイントなのですが、あなたがどこまでそれを理解して実行出来るかです。

本でマクロビオティックの陰陽は知識として頭に入りました。
あとはあなたがその知識をどう自分に落とし込めて実生活に活かせるかです。
マクロビオティックとは実践して初めて「マクロビオティックに生きる」と言えるものです。

 
 

さくらんぼ マクロビオティック むそう塾

 
 

(さくらんぼは陰陽的にみてとてもバランスの取れた果物です。酵素もたっぷりいただきましょう。旬をいただく。これがマクロビオティックです。)

 
 

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