「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」を終えて

昨日は「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」を開催しました。
遠方からもご参加くださいました34名の皆様、ありがとうございました。
この講座は1月と2月に開催された「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」追加開催の各論編になります。
最新の情報を織り込んで、現在の混乱したマクロビオティックの食べ方を是正して、個々人の食べ誤りを解消することを目的とし、食べ方の統一見解を共有するために開催しました。

今の時代は情報はいっぱい入って来るのですが、それを整理して安心できる結論を得るのが難しい面があります。
そんな時、マクロビオティックの陰陽で考えてみたら、すぐ答えの出るものがゴロゴロあります。
悩む以前に解決してしまうものもありますし、妥協点を探るものもあります。
そんなふうに、陰陽の視点は間違いなく人生をわかりやすくしますし、希望が持てる思考を生み出すことが可能です。

昨日は「食べ方とは生き方である」ということを冒頭に申し上げました。
何を食べるか、何を選ぶかということは、すなわち生き方そのものなのです。
その生き方にきちんと向き合うことなくして、お料理だけ作っても片肺飛行になります。
その辺のところを中心にお話をしました。

それからもう一つ、「自分の周りの存在すべてに意味がある」というお話もしました。
実は昨日、このお話を一番聞いてほしい人は欠席されました。
私は彼女の目を見つめてこのお話をしておきたかったのですが、それが叶わずとても残念でした。
物事がうまくいかない時、人はもがき苦しみ悩みますが、ふと、自分の周りに存在する人や環境すべてに意味があるという視点に立つと、この苦しみや悩みはどういう意味を持つのだろうか?と思い直すことが出来ます。

それが出来ると、自分の中に反省すべきことがあったり、不満ばかり口にしていたり、誰かのせいにしていたりする自分を知ってしまうことでしょう。
人は誰しも弱さを抱えているし、完璧ではないし、もろい面があります。
しかし、周りに存在するすべてのことに意味を見出す視点がもてると、感謝の気持ちが溢れたり、落とし所が見つかったり、希望が持てたりするようになります。

私自身もこのことを日々意識しながら、常に足元を見ながら一歩一歩進んでいるところです。
人は他者と関わり合いながら生きて行くのですから、自分の思うように行かないことは当然です。
でも、その中で少しでも氣の流れを良くして、陽の氣を増やした生き方ができれば、思うように行くことが増えます。
今まで意識されなかったかも知れませんが、氣の流れを遮らない生き方は、つまるところ健康に近づくことでもあり、人生を深いところで充実させる生き方につながります。

こんなことを中川さんや麗可スタッフを含めた37名で共有できたことは、私にとっても大変嬉しいことでした。
人はどんな立場に置かれても、その中で強く生き抜ける能力を持っています。
もしそれが出来ない時は、まだその能力を使っていないか、知らないだけです。
これからは、そんな能力とともに、もう一段上の人生を歩んでみましょう。

皆さんの笑顔は私の宝物です。
一緒に笑顔で「食べ方は生き方」を愉しみましょう。

講座の様子は中川さんのブログでまとめられています。
「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」3月21日

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016/3/21)

 
 

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これから開催予定の講座案内(2016.3.21現在)

2016年3月〜6月に開催予定の単発講座と2016年度の各コース授業、さらに最新情報のご案内です。

<最新情報>
・  愛クラスの内容がバージョンアップされました。2016.3.14変更
「2016年度  中川式糠床宅配のご予約開始」  受付中
「2016年度(第8期)幸せコース 火曜クラス」満席になりました。

<単発講座>
【3月】
21日(「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」 終了
      (陰陽実験と個人別食べ方講座修了者対象) 
25日(金)「中川式玄米稲荷寿司&春夏バージョン金平牛蒡講座」 あと3名
26日(「中川式玄米稲荷寿司&春夏バージョン金平牛蒡講座」 あと1名
27日(「玄米の炊き方秘伝(第95回愛クラス) 満席

【4月】
11日(月)「包丁砥ぎと金平牛蒡講座」 満席
22日(金)「2016年度 中川式糠漬け講座」あと6名
23日(「2016年度 中川式糠漬け講座」満席
24日(「玄米の炊き方秘伝(第96回愛クラス)受付中

【5月】
1日() 「夏のお弁当講座」 満席
2日(月) 「夏のお弁当講座」 満席
3日() 「夏のお弁当講座」 満席
4日() 「夏のお弁当講座」 満席
5日() 「夏のお弁当講座」 満席
13日(金)「夏のお弁当講座」 満席
14日(「夏のお弁当講座」 満席
29日(「玄米の炊き方秘伝(第97回愛クラス) 後日ご案内

【6月】
11日(土) 「夏のお弁当講座」 満席

<マクロビオティック京料理教室  むそう塾 2015年度3月〜4月日程表>
(2016/3/21現在)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 3〜4月日程表

 
 

*   *   *

<2016年度コース授業>
5/7〜   「2016年度(第8期)幸せコース 土曜クラス」満席
5/8〜   「2016年度(第8期)幸せコース 日曜クラス」満席
5/10〜 「2016年度(第8期)幸せコース 火曜クラス」 満席
5/15〜 「2016年度(第6期)上級幸せコース 日曜クラス」満席
5/21〜 「2016年度(第2期)秘伝コース 土曜クラス」満席
5/22〜 「2016年度(第3期)満足コース 日曜クラス」満席
5/23〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 月曜クラス」満席
5/27〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 金曜クラス」満席
5/28〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 土曜クラス」満席
5/30〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 月曜クラス」満席

<マクロビオティック京料理教室  むそう塾 2016年度年間日程表>
(2016/3/21現在)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 年間日程表

 
 

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中川式糠漬けの大根

ぬか漬け用の大根 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式糠漬け用の大根 教室で使うアルミバットの上に置いています)

昨日の夜、ふと見ると中川さんの台所に糠漬け用の大根が並んでいました。
その規則的な並び方が美しかったので、思わずパチリ!

