「マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス」始めます

マクロビオティックを知っていても家の中がグチャグチャな人は、本当にマクロビオティックを知っていることにはなりません。
それはマクロビオティックを食べ物だけでしかとらえていないからです。
本当のマクロビオティックは、生活や生き方を宇宙の秩序に沿わせる(同期する)ことなのです。

ですから、家の中がグチャグチャしていても平気なのは、その人の精神面がまだ秩序づけられていないということなんですね。
きちんと調えられた空間や、綺麗に磨き上げられた空間に足を踏み入れると、気持ちが良い経験をされたことがおありでしょ?
あの「気持ちが良い」という感覚が、調った宇宙の秩序の表れです。

その「気持ちの良い」生活を続けていると、知らず知らずのうちに精神面に変化が起きたり、人間関係も良い方向に動いたり、はたまた思っていることが実現しやすくなったりします。
これが環境から受ける氣の影響ですね。
そういうところまで含んで桜沢先生はお掃除の大切さを伝えていたのだと思います。

むそう塾でいうなら、氣の良し悪しはお料理の出来映えにまともに反映しますし、上達度や道具の扱いにも影響します。
それらは意識している時だけでなく、無意識でいる時にも影響するので侮れないのです。
つまり、眠っている時でも私たちは環境の影響を受けているわけですから、その環境を調えることはとても重要なのです。
自分の力を最大限に発揮できる環境にするために、マクロビオティックの陰陽で自分の暮らし方を見直しましょう。

以前はまず最初に集まって図面を見せていただいてからスタートしていたのですが、今回はその図面を写真に撮ってメールで送ってもらう方法に変更します。
そしてメールには、何を相談したいのか、スポットアドバイスなのか、家全体のアドバイスなのかを明記してください。
スポットアドバイスの場合は該当部分の写真を、家全体のアドバイスの場合は家の外観を含めて近所の写真も添付してください。

なお、この家事アドバイスは、過去に実施した家事アドバイスの最新版なので、可能な限り簡単に出来るように工夫しています。
大事なのはアドバイスを受けてそのままではなく、時間をやりくりしてアドバイスの内容を実行することです。
そして、実行する強い意志を持たなければ今までの自分のままです。
私は陰陽の流れから見て、家の中に血液(氣)が流れやすいようにアドバイスをしますから、その流れに沿って決断して行くのはあなた自身です。

過去の家事アドバイス講座で著しい変化を遂げたスタッフの麗可ちゃんは、当時泣いてばかりいて冷え性で、私から「陰子ちゃん」と呼ばれていました(笑)
でも今は別人のようになって「陽子ちゃん」そのものです。
冷え性どころか暑がりさんになってしまいました(^^)
もちろん、涙なんかおさらばです。
それは彼女が本気で家事アドバイスに取り組んだからです。
本気で変わりたかったのだろうと思います。

家の中がマクロ美風に丸見えになるからイヤという方は、この講座は合いません。
ありのままの自分を知って、少しでも前向きに生きたいという方はどうぞご参加ください。

*   *   *

【講座名】
「マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座」

【内容】
・メールによる通信形式
・お返事:ブログの記事にて
・図面の描き方は受付完了メールに記載します
・最終アドバイス:2015年5月31日

【定員】
15名ほど

【受講資格】
むそう塾のパスポート取得者

【受講費】
32,400円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
なし

 
 

京都御所 規則性

 
 

(京都御所の塀 規則性の美 2014.4.2撮影)

 
 

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マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、お掃除をとても大事にされていて、その弟子たちもお掃除に精を出していたようです。
桜沢先生の本を読んでいると、菊池富美雄先生とのお掃除の場面が面白いです。
お掃除については過去にいくつも記事があるので、そちらをお読みいただければ参考になるかと思います。
今も家事アドバイスを希望される方がいらっしゃるので、その方々にぜひ過去記事をお読みいただいて、なぜお掃除をするのか?、なぜ散らかっていると気持ちが良くないのか?ということをご理解してほしいと思います。
その上で家事アドバイス講座を開催する予定でいます。

なお、私の家事アドバイスはマクロビオティックの陰陽にしたがって、陰陽バランスを調える方向でアドバイスをさせていただきますので、精神的な効果が他の方法より大きいかと思います。
それは桜沢先生の次の言葉を大切にした結果だと思っています。
お掃除とは秩序をつけることである。
そして、秩序とは宇宙の秩序を模倣し、再現することにほかならない。

<参考記事>
掃除とは心を掃除することである(家事アドバイス) 2013.4.26
掃除と模様替え 2011.2.5
お掃除と決断力  2010.8.2
氣の流れ  2010.7.25
なぜ掃除をするのか? 2009.7.5

 
 

京都御所 むそう塾

 
 

(京都御所の桜)

御所は良い氣の集まった所なので、時間があると足を向けたくなる場所ですね。
これからの京都は桜で大混雑しますが・・・。

 
 

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マクロビオティックの陰陽バランスは毒消しの目安でもあります

