続 料理人中川善博による出汁巻き玉子の盛付け例

昨日、出汁巻き玉子の盛付け例を軽く記事にしたのですが、まだまだあったよね〜と思いながらiPhotoを探していたら、やはり出てきましたのでもう1本の記事にします。
これらは主に「じっくりコース」や「満足コース」で中川さんが盛り付けたものですが、サービスで出汁巻き玉子の切り方も載せておきました。
縁起の良い切り方も含まれていますので、お正月に向けて練習してみてください。
なお、盛り付けはちょっとしたバランス感覚が美しさを決めるので、日頃からバランス感覚を養うように心がけると良いです。

たとえば真っ直ぐであるべき物が斜めになっていても気にならない性格は盛り付けにはマイナスです。
建物を見ても、お洋服を見ても、「あ、この角度素敵だな!」と思えたり、「このちょっとのカーブがたまらないね〜」と思えるような感性のある人は、案外盛り付け上手になる素質があります。
でも、どんな人であっても、きちんと盛り付けられたお料理を回数多く見ることによって、目が肥えてきますから、その機会を増やすために盛り付けの記事を書いているわけです。

OBENTERSの皆さんは、毎日中川さんから盛り込み指導を受けることによって、メキメキその力をつけています。
良き師との出会い、そして学べる場があることは、どれほどラッキーなことか!
人生にチャンスは度々ありますが、そのチャンスをどれだけ自分のものに出来て、強く大きく育てることが出来るかはあなたの器量次第です。
その時にその人の陰陽差が出るのです。
何のためにマクロビオティックを学んでいるのか?
それはそんな人生のチャンスを上手く味方につけて生きられるように、チャンスを引き寄せられるように、感性のアンテナをピカピカにしておくためです。
生き方を陰陽で考えて、それを実践するのがマクロビオティックです。

盛り付けの記事なのに生き方まで関係するのかと思われるでしょうが、盛り付けには生き方まで反映されてしまうのです。
丁寧に生きている人、大雑把に生きている人、やたらと時間を無駄にしながら生きている人、自己満足の世界で生きている人、思いやりに欠ける人、物事の秩序を意識していない人、美意識のない人、などなど挙げればきりがないほど盛り付けから透けて見える世界があります。
美しく気持ちのよい盛り付けが出来るように、そんな生き方が出来るように、日々意識しながら暮らすようにしましょう。

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室10

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室12

 
 

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出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室14

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室13

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室11

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室15

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室17

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室16

 
 

(中川式出汁巻き玉子の盛り付け例 料理&盛付け 陰陽京料人 中川善博)

 
 

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料理人中川善博による出汁巻き玉子の盛付け例

せっかく超一流の出汁巻き玉子を巻けるようになっても、盛付けがお粗末では美味しそうに見えませんし貧弱になります。
むそう塾生なら出汁巻き玉子の盛付けも「さすが!」と思えるように盛りつけましょう。
まずは正しいお手本を目に焼き付けるところからスタートしましょう。
どんなお料理の盛付けでもそうですが、一番アピールしたいのは何なのかをはっきりさせることが必要です。
自己主張ある盛付け。でも、全体のバランスを壊さない盛付け。
これって人間関係と同じですよね。
「なんとなく」では美味しいお料理も美しい盛付けも遠い世界です。

過去記事でも登場した中川さんの出汁巻き玉子の写真を集めてみましたので、じっくり眺めて違いを研究なさってください。
そして、ご多分にもれず、この盛付けはあっという間に盛られていることをお忘れなく。
①スピード、②お料理になるべく触れない、という盛付けのお約束事を守って、躍動感のある盛付けができるようになりましょう。

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック6

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック8

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック1

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック2

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック9

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック3

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック5

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(中川式出汁巻き玉子の盛り付け例 料理&盛付け 陰陽京料人  中川善博)

 
 

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桂剥きをすると大根シートに横線が入る理由(プロの動画付き)

桂剥き むそう塾 マクロビオティック料理教室

昨日の授業中、中川さんが大根のしっぽ部分を手にとって皮を剥き始めました。
何をするのかなと思っていたところ、どうやら桂剥きを始めたようです。
あわてて途中から動画を撮りました。
とっても参考になるので公開します。

[youtube width=”700″ height=”344″]

桂剥きをすると、大根シートに横線が入ってしまう人がいます。
シートの真ん中あたりなら左手の親指が、シートの真ん中と下あたりの横二本線なら左右の親指が原因です。
それを何回、何十回口で言っても直らない人がいるため、指のせいであることをはっきりさせるためにこんな行動をとったのでしょう。
むそう塾を始めてから初めて見た桂剥きでした。
これで横線の解消できる人が続出してくれたら嬉しいんだけど・・・。
(そんなに甘くないよね、この問題)

マクロビオティック料理教室なのに、なんでそこまでするの?
そんな声が聞こえてきそうですが、この満足コースはとにかく頑張る人の集団なんです。
むそう塾で最も熱い人たちと言うべきかも知れません。
ほとんどの人が涙を流しながら、自問自答しながら練習を続けています。
その理由はそれぞれおありでしょうが、基本の大切さを知ってしまったからでしょうか。
包丁をちゃんと使えるとお料理がもっと美味しくなることが解ったし、自分の改善点も見えてきたので、向上心がメラメラしているのかも知れません。
それが出来ると、その上の世界が見えてくることも肌で感じはじめています。

素敵ですね、その世界。
ワクワクしながら時間を使うのって最高の生き方です。
一緒に頑張りましょう!

