プロが教える鱧の骨切りマンツーマン指導と骨切りのポイント 

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上の写真は某有名料亭の鱧料理です。
とても期待していたのですが、残念ながら骨が1本舌に触りました。
通常のチクチク感とはちょっと違った感じです。
一緒に行った中川さんのお椀にもあったそうです。
中川さんによると、それは鱧の骨切りをする時のスピードが原因の骨ということでした。
骨にも色々の原因があるようです。
どうしてそのような骨が出来るかを詳しく説明してもらって納得しました。
お料理におけるスピードって本当に大切ですね。
参考のために、中川さんが麗可ちゃんにアドバイスをした骨切りのポイントの一部を記しておきます。

・前にシュッとする速度
・皮の半分まで切る
・十円玉を二枚にへぐ薄さ

*   *   *

舞ちゃんの鱧の骨切りに続いて、麗可ちゃんの鱧の骨切りがこんな感じで昨日あったそうです。
こうして一気に上達して行くのでしょうか?
麗可ちゃんは桂むきと刻みにまだ苦戦しているのですが、鱧との相性は良いようで、最初からなかなか上手です。
彼女は出汁巻き玉子ととても相性が良かったので、人はこんなふうに隠れた才能があるものなのかもしれません。
最初から「プロにしか出来ないから」とか、「中川さんでも相当練習したんだから」と諦めないで、自分にはまだ知らない能力が隠されているかもしれないと思って、挑戦してみるのも面白いですね。
では、麗可ちゃんの練習を見てみましょう。

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これで終わりです。
さあ、麗可ちゃんはどこまで上達できるでしょうか?
これから骨切りに挑戦する方々の参考になるように、中川さんと麗可ちゃんのメッセージ会話をオープンにしました。
( ゚д゚)ハッ!と気づくところが多々ありますね。
皆さんも頑張ってください!

 
 

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鱧の骨切り無料指導のお知らせ

鱧の骨切りに挑戦する熱心な塾生さんが登場したので、その熱意にお応えして、中川さんが特別に骨切りの無料指導をしてくれることになりました。
プロだって難しい骨切りを、小さな女性の手で挑戦しようとするその心意気に感動しての大サービス講座です。
受講者の腕が許せば、鱧のおろし方も実際にご指導できるかもしれません。
理想的な鱧を入手しにくい関東の人には最高の朗報ですね。
鱧の骨切り用包丁を購入された人で、秘伝コース受講生の方はどなたでも受講出来ます。

 
 

【日程】
8月4日(火) 11時〜

【場所】
むそう塾の教室

【受講費】
無料ですが、材料費だけ実費をご負担ください。

【申込】
この記事にコメントを書き込んでください。
(7/31  24:00までに最終意思を確定してコメントすること)

鱧の棒寿司 鱧落とし マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(鱧の棒寿司 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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鱧の骨切り 塾生さんが練習中です

先日鱧の骨切りの記事を書いたところ、2名の塾生さんが骨切り用の包丁を購入されました。
1名はスタッフの麗可ちゃんですが、彼女は昨日京都の有次さんで購入しています。
なんと、有次さんの社長さんに直接選んでいただいたのが、中川さんの遠隔アドバイスで選んだものと同じだったとのこと。
中川さんはそれほど写真を見ただけで包丁の良し悪しが分かってしまうようです。

もう1名は舞ちゃんで、東京のデパートにはなかったので、京都からお取り寄せだそうです。
まだ包丁が届かないのですが、上級幸せコースの包丁で骨切りの練習を始めたそうです。
中川さんからのメッセージ指導で、もうここまで会得しました。
凄いですね。
東京で鱧の入手に苦労しながらも、何とかして切れるようになろうとする熱意にエールを送ります。
中川さんとのやり取りがとても具体的で参考になるので、他に練習する人のために公開してみます。

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こんな感じでメッセージ指導は止まっています。
さあ、これから先どんな展開になるでしょうか?
楽しみですね〜(^^)

 
 

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夏には汁物を多めに摂りましょう 塩の種類にも気をつけて

マクロビオティック料理教室 むそう塾 京野菜の揚げ浸し

 
 

(賀茂茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し 料理:京料理人  中川善博)

「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」「2015年度 夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子ピザ」が終わりました。
2日間福ZENをいただいたのですが、私が真っ先にお箸が伸びるのがこの「賀茂茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し」です。
このお料理は上級幸せコースのメニューに入っていますが、このお料理が習いたくてむそう塾に申し込んだという人もいらっしゃるくらい美味しい一品です。

茄子も唐辛子も陰性だからといって、マクロビオティックの陰性を避けているとこの美味しさにはありつけません。
ジリジリと暑い日差しの照りつける夏(陽性)にはいっぱい汗をかいて、キリッと冷やした(陰性)お料理がとても爽やかに感じます。
これは陰陽バランスが調和するので、体も喜んでいるためですね。

長い間陰性を避けていると、夏になっても汗をかけない人がいます。
マクロビオティックでは陰性が悪いのではなく、陰陽のバランスを取ることが重要なのですが、そこを勘違いしていると体調を崩しますから要注意です。
こんなことを書くと、じゃ、甘いもの(陰性)を食べてもいいのね!と短絡的にとらえる人がいるので、これまた要注意です。