5月24日に東京で開催する予定の「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」に関して、ご質問メールが何件か寄せられました。
その中で体調について書かれているメールがあったのですが、「ああ、毒消しがうまく出来ていないんだなぁ」と思える内容のものがありました。
その方には、過去記事をご紹介しておいたのですが、同じような人が他にもいらっしゃると思いますので、もう一度記事をリンクしておきます。
毒消しの考え方や方法および注意点のまとめ

それから、こんな記事もあります。
ブルーベリージャムとパンの馬鹿喰い後日談(毒消しも)
発酵食品の偉大さ、糠漬けの力強さに感動した出来事でした。
「甘いものを食べたら発酵食品を!」が合言葉になったらいいな。

ところで、今月の幸せコースはお魚料理でした。
一匹のお魚を丸ごとさばくところから始まって、お刺身や焼き魚、煮魚も作るのです。
マクロビオティックの料理教室でありながらお魚料理を教えることにビックリされるでしょうが、海に囲まれた日本人にはやはりお魚料理は欠かせないものだと思います。
それから陰陽バランスを取るためにも、お魚の陽性さが必要な人もおられますから、マクロビオティックを知っているからこそお魚料理の基本は知っておくべきだと思います。

さて、このお魚ですが、お刺身・焼き魚・煮魚のうちどの料理方法が一番陽性でしょうか?
そして、それらの毒消しは何でするでしょうか?
こんなことを考えながらお料理をするのがマクロビオティックの楽しいところです。

ところで、このお魚料理の授業では、煮魚の美味しさに皆さんが感動されていました。
毎年見られる反応なのですが、煮魚嫌いの人が喜んで食べる美味しさです。
そこには陰陽をしっかり駆使した結果の美味しさがあるので、毒消しもされた結果の完成品なのだと思います。

マクロビオティックは決して動物性を食べてはいけない考え方ではなく、動物性を摂るときには陰陽バランスも取りましょうということです。
それは主に毒消しの組み合わせを知っていることで可能になります。
昔からあった食べ方にはそんな組み合わせが多いですね。
そして、糠漬けも昔の家庭では多かったのに、今はほとんど作らない家庭が増えてしまいました。
でも、むそう塾生たちは1年中糠漬けを食べられる環境を手に入れています。
やればできるのです。現代でも。
ただ、その正しい方法が伝わっていないだけです。
こんな汚染の時代だからこそ、発酵食品を見直して積極的に摂ってほしいなと思います。
毒消しとしても。

 
 

カラスガレイ 煮魚 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(カラスガレイの煮付け 料理:陰陽京料理人  中川善博)

 
 

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牛乳・卵・海老のアレルギーとアトピーのこと

周りにアトピーの人がいても不自然ではないほどアトピーの人が多い時代になって来ました。
そして最近はアトピーではないけれど、特定の食べ物にアレルギー症状を呈する人も多くなって来ました。
総じて免疫力が落ちていることも考えられますが、多くは「質」の問題に起因すると思っています。
私の息子は生後間もなくから重度のアトピーで、血液検査をすると23種類に陽性反応が出ました。
日常の食べ物ではもう食べられるものがないくらいひどかったです。

ですから、卵の含まれた食べ物はことごとく吐きましたが、今は目玉焼きを3個食べても平気です。
成長とともに抵抗力が増すことも考えられますが、食べ物の「質」がアレルギー反応には一番大きく影響していると感じます。
たとえば海老アレルギーの人がいますが、海老の質を良いものに変えるとアレルギー反応が出なかったという例もあります。
海老はどこでどのような育てられ方をしたかが顕著に出る生き物なので、いい加減なものは買わないことです。

むそう塾ではエビフライもお弁当講座で教えますが、海老の買い方や下処理の仕方を丁寧に教えます。
また出汁巻き玉子も教えますが、卵の選び方は徹底するように伝えています。
間違ってもスーパーの安売り卵に手を出してはいけません。
これは食べ物全般について言えることなのですが、安いものには理由があるのです。
決して特売品に手を出さず、きちんと材料を見抜く目と知識を養ってもらうようにしています。
安売りは品物を見抜く目を持っていなければ危険です。
それは命の安売りにつながるからです。

材料の良し悪しはアレルギーだけでなく、出来上がったお料理の美味しさを左右します。
美味しく作るためにはやはり材料の質は譲れません。
いい加減な餌を食べて育った生き物全般にいえることですが、それらは臭いが悪いですね。
卵や海老や鶏・豚・牛肉などをお料理するために加熱すると、餌の良し悪しが判ります。
良い餌を食べて育ったお肉などは焼いてもイヤな臭いがしません。
脂身部分が特に顕著に違います。

FacebookでもSaori Mayumiさんが貴重な文章を書かれています。
文章中「父が」とあるのは、小児科医の真弓定夫先生のことです。

<引用はじめ>

【卵や大豆は悪者なのか】

この季節になると、父の所には牛乳の指示書依頼が増えてきます。
保育園、小学校などで子どもに牛乳を飲ませないという指示書です。
なぜ父がこの指示書を書いているかいうと、牛乳は牛の血液であり、危険だからです。それに関しては美健ガイド社の『牛乳はモー毒』をお読み下さい。