 
 

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練習が結果につながった時

昨日の満足コースではキャベツの上級切りをしていただきました。
各自の出来上がりを写そうと思ったところ、このお皿が目を引きました。

むそう塾 マクロビオティック1

 
 

それを見て胸が熱くなりました。
彼女はなかなか桂剥きも苦手意識が強かったのですが、昨日は桂剥きと刻みを中川さんに褒められていたのでした。
練習が結果に出て、それが認められて、彼女は嬉しかったのでしょう。見る見る涙目になりました。
そして刻み始めたキャベツの千切り。

マクロビオティック むそう塾2

 
 

教えられたとおりに刻んでいます。
床にボロボロとキャベツをこぼすこともなく。
よく頑張ったねとハグしてあげたくなりました。

 
 

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「玄米炊飯の抜き打ち指導」に感じた「陽性になる」とは?

中川さんのブログで何年ぶりかに「玄米炊飯の抜き打ち指導」が発令されました。
先輩塾生さんたちはピリッ!と氣が引き締まったことでしょう。
しかし、対象になった塾生さんは惜しくもその発令を夜遅くに知りました。
さらに、せっかく知ってもそれから所用のためにお出かけとのことで、抜き打ち指導を体験することは出来ませんでした。
今まで一人もこの発令を逃した人はいないだけに、とても惜しいなあと思いました。

むそう塾でお伝えしている玄米炊飯は、パスポートを取得して終わりではないのですが、それを自覚していただくために、かつては時々炊き上がりの状態を確認するために、こうして抜き打ち指令が発令されていたものです。
一人で何度も発令された人もいました。
パスポートを取得すると気が緩んで、炊き上がりがパスポートレベルではなくなることがあります。
そうすると確実に炊き上がりがイマイチになって来ます。
それを自覚できる人は愛クラスを再受講されて、もう一度レベルアップを図るのですが、ちゃんと自覚できていない人は、なんとなく違うような気がするまま放置します。
そんな「なんとなく」を打破する意味で、中川善博が放つ愛の矢が「抜き打ち指導」です。

さて、今回対象になったIsさんについて、私から公開でアドバイスをさせていただきます。
決してIsさんを責めるわけではなく、なんとかして陽性さ増してもらいたいという願いからです。
それはIsさんが今、体調を改善するために陽性を目指しておられるからです。
寒い冬が来て、どんどん体が冷えてくるこの時季に、体の芯から温まって体温を上げるためにも、一日も早く実行してほしいことです。
もしこのブログをお読みの方も同じ状況なら、陽性を目指すということの具体的意味を把握するためにご参考になさってください。

*   *   *

<マクロ美風より>

Isさん、こんにちは。

本当に残念でしたね〜。せっかくのチャンスでしたのに・・・。
ところで、玄米投稿の時から見ていて、Isさんに不足しているのは「必死さ」ではないかと私は思います。
きっとあなたは「いいえ、私は必死です!」とおっしゃることでしょう。
しかしそれは、「あなたの世界の必死」であって、私から見たらまだまだスキだらけということになります。

今あなたが必死になるべき問題は、「いまひとつである蒸らしを何とか確実に100%にする」ということです。
中川式玄米炊飯には「なんとなく」はありません。
確実に美味しく炊けるノウハウを伝授したのですから、それを確実に再現するのみなのです。
その再現性が100%でないのですから、それを徹底的に追求する必死さがほしいと思います。
寝ても覚めてもその課題が頭から離れないほどの心境になっていますか?
「また今日も圧が持たなかった」の繰り返しでは、はっきり言って生ぬるいです。

圧が持たない理由はたくさんインプットしてからパスポートを取られたのですから、集中してどんどんそれらを実行する必死さがほしいです。
「なんとなく」では陽性にはなれません。
あなたも頭では理解されている「集中」が陽性になるための必須条件です。
でも、あなたは今、時間の使い方が陰性ですね。
しんどくてもいいから、一時期必死になって、たたみかけるような「集中」を実現してください。
あれこれに気を取られす、一点集中で主食に向き合ってください。
まずは主食を完全に!

ところで、陽性は向こうからやって来るものではありません。
自分で築き上げて行くものです。
ですから、何となく暮らしていても永遠に陽性にはなれません。
そして、意識だけで陽性になれるものでもありません。
もし、「陽性になろう!」という意識で陽性になれると思っているとしたら、それはまだまだあなたが頭でマクロビオティックをしている証拠です。
どこかの自己啓発セミナーのレベルと同じですね。

マクロビオティックは実践しなければ絵空事と同じなのです。
実践とは楽しいこともつらいこともありますが、もしつらかったとしても、困難な方を選択するのがマクロビオティックです。
陰陽を考えればお解りですよね。
その辺まで考えて、もう一度玄米炊飯に向き合ってください。
100%の蒸らしを目指して!

あなたには100%蒸らしの潜在能力はあります。
しかし、まだその能力を使っていないようです。
もっともっと眠っている能力を引き出しましょう。
11月24日のモバ味噌講座で、目覚めの儀式をしましょう。
確実なる陽で。

中川式筑前煮 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(中川式筑前煮 料理:陰陽京料理人  中川善博)

陽性エネルギーはコツコツと積み上げるものなり。
自分の手で。

 
 

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