陰性は陰性でも、私は夏には汁物の陰性をおすすめします。
暑い時には噛む行為(陽性)さえイヤになることがあります。
そんな時には、ただ啜る(すする)だけの方が心地よかったりするのです。
それは噛むより啜る方が陰性な食べ方だからですね。
ですから、冷や麦や素麺が美味しく感じるのです。

こんな時には玄米を100回噛みましょうなんていうと、拷問に感じる人がいます。
特に子供はダメですね。
総じて陽性な人はよく噛むことを嫌いますので、私は塾生さんの食べ方を見学していてその人の陰陽の確認もしています。
的中率高しです(^^)

ところで、美味しそうな京野菜の揚げ浸しですが、一般的な茄子や唐辛子より陽性さを内在していますので、この食材で作る揚げ浸しはそんなに体に悪影響を与えません。
このたまらなく美味しいお汁は、飲み干していただける味付けなので、格好のミネラル補給源になります。
汗をかく季節には上手にミネラルを補わないと、一時的に鼓動が激しくなったり、脚がつったり、頭痛がしたり、ミネラル不足の症状が現れます。
汁物は細胞への浸透も速いので、先日お伝えした悶絶そうめんつゆも飲み干してしまいましょう。
そんなことをしたら塩分摂り過ぎになると思う人は、塩分に対する正しい知識をもっていません。
腎臓病でよほど塩分制限をされていない限り、この程度のことでは大丈夫です。
ただし自然塩を使うように。

 
 

涼麺 温度玉子 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(涼麺 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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食べ物だけでなく陰陽を自在にコントロールできるのが本当のマクロビオティック

京都 瓢亭 松花堂弁当16

 
 

京都 瓢亭 松花堂弁当6

 
 

京都 瓢亭 松花堂弁当17

 
 

上の3枚の写真は某料亭で写したものです。
ご飯・香の物・汁物ですが、ふっとむそう塾のことを思ってしまいました。
この三種って、むそう塾が一番大事にしているものだから。
ですから、この三種が美味しいと心からホッと出来ます。
私は外食をする時、なるべくこの三種が美味しいお店を選ぶようにしています。
もっと欲を言えば、お茶も美味しくて、おしぼりも心配りのされたものを用意しているお店です。
中川さんはその他に、窓ガラスが綺麗なお店と言っていましたっけ。
その趣旨はもうお分かりですね。

でも、お漬物の美味しいお店はなかなか見つけるのが難しいです。
案外お婆ちゃんが経営している小料理屋さんあたりに、惚れるような美味しいお店があると思います。
私が独身の時よく通ったお店もそんなお店でした。
というか、その近くに住んでしまいました(笑)
私はお漬物の美味しいお店があったら、日本全国どこにでも飛んで行きたいほどの漬物好きです。
これは母親の影響ですね。
母は漬物小屋まで用意していっぱい樽を並べていた人でしたから。

ところで、2枚目と3枚目の写真で、あることに気づいた人はかなりレベルの高いむそう塾生です。
3枚目の正解は下の写真です。

煮物椀

 
 

上の写真はむそう塾生なら一度は見たことのある煮物椀です。
幸せコースの授業で使いましたね。
盛り付けの基本の授業で中川さんが素晴らしい講義をしてくれました。
その基本がこんな時に出てきます。
むそう塾にご縁のあった人は、こんな視点を大事にしてくれるだけでもお料理の格があがりますよ。
そしてそれは氣の通った心地良いお料理につながります。

むそう塾が単にマクロビオティック料理だけを教えるのではなく、日本文化の伝承を大切にしていることの一端がこの授業です。
むそう塾で学んでいる人は、自信を持ってお料理に取り組んでください。
そして、上達する楽しさを知るとともに、お料理が美味しくなると家族が変化して、その喜びが自分にも返ってくることを是非味わってください。
それこそがマクロビオティックでいうところの、陽性の氣の流れなのです。

陽性な食材をいただくことだけが陽性になる方法なのではなく、陽性な暮らし方や行動、そして陽性な空間や環境なども陽性化の強い味方になります。
反対に陰性になりたい場合は、そのような条件を整えてあげれば陰性になれます。
そんなことを自在にコントロールできる方法を教えているのがマクロビオティックの陰陽の考え方です。
なりたいあなたになるために、マクロビオティックの陰陽を駆使する方法をお伝えするために、私はついに京都まで来てしまいました(笑)
京都でさらに本腰を入れて皆さんをサポートします。

今朝も東山から澄んだ気持ちの良い風が流れて来ます。
先日ふと気づきました。
「マクロ美風」の「風」はそもそも恩師が亡くなった時の風を感じてつけた名前なのですが、私は今回も風を感じて京都に住まいを構えたのだと気づいたのでした。
私はどこまでも風に導かれ、風の吹くまま気の向くまま生きて行く人間のようです(^^)
ありがたいことです。

 
 

カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント