紅葉の季節ですね。
お料理には季節を反映させるのが当たり前なので、この時季には器の楽しみもあります。
先日お食事をした吉兆さんでの煮物椀の模様は、まさしく紅葉でした。
蓋の裏にも紅葉が。
中身は蟹です。吸い地も蟹のお出汁とのこと。
(吉兆 伊勢丹店にて)
「ほんまもんのマクロビオティック」がむそう塾にあります。
紅葉の季節ですね。
お料理には季節を反映させるのが当たり前なので、この時季には器の楽しみもあります。
先日お食事をした吉兆さんでの煮物椀の模様は、まさしく紅葉でした。
蓋の裏にも紅葉が。
中身は蟹です。吸い地も蟹のお出汁とのこと。
(吉兆 伊勢丹店にて)
お料理には実によくその人の特徴が現れるので、長所も短所も一気にさらけ出ます。
マクロビオティックの陰陽でいうならば、陰性の人は火加減が弱くなりがちですし、陽性の人は火加減が強くなりがちです。
ですから、そのお料理に適正な火加減を操ることが出来ずにお料理がまずくなります。
つい焦がしてしまう人は陽性か鈍感な人です。
計量のときにもその人の陰陽が影響します。
陰性の人はちょっと少なめに計る傾向がありますし、陽性の人は山盛りに計る傾向がありますので、液体だと表面張力で盛り上がっています。
サラッとすり切りで計ってほしいのに、左右に揺すったり、指で押し込んだり、トントンと詰め込んだりする人もいます。
またお料理にはスピードが必要なところが多々あるのですが、陰性の人はスピードとは程遠いので、アクのある食材を使ったお料理はことごとくまずく仕上がります。
さらに包丁を砥ぐときにもその人の陰陽がしっかり反映します。
本来包丁は力で砥ぐものではないのですが、陽性な人はつい力を入れてしまいます。
また陰性で不安がちな人も力を入れて包丁を寝かせて安定しているような錯覚をしています。
だから包丁砥ぎは陽性な人も陰性な人も難しいのです。
一方、教える側の問題では、私はお料理の指導って心の指導が大切だと思っています。
一方的に教えるのではなく、習う人の心と握手をしながら、習う人が萎縮せずに笑顔で取り組めるような状況にすることが必要だと感じています。
こんな細かいお話は、なかなか分かってもらえませんよね?
でも、美味しいお料理を作るためには、これらのことをすべてクリアしなければ駄目なのです。
コツコツと頑張りましょう。
(吉兆 伊勢丹店にて)
2016年度の申込希望者数は次のとおりになっています。(2015.11.20現在)
むそう塾の各講座の定員は最大8名までです。
定員を超えた場合はクラス増設が可能かどうか検討します。
【第8期幸せコース】(土曜クラス) 原則として第1土曜日 7名希望
【第8期幸せコース】(日曜クラス) 原則として第1日曜日 6名希望
【第6期上級幸せコース】(日曜クラス)原則として第2日曜日 8名希望
【第2期秘伝コース】(土曜クラス) 原則として第3土曜日 5名希望
【第3期満足コース】(日曜クラス) 原則として第3日曜日 8名希望
【煮物コース 夏秋編】(金曜クラス) 原則として第4金曜日 11/25 21:00受付開始
【煮物コース 夏秋編】(土曜クラス) 原則として第4土曜日 11/25 21:00受付開始
【玄米の炊き方秘伝(愛クラス)】 原則として第4日曜日 随時募集
<マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016年度年間日程表>
今年の10月から始まった「 煮物コース 秋冬編」は、受講くださったから大絶賛をいただいております。
一番嬉しいのは、ご家族様の反応がとても良いことです。
焼き物や揚げ物で胃腸がお疲れ気味のところへ、コトコトと優しく料理したほんわか煮物は、まさに癒やしの効果があるためでしょう。
水分という陰性の力を使いこなす煮物は体の細胞に染み渡って、作る人は勿論それを召し上がってくれた人の心まで解きほぐしてくれます。
むそう塾の煮物は一般のマクロビオティック料理教室にありがちなメニューとは一線を画していて、一流料亭の美味しさをそのまま素人が作れるように再構築したうえで、陰陽の理論を忠実に反映した健康料理となっています。
煮物を召し上がることによって、体の中心部分から安定した穏やかさに包まれる心地よさは、マクロビオティックの陰陽を知る人なら容易に理解出来るはずです。
さて、今開催中の「 煮物コース 秋冬編」は来年の3月で前期を終えます。
その後4月から後期として「煮物コース 春夏編」を開催するつもりでしたが、他のコース授業との関係上、開催月が5・6・7・9・10月になるため、「煮物コース 夏秋編 2016 」と変更しての募集になります。
したがって来年の11月から始まる煮物コースは「煮物コース 冬春編 2016」になります。
次に煮物には避けて通れない包丁仕事があります。
この包丁仕事が綺麗かどうかで煮物の味も見た目も変わって来ますので、下記のように包丁仕事は別講座で設けます。
ご希望の方はこのチャンスを活かして包丁砥ぎに始まる基本を身につける機会にしてください。
【1】桂むき&刻みのチェック
最初の授業で桂むきや刻み(幸せコースで教えた内容)がどの程度身についているかのチェックをします。
その時にその人の修正点を指摘しますので、それを踏まえてもっと桂むきを上達させたいと思われる方は、別講座を受講なさってください。
【2】桂むき&刻みの別講座
桂むきや刻みに関しては幸せコースの投稿期間にすべてをお伝えしました。そしてそれらに関する動画や写真も数多くむそう塾の動画サイトやブログ記事に残っています。
上達するには各自が実際に練習するしかないのです。
練習なくして上達なし。これが現実です。
ですから今回は各自の練習を主として投稿回数を決める別講座を設定します。
【3】別講座の内容
