住まいの環境は精神面にも肉体面にも大きく影響します

朝日があがるのと夕日が沈むのとでは、誰でも受ける気持ちが異なると思います。
朝日には昇っていく氣、夕日には沈んでいく氣があります。

実は、この朝日と夕日の氣を感じることは、精神的にも肉体的にもとても重要です。
朝には朝のエネルギーが、夜には夜のエネルギーがあり、それを細かく生活に取り入れているのが東洋医学の考え方です。
ですから、住む場所もそんな氣を感じられるところが良いのです。

昨日部屋探しのご相談を受けました。
今度は東京です。
東京はとにかく家賃が高い(泣)
でも、ご縁を感じられる物件に出会えるまで頑張ってみます。
塾生さんがより良い環境で暮らしてほしいので。

 
 

(我が家のバルコニーから見た京都タワーと京都市京セラ美術館)

 
 

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ホットプレートで人間関係が構築できた大学生の例

昔のこと。
あるお料理上手なお母さんがいました。
地方に住むお母さんは、息子(A)が東京で大学生活をするにあたり、ホットプレートを持たせました。
その息子はお好み焼きが大好きだったからです。

上京した息子には、当然のことながら友達はいません。
彼は人見知りする性格でもありました。
でも、あるