ブログのコメントにお返事を書いていたら、ついつい長くなってしまいました。
このような人に出会うことが本当に多くて、それでむそう塾を始めようとしたのですから、私の原点でもあるわけなので、思い入れも強くなってしまいます。
マクロビオティックを正しく理解していないとこのようになってしまうことがありますので、今マクロビオティックをしながら体調が思わしくない人は、ぜひその食べ方を見直してほしいです。
体調に合っていない偏ったお食事は、単なる偏食であってマクロビオティックではありませんから、このことに気づいてほしいです。
<先の記事にいただいたりんごさんのコメント>
美風さん、お忙しい中はじめましてのコメントに「思いきってコメントを書かせてもらって良かった」と感謝の気持ちがわきあがるお返事ありがとうございます。
>その先生にご相談されたのでしょうか?
今、現在はもう通っていませんが当時相談したときには「体内を綺麗(排毒)したら正常なホルモンバランスになるから」というようなことを言われてました。
生理が止まって婦人科に行ったときは「ホルモンバランスが乱れているけど原因はわからない。強いて言えばストレス」と言われ薬を処方されました。薬でしか生理を来させることができないなら・・・と服用をやめました。
>白米を食べても、お肉を食べても、牛乳を飲んでも、素敵な人はいっぱい街中に溢れていますよね。
それが普通なのだと思います。
この言葉ガツンときますね。そうなのですよね。やはり私は凝り固まっているのかなぁ。と考えさせられました。自分では好きな食生活だわ~と思ってしていることが
>排除食一辺倒では著しい偏食となんら変わりありませんのでね。
で更にガツンときました。今更ながらですが、わたしは食も、考え方も意識も生き方全てが陰陽バランスとれていないからしんどいんだな。となんだか泣けてきました。
美風さんどうもありがとうございました。
<マクロ美風からりんごさんへ>
りんごさん、おはようございます。
ブログの記事でお返事をさせていただきますね。
>「体内を綺麗に(排毒)したら正常なホルモンバランスになるから」
ああ、教科書どおりの答えですね。
そのように答える先生が多いのです。
確かにそのような考え方でも良いのですが、人間は色々な人がいるので、それだけでは解決しない人もいるのです。
そのような場合は次の手を考えなければなりません。
あなたはのんびりしすぎましたね。
その間に体はどんどん変化してしまうのです。
>「ホルモンバランスが乱れているけど原因はわからない。強いて言えばストレス」と言われ薬を処方されました。
今の医療ならこうなるでしょうね。
薬の力ですべてを解決しようとするからです。
でも、あなたに必要なのは生理が早く戻る精神状態にすることだったと思います。
女性の体は繊細ですから、精神的なことが影響して体調が狂うことは日常茶飯事です。
生理もその一環ですね。
そして、それを修正しようとしない食生活にも問題がありました。
もう過ぎてしまったことにアレコレ時間を費やすより、心から美味しいと感動出来るお料理を食べて、年下の彼氏を作りましょう。
体の中から熱くなれるほどの感動や喜びを味わっていないのではありませんか?
お肉やお魚がお嫌いとのことですが、むそう塾生にもそのように話していた人がいました。
でも、中川さんの教えるお魚料理やお肉料理を初めて食べてみて、「美味しい!」と口にしていたのです。
そして、それを家で復習してみて、体が拒否せず、むしろ細胞に染み渡っていく心地よさに感動している塾生さんがいます。
ご両親にも復習した作品を召し上がってもらって、ご両親はそのお料理の美味しさと娘さんが動物性を食べていることにビックリされています。
つまり、本当に美味しい食べ方を知らないためにお魚が嫌い、お肉が嫌いとなっていたわけです。
もちろん、本当に体に合わない場合もありますが、これは極めて少ないです。
私はお肉やお魚を毎日食べろと言っているのではありません。
体を変えたいときには一時的に摂ることもマクロビオティックでは許されており、それをするための陰陽バランスこそがマクロビオティックの奥義なのだと知っていただきたいのです。
体調が偏ったら最長でも3か月以内には食べ方を変えてほしいです。
これは体の血液の寿命から考えてのアドバイスです。
>自分では好きな食生活だわ~と思ってしていることが
ご自分ではお好きな食生活かもしれませんが、ご自分以外の人とおつき合いして行くためには不便な食生活だと思いませんか?
すでにそのようなご経験をされているのではありませんか?
人間は一人ぽっちで生きているのではありません。
ご縁のあった人と交わり合いながら、さらに自分を高め、誰かに何かをしてあげられ、さらに誰かの精神的向上に関われたら最高ですよね。
そんな生き方が友人であったり、夫婦であったり、第三者と紡いで行くのが人生です。
それらの基本に食は欠かせません。
偏ったお食事は偏った人間関係になる危険性があります。
マクロビオティックを盲信している人はマクロビオティックの中だけでしか通用しないのは余りにも寂しいことだと思いませんか?
桜沢如一先生はそんなことを思ってマクロビオティックを説いたわけではありません。
むしろその逆です。
マクロビオティックの陰陽を駆使して、人生を何倍にも愉しくイキイキと生きてほしいというのが桜沢先生の願いだったはずです。
私はこのブログの過去記事でもたくさん書いていますが、マクロビオティックを知って人生が楽しくないなら、そのマクロビオティックは間違っていると言い切ります。
まだお会いしていないあなたに厳しいことを書いていますが、何とかしてマクロビオティックの弊害から立ち直ってほしくて、祈るような気持ちでこの記事を書いています。
どうかあなたがご自分の本当の人生を取り戻すために、これからでも遅くありませんから本気で取り組んでほしいと思います。
なお、サイトの方に「マクロビオティックの盲点」として記事をたくさん載せています。
こちらが最初の記事で、全部で4ページに渡っています。
こちらが最新の記事ですが、ここから読み始めてもかまいません。
相当量ありますが、あなたの人生のためにお時間を作って読んでいただけたら、必ずヒントになることがあると思います。
(京都 瓢亭前の空)
この場所はとても良い氣につつまれていました。
あなたにも爽やかな氣をお届けします。