これぞマクロビオティック!(塾生さんの体験)

むそう塾生の菜花さんから嬉しいメールがありました。
そこにはマクロビオティックの見本のようなお話が現実に起きていて、私はとても嬉しいです。
これが本当のマクロビオティックなんですよね。
毎日コツコツとむそう塾で習ったお料理を作って、お子さんを育て、マクロビオティックの陰陽を意識して生活して来た結果がこうなりました。
なんと自然体で美しい生き方でしょうか。
こんな生き方をマクロビオティックの創始者である桜沢如一氏は求めたのです。

一般的にはとかくギクシャクしがちなご主人様の母親との関係も、美味しいお料理がきっかけで良い方向に進んで行けるのは、ひたすらお料理を頑張り続けた菜花さんの努力の賜物です。
菜花さんの作ってくれるお弁当は、ご主人様にとってもご両親様にとっても、本当に嬉しいし感謝されていることだろうと思います。
極端に言えば、お弁当には人の心を変えていくだけの力があるということですね。

なお、菜花さんの実のお母様は、命に関わるご病気をされてしまい、そのことを思ってご主人様の方から鉄火味噌を送ってあげることを提案されたのでした。
奥様のご実家をも大事に思ってくれるご主人様って、本当に素敵ですね。
まだお若いのに、その人間性に私まで嬉しくなっています。

ご主人様は奥様の授業があるときには、いつも笑顔でお子さんと一緒に車で教室まで迎えに来てくれます。
その笑顔はとても爽やかで気持ちよく、私はすっかりご主人様のファンなのでした(^^)
これから益々菜花さんを中心に幸せが広がって行きますように。

 
 

<菜花さんからのメール> 抜粋

昨日の夜、実家の母と電話で話をしました。
鉄火味噌をとても喜んでくれていて、大切に頂くのだと言っていました。
母の明るい声が、とても嬉しかったです。
美風さんと子象さんのおかげです。
ありがとうございました。

最近、主人は職場でお弁当を褒めてもらったり、優しい奥さんですねと言ってもらうことが何度かあったそうです。
また、お弁当以外にも、食事が充実してきたことが嬉しい様子で、残業続きの毎日をご機嫌で元気に過ごしています。

そして、先週の火曜日に、娘が3歳のお誕生日を迎えたのですが、主人の両親が遊びに来られ、こんなやりとりがあった時のことも思い出しました。
義母「よくここまできたわね。」
私 「おかげさまで。ありがとうございます。」
義母「そして、とってもいい子…」
私 「ありがとうございます。(内心、ビックリ!)」

結婚してから、主人の母に褒めて頂けたのは初めてかと思います。
お正月に、菊花蕪とあちゃら漬けをお届けした時位から、少しずつ関係が変わり始めたのを感じましたが、娘のお誕生日の時のやりとりを機に、一歩近づけた気がして、自分から、素直な気持ちで実家の母のことをお話しできました。
主人の両親は、後悔のないよう、やれる限りのことをしてあげなさい、◯◯ちゃん(娘)のことは、遠慮なく預けなさいと仰って下さいました。
おそらく、主人はこのやりとりのことを主人の両親から聞いて、鉄火味噌を送ることを提案してくれたと思います。

最近、思い(願い)が、するりと叶うことが多くなりました。でも、私が積極的に動いて説得するというのでなく、自然とその方向に向かう感じです。
私が実行しているのは、毎日、家族にお弁当と食事を作ること。ひとつでも美味しいお料理、楽しい食事を…中川さんのお味に近づくこと…という思いだけです。
それから、美風さんから座学で学んだことを意識することです。
でも、それは、主人は自分のことを、主人の両親は主人と大切な孫のことを、大切にしてもらえるという安心感・喜びにつながっているのかな…と考えると、良い方向に向かっていくこともあるかもしれないと感じるようになりました。

主人とも主人の両親とも、家族になってまだ歴史が短いので、少しずつ歩み寄っていければいいなと思います。
そして、実家の母も、病気に負けない!という気持ちで、笑顔で過ごして欲しいと思います。

また、鉄火味噌をお願いすることがあると思いますので、その時もよろしくお願い致します。

菜花

 
 

中川式鉄火味噌 むそう塾

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:むそう塾生  子象さん 白いものは大きさ比較のための米粒)

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ | 6件のコメント

地鶏の山椒焼白葱添え(中川式実山椒の佃煮が絶品!)

実山椒の佃煮 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(地鶏の山椒焼白葱添え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

昨日と今日は秘伝コースの授業でした。
その中で「実山椒の佃煮」をお教えしましたが、完全に予想を覆す美味しさで、皆さんの目がキラキラと輝いていました。
さすが中川式です!
マクロビオティックの陰陽で考えるとなるほどというお料理方法でした。
凄いものです、陰陽って。

このお料理は中川さんがぜひ秘伝コースの皆さんに伝えておきたいというものでした。
この佃煮は活躍する場面がいっぱいあって、ぜひ常備しておきたい美味しさです。
たとえば、写真のようにこんなにたくさんお肉に散らしてもOKです。
ぜひ真似してみてください。

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 料理人 中川善博の陰陽料理 | コメントする

プロの試作

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 試作

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 京料理人  中川善博の試作)