野菜は一般的に生のまま糠漬けにしますが、こうして少し干してから糠漬けにすると、甘味も増して歯ざわりも良くなって、生とはまた別の美味しさになります。
それはマクロビオティックでいうところの陽性が加わるからですね。
もう一つ嬉しいのは、生で漬けるより糠床がゆるゆるにならないことです。

でも、美味しいからといって、たくさん漬けるのは危険!
大根は動物性の毒消しになる食材ですから、糠床の乳酸菌にとってはあまり多く入って来ると嬉しくない食材なのです。

そして何より、糠床の味が変わって来ますね。
中川さんの糠床は今、60リットルで4樽あるので、丸1本干しても平気なのです。
この大根が何日か後、じゃい安DIRECTになって塾生さんのもとに届きます。

なお、大根の干し方は何通りかあって、盆ザルに並べても良いし、薄く切って洗濯バサミではさんで干しても良いのですが、写真の方法が一番場所を取らないですね。

ちなみに、私が糠漬け断食をする時は、無意識にお大根に手が伸びます。
そんなに毒が溜まっているのでしょうか?(笑)

 
 

【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

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第226次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第226次 むそう塾 パスポート取得者>

Ma(94-1)さん

<寸評>

◆中川善博より
投稿回数は少なかったのですが、その間炊飯していないのでは無くご自分でなんども感じが出るまで試行錯誤しながら投稿を楽しんで居られました。
投稿のたびに進化していく炊きあがりに頼もしく感じました。
最後にすこし勘違いがあったので修正をお願いしたら、たちまちパス品質のよい玄米ご飯になりました。
食べ方の改善も同時にされたのが素晴らしいですね。
このレベルのご飯を毎日食べ続けてください。
もっともっと素敵なあなたになれるでしょう。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
先日お電話でお話しして、勘違いが確認できてホッとしました。
あなたはご自分の感性を信じて炊飯をされたいとのことでしたので、そのお気持ちを優先することにして投稿をお待ちしていました。
ついにパスポートを取得できましたので、これからは念願のちらし寿司を作る夢を実現しましょう。
幸いにして京都にお住いなので、これからも時々お会いしましょう。
再会を楽しみにしております。

 
 

玄米ご飯 塾生作品

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

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「週1断食で万病が治る」(週1日、2食抜くだけ!)

私が医師の三浦直樹先生に初めてお会いしたのは、2006年の2月でした。
その後同年10月に、当時「自然医食デザイン」としての新事務所がオープンし、翌年には東京での講演があったり、その後も個人的に大阪や東京でお食事をしたりして交流を深めておりました。
待ち合わせの時にはいつも本を読んでいらっしゃる姿が目に焼き付いております。
現在は「みうらクリニック」のお仕事のみならず、講演・執筆と大忙しの三浦先生ですが、昨年の11月に大阪の某講演会で久しぶりにお目にかかることが出来て、とても嬉しかったです。

その三浦先生がこの度本を出版されました。
「週1断食で万病が治る」(週1日、2食抜くだけ!)というタイトルですが、断食指導のご経験が豊富な三浦先生だけあって、具体的な経験内容がとても参考になる内容です。
先生は西洋医学のように薬だけに頼るのではなく、食事とストレスケアを重要視した統合医療を実践されて成果を上げておられます。
もちろん、マクロビオティックの食事法も取り入れていらっしゃるので、大いに参考になること間違いなしです。

ところで、私は1日1〜2食が多く、たまに都合で3食食べることがありますが、そんな時には次の食事を抜きます。
そのくらいが私の胃腸や動きにはちょうど良いのです。
しかし体調の個人差やお仕事の種類があるので、3食食べるのがちょうど良い人もおられますが、往々にして今は食べ過ぎの人が多く、食べ過ぎによる不調がかなりの部分を占めているのは確かです。

むそう塾でもつい食べ過ぎてしまう塾生さんがいます(あれれ)。
そんな人はこの本を参考にして、週に1日1〜2食を抜く練習をされてはいかがでしょうか。
大いに変化を感じるはずです。
食べ過ぎると眠くなるのは誰しも経験するところですが、そんな人は血も汚れやすいので、意識的に断食を取り入れてお掃除をしておくことをおすすめします。
お部屋も体もお掃除が必要なことでは同じです。

 
 

週1断食で満病が治る1 マクロビオティック

 
 

(週1断食で満病が治る 三浦直樹著 マキノ出版)

週1断食で満病が治る2 マクロビオティック

 
 

なお、売れ行き好調のため、3月18日(金)の朝日新聞に広告が載るそうですが、北海道・九州地方は3月19日(土)に載るそうです。

 
 

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