さて、世の中には卵アレルギーや大豆アレルギーと言っている方も多いのですが、父に言わせると、ほとんどの場合はそうではないとのこと。
卵や大豆そのもの悪いのではなく、それらが口に入るまでの過程を疑うべきなのだと言っています。農薬漬け、防腐剤などの薬漬けにされたら、正常なものも正常ではなくなります。そういう理由から、父は牛乳以外の診断書は一切出しません。

そもそも、アレルギーという言葉は『奇妙な』とか『変わった』とか不自然という意味です。
アレルギーを起こしている時は不自然な食べ物や生活をしているということを身体が教えてくれている時です。
相手を責めても解決しない。
結局ここに辿り着きます。

<引用終わり>

マクロビオティック料理教室 むそう塾 お弁当講座

 
 

(海老フライ 料理:京料理人  中川善博 もちろん、この海老も他の食材も厳選しています。)

 
 

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「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」についてのご説明

ここ2,3日、立て続けに講座のご案内をしておりましたので大忙しでした。
ご案内した講座は次のとおりです。
・5月日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(1回目)
・5月日 玄米の炊き方秘伝(第88回愛クラス)
・5月24日 マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座
・5月29日 2015年度糠漬け講座(1回目)
・5月30日 2015年度糠漬け講座(2回目)
・5月31日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(2回目)

このうち「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」は、初めての講座なので若干ご説明が必要かと思います。
すでに何名かの方からお問い合わせのメールをいただいていますが、この講座は東京開催のみになります。
日程の関係上、京都や関西での開催予定はありませんので、ご足労でも東京までおいでくださいませ。
すでに関西からお申込みくださっている方もおられます。

当日は参加された方々からのご質問にマクロ美風がお答えしていく内容になりますが、お答えするときにマクロビオティックの陰陽を使って解説しますので、とても生きた陰陽のお勉強になります。
2013年、2014年と開催した「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」の実例版になりますので、数多くの実例に接することによって、よりマクロビオティックの実態や陰陽が理解できます。

過去に美風ゼミの時にも参加者の皆さんがおっしゃっていたのですが、「他の人の質問が自分にも当てはまって凄く勉強になった」という面があります。
特に孤独にマクロビオティックをしている人は、大抵の人が本やネットが頼りですので、根本的な間違いをしていても気づくことがありません。
マクロビオティックの教室に通っていても体調不良になる人がいるのですから、独りぽっちならなおのこと大きな勘違いをしていることも多いのです。
そのような人のために、たった1日で自分の勘違いに気づいていただく場を提供するのがこの講座の目的でもあります。

今現在特別に体調不良はないけれど、マクロビオティックの勉強がしたいから参加するという方もおられます。
私は本も出さないし、ブログでもある程度のところまでしか書きません。
それは本やブログを読んだ人が勝手に真似をして、そのために体調不良になることを恐れるからです。
でも、教室や今回の講座では、ブログに書いていない内緒の話もいっぱいします。
それは相手を見られるし、後々のフォローも出来るからです。

人はそれぞれ体調や体質、お仕事や暮らし方、性格や家族構成やお住まいの地域も異なります。
それらを忘れて一部の情報だけ取り込むことは、マクロビオティックからかけ離れたことになるため慎重にアドバイスをしています。
それは責任ある伝え方として当然だと思うからです。

よく、一度もお目にかかったことのない人からご質問のメールをいただきますが、ある程度のことまでは言えても肝心なその人にピッタリのところはお返事できません。
それほどその人の体調を重視するのがマクロビオティック(食養)だからです。
今も私のところに寄せられているメールには、陰性で体調不良になっている人が何人もおられます。
しかし、陰性と一口に言っても、内面に強い陽性を秘めた陰性の人と、もうぜ〜んぶ陰性という人ではまったく異なった扱いをしなければなりません。
その辺の微妙なところは、やはり望診しなければ判らないのです。

お医者さまは診察をしないとお薬を出しませんが、マクロビオティックのストイックな食べ方はそれと同じくらい慎重にしないと、大きく体調を崩すこともあるので要注意なのです。
その人の「今まで」と「これから」の両方を判断するために、やはり望診は欠かせません。
そのような背景があってのこの講座なのですが、ちょっと講座名が硬すぎたかなと思っています。
「生き方」を入れたところが硬すぎる印象を与えているかも知れません。
でもね、食べ方は生き方そのものなのです。
逆に言うと、生き方が食べ方に表れているとも言えます。
その辺のところを含めてのネーミングでした。

では、当日会場で活発なご質問をお待ちしております!

<参照記事>
マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」
この記事中の写真はオーバーですが、これに近い人は結構います。
勘違いをなくしましょう。陰陽バランスをとりましょう。

 
 

加賀屋 京都店

 
 

(加賀屋 京都店にて)

 
 

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