昨日は新しいお料理の試作の日でした。
といっても私は食べる役で、中川さんがせっせと作ります。
スタッフの麗可ちゃんは、アレコレ頭と体を使いながらクルクルと動きます。

ところで、私たちは試作というと、調味料の分量をメモしながら進めると思うのですが、中川さんはメモをしないで一気に作ってしまいます。
そして、出来上がったお料理を食べた感じで、たとえば「お醤油をもうちょっとだけ少なめがいいかな」と思うだけです。

そして、全部が終わってから寝る前に、パソコンに向かって調味料の分量を書いて覚書が完成します。
それであの絶品お料理が出来上がるのですから驚きですよね。

ただし、新しく開発する料理技術は、何度も何度も(場合によっては何十回)も実験を繰り返して、素人でも作れるように変換していきます。
ここが一番中川さんが苦労するところです。

プロというのは、外でお食事をしても、何を何cc使っているなと推測がつくそうですが、それだからこそ、試作でメモをしなくても分量を正確にはじき出せるのですね。
そこまでになるのが、実は修業中の「メモをすると殴られるから体で覚えた」結果なのだと思います。

試作が行われる度に中川さんの「凄さ」を感じ、そんな人からお料理を習えるむそう塾生って本当に幸せだなあと心から思います。
今何かを練習中の人は、「今」大変だと思っていても、それが「将来」には「普通」に出来るようになっていると思うので、決して今だけで物事を判断しないで頑張ってほしいです。

写真のお料理は、煮物コースの試作中に、「こんなの作ったら美味しいだろうね」と私が言って、中川さんがそれに応えて作ってくれたものです。
煮物コースには初心者もいるので、こんなふうに出来あがるかどうかは疑問ですが(笑)

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 料理人 中川善博の陰陽料理 | 2件のコメント

第218次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第218次 むそう塾 パスポート取得者>

Ku(92−4)さん

<寸評>

◆中川善博より
いやぁ、ヒヤヒヤさせてくれますよねぇ。
投稿開始から「えらくのんびりしてるなぁ、期限内に間に合うのかな?」と懸念していたとおりになりました。
最後の最後に薄い壁を一枚破って超えてくださったので美味しいごはんに辿りつけました。
アドバイスコメントでも言いましたとおり、ギリギリのパス品質ですからここから微塵もレベルを落とさないように。52点53点と上達していってください。
期待しています。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
愛クラスの時に感じるその人の陰陽は的中率がとても高くて、私も中川さんもその時に感じた氣を大事にしています。
それは本人も気づかない自分の弱点があって、そこを改善しなければ中川式の玄米炊飯が合格点に達しないことになるからです。
お料理というのは不思議なもので、その人の性格や暮らしぶりが見事に反映されるのですが、普段はそのことに気づいていないだけですね。
そこをクリアして「その上にある美味しさ」を追求する中川式では、そんなことまでお料理をする人に要求されます。

今回あなたに要求されたのは怖がらないことでした。
中川さんにご自分が感じていることを伝えてから、お気持ちの変化があったと思いますが、そんなわずかなことでも炊きあがりに影響するのです。
これから炊飯の時にはグッと集中して炊けるように、お鍋のそばで最高の氣を維持できるようにしましょう。
それが出来れば人生の土台が自然に整って行きます。
おめでとうございます。

 
 

玄米ご飯

 
 

(中川式玄米ご飯 塾生作品 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 7件のコメント

京都モダンテラス

昨日は3月21日に開催する「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」の会場を予約する日でした。
無事に予約を済ませて、鴨川から北の方を見ると、こんなに山が白くなっています。
20日に降った雪の残りですね。当然のことながら比叡山も白くなっていました。

京都 鴨川 御池大橋

 
 

中川さんをお誘いして最近オープンした「京都モダンテラス」でお食事をすることにしました。
「ロームシアター京都」のパークプラザには、1階にコンビニが入っていたり、蔦屋書店が入っていたり、スターバックスが入っていたりします。
蔦屋書店とスターバックスの上の階に「京都モダンテラス」はあります。
その名のとおりテラス席が景色が良くて、こんな寒い日でなければさぞかし心地よいことでしょう。

このお店は「朝ごはん〜ランチ」「ティータイム」「ディナー」と分かれているので、長時間経営で大変だなと思いました。
「伊右衛門サロン京都」と同じ会社が企画・運営しているようですね。
それで納得です。

京都モダンテラス10

 
 

昨日の朝御膳はこんな感じでしたよ。

京都モダンテラス2

 
 

京都モダンテラス3

 
 

京都モダンテラス4

 
 

お兄さん、頑張ってね。

京都モダンテラス5

 
 

お食事を終えてテラス席から撮影。

京都モダンテラス 6

 
 

京都モダンテラス7

 
 

階段を降りると神宮通越しに見える東山如意ヶ嶽の大の字が見えます。
まだ雪が消えていません。

京都モダンテラス9

 
 

中川さんとはここでさようなら。
(中央奥に歩いて行く豆粒のような中川さんが見えるかな?)
ここからお互いに徒歩で帰宅できる環境に感謝して。
おつき合いをありがとうございました。

京都モダンテラス8

 
 

カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど | コメントする