(中川式金平牛蒡 料理&写真:中川善博)
先日のお昼にいただいた中川さん作の金平牛蒡です。
舌触りが優しくて、歯ざわりがシャキシャキしていて、噛めば滋味が滲み出てきて、夢中になって食べ進んでしまう美味しさでした。
最後は私が器を抱えて残りの1本までいただきました。
(中川式金平牛蒡 料理&写真:中川善博)
先日のお昼にいただいた中川さん作の金平牛蒡です。
舌触りが優しくて、歯ざわりがシャキシャキしていて、噛めば滋味が滲み出てきて、夢中になって食べ進んでしまう美味しさでした。
最後は私が器を抱えて残りの1本までいただきました。
(京都 吉兆グランヴィア店にて)
【中川善博談】
かつてのこと。
「雪富正月屋」とはどういう意味なのかと疑問に?
接客係の方にお尋ねすると親切に教えくれた。
吉兆さんのご先祖さまが営んでいた廻船問屋の屋号が「正月屋」であり、ある日創業者の親族の会合の席でちょうど雪が降ってきたので、雪は湯木、降るは富る。
富が降り注ぐがごとく来るようにと願ってつけたそう。
むそう塾恒例の桂剥き投稿がスタートしています。
その前に包丁をちゃんと砥いでおくことが必須なのですが、砥いでいるうちに砥石が平らでなくなってきたら包丁は正しく砥げません。
砥石の面はいつも平らな状態にしてくださいね。
そのためにお薦めの商品が「水平くん」です。
授業でお伝えするのを忘れていましたので、砥石の面をいつも平らに保つためにご利用ください。
なお、砥石を使うときには必ず砥石を水につけて、タップリと水分を含ませておきましょう。
砥石を水に入れた時、下の写真のように泡が出るのは、砥石の細かな穴に入っている空気が出てくるためです。
まるで生き物みたいですね。
サイダーのようでもあります(^^)
砥石が充分に水を吸ったら、包丁を砥ぎ始めましょう。
慣れないうちはゆっくりと砥いでかまいません。
フォームが定まっていないのに動きだけ速くするのは止めましょう。
下の動画のスピードでかまいません。
なお、iPhoneは実際の音より大きく集音してしまいますので、実際はもう少し静かです。
教室での軽やかで心地よい音を思い出してくださいね。
[youtube width=”550″ height=”344″]
「包丁は泥で砥ぐ」
「包丁は耳で砥ぐ」
この合言葉を忘れずに。
秘伝中の秘伝です。
幸せコース恒例の桂剥き投稿が始まりました。
すでににっちちゃんが一番乗りで投稿されています。
彼女は陽性を目指して頑張るそうです。
それで彼女を中心として、応援のために意識すべきことを辛口で記事にしておきます。
綺麗な姿でまな板に向かっています。
で、でも、この前はひどかったんです。。。
こんなに背中が丸かったのです。
これじゃあ自慢のおっぱいもまるで台無しです。
何かにもたれる、背中を丸くするというのは陰性な証拠です。
姿勢はその人の心(陰陽)を表します。
ビシッと立ちましょう。
ちゃんと背中を伸ばしたら、ほら、こんなに綺麗なお胸です。
もっと堂々と胸を張って生きましょう。
包丁を使う時に姿勢はとても大事です。
出汁巻き玉子の時にも姿勢は影響して来ます。
お料理上達のための第一歩として、姿勢を正すところから入りましょう。
一番右側の彼女が綺麗な姿勢で包丁の持ち方も正しいです。
才能が見え隠れします。
にっちちゃんは左足に重心をかけ過ぎですね。
人差し指が伸びきっていません。
一番奥のチェックさんは、包丁の持ち方が間違っています。
桂剥きのときの写真がないのですが、私もせっせと皆さんのそばに行って間違っているところを指摘していたためです。
mikayanは桂剥きの時の右手親指の尺取り虫を必ず直しましょう。
全体としては、ほとんどの人が右腕と脇の間がくっつきすぎです。
ここを離さない限り桂剥きの上達はありません。
たった今から姿勢を正しましょう。
桂剥き投稿を頑張ってください!
マクロビオティックを始めて玄米ご飯を食べるようになると、体に変化が出てくる人が多くなります。
一番多いのはお通じが良くなった、あるいはお通じの量が増えたという変化です。
それは玄米の持つ排出作用によるものですが、食物繊維の摂取量が増えたこともあります。
と同時に体重減少の変化も起こりやすいです。
ちなみに私も夫も3か月で10kg痩せ、その後さらに3kg痩せました。
余りにも痩せたので、その後体重を増やすのに苦労しました。
人によっては体の変化が日替わりで出てくる場合もあって、混乱する人もいます。
たまにまったく変化のない人もいます。
それはもともと整っている体か、変化を表に出せるだけの陽性さが足りない場合です。
生きている限り、何かしらの排毒がつきものなのですが、体力が衰えて来たり、血液が薄かったりすると排毒が思うように出来ません。
必要な排毒が出来ない場合は、体調がイマイチのまま、最後は病気になるか死に至ります。
ですから、なるべく食べ物は体に負担の残らない食べ方をしましょう。
食べるときは、ちゃんと毒消しを念頭におきながら食材を選びましょう。
一番良いのは一時期うんと少食(できれば断食)にして、過去に取り込んで体に溜まっている毒を出してしまうことです。
それが出来なければせめて1週間に1回でも1日でも良いから、プチ断食か減食、あるいは1食抜きをすることです。
つまり、なるべく体に取り込まない方向に時間をかけるのです。
皮膚が荒れたり発疹が出たりすることが多いですが、臭いや汗としても排毒します。
黄色い汗が出ることもあります。
あ、そうそう、梅雨の季節は汗がこもりやすくて体調が低下する人がいますので、どうぞ積極的に体を動かして汗をかいてください。
お掃除をしながら汗をかくのは理想的です。
梅雨で室内の氣も停滞しがちになりますから、室内の排毒もしてあげましょう。
ところで、毒消しという言葉の使い方を嫌うマクロビオティック指導者もおられます。
しかし私は動物性が体に及ぼす影響を考えると、やはり毒消しという方がふさわしいと思います。
注意を喚起する意味でもね。
何しろ、動物性は自らを分解する力をもっていません。
あえて分解というなら腐敗のみです。
野菜や果物には酵素があるので、自分で分解する力を持っています。
ですから、動物性を召し上がる人には発酵食品も多く摂ってもらいたいのです。
発酵食品には分解能力があるからです。
今年は単発で「毒消し講座」を開催できたらいいなと思っています。
幸せコースの修了生はすでにご存知ですが、マクロビオティックが初めてという塾生さんも増えているので、幸せコースに通っていなくても毒消しを学ぶ機会を設けられたらと考えています。
とても大事なことなので、一日でも早く知ってほしいからです。
声高にマクロビオティックと言わなくても、昔の人は体験上毒消しをしながら伝統料理を残してくれました。
それらをもう一度見直す機会にしたいです。
実現できたらいいな。
(糸葱 料理:中川善博 葱は動物性の毒消しの代表格です)