最初の授業で指摘された修正点を改善するために1か月間本気で取り組みたい人が対象です。
受講するかどうかは最初の授業後に決定してください。
① 講座内容:幸せコースの桂むき投稿と同様で、メールに動画と写真を添付して送り、中川善博のブログで公開指導をする。
② 投稿回数:1か月間に10回迄(投稿日と投稿回数は自分で決める)
③ 1回の投稿内容:動画1本(砥ぎ・剥き・刻みを入れても良い)&写真2枚迄
④ 受講費:10,800円
* * *
【講座名】
「むそう塾 煮物コース 夏秋編 2016」
【講座日】
<月曜クラス> 2016.1.27追加 追加記事
1回目:2016年5月23日(月)
2回目:2016年6月20日(月)
3回目:2016年7月18日(月)
4回目:2016年9月19日(月)
5回目:2016年10月17日(月)
<金曜クラス>
1回目:2016年5月27日(金)
2回目:2016年6月24日(金)
3回目:2016年7月22日(金)
4回目:2016年9月23日(金)
5回目:2016年10月21日(金)
<土曜クラス>
1回目:2016年5月28日(土)
2回目:2016年6月25日(土)
3回目:2016年7月23日(土)
4回目:2016年9月24日(土)
5回目:2016年10月22日(土)
<月曜クラス> 2015.11.25追加
1回目:2016年5月30日(月)
2回目:2016年6月27日(月)
3回目:2016年7月25日(月)
4回目:2016年9月26日(月)
5回目:2016年10月24日(月)
【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
【内容】
幸せコースのように1名ずつ各自がお料理を作る。
(メニューは変更することあり。)
・冬瓜と鶏だんごの炊合せ
・賀茂茄子と和牛の炊合せ
・薩摩芋のレモン煮
・新キャベツの和風ロール
・烏賊と里芋の炊いたん
・五目豆
・穴子の柔らか煮
・鰯の甘露煮
・蛸の柔らか煮
・じゃこの生姜煮
・ぜんまいの炊いたん
・その他(お楽しみ♪)
【タイムテーブル】
・11:00 開場
・11:30〜17:00 実習&試食
・17:00 解散
【定員】
各クラス8名
【受講資格】
幸せコース修了者または在籍者(お申込時に在籍していること)
【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません
【受講費】
162,000円(消費税込)
※桂剥き&刻みの投稿を希望する人は1回目の授業終了後にお振り込みのこと。
【受講費の支払期限】
2016年1月25日(月)〜1月29日(金)
【申し込み方法】
こちらの予約システムから 11月25日(水)21:00受付開始
【締切】
定員になり次第
【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)
<参照記事>
・「前期 煮物講座(全5回)」開催のご案内
・「前期 煮物講座(全5回)」追加開催のお知らせ
・<重要>煮物講座の内容変更についてのご連絡
(里芋の海老そぼろ餡かけ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
ただいま開催中の「煮物コース 秋冬編」で大絶賛の「里芋の海老そぼろ餡かけ」です。
餡かけの滋養ある美味しさが喉越しもよく、男性陣にも大好評でした。
マクロビオティックの陰陽で健康面を考え、伝統的京料理の美しさや美味しさを融合したお料理が、むそう塾の提唱する「京都スタイルのマクロビオティック」です。
最も和食らしいお料理である「煮物」を、あなたの得意料理にしましょう。
はんなりさと穏やかな強さを併せ持つことが可能になりますよ。
むそう塾ではお料理を作るときのスピードをとても大切にします。
それは美味しさに影響するからです。
特に剥く、刻むは秘伝コースの試験項目でもありました。
最近の授業からいくつか動画を撮ってありますので、教室の授業風景をご覧ください。
それにしても秘伝コースレベルになるとやはり凄いです。
満足コースでの半年特訓が力をつけている証拠ですね。
胃が痛くなっても、鴨川の橋を渡るのがつらくなっても(笑)、頑張った甲斐がありました。
まずは、難易度の高い牛蒡の引き切りをした後の写真をどうぞ。
これから金平牛蒡の刻みに入ります。
(牛蒡の引き切り後 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
<鉄火味噌の蓮根刻み 塾長>
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<鉄火味噌の蓮根みじん切り 塾長>
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<大根を刻むスピード 塾長>
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<大根を刻むスピード 秘伝コースAさん>
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<大根を刻むスピード 秘伝コースKさん>
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<九条葱を刻むスピード 正面から 塾長>
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<九条葱を刻むスピード 刻む側から 塾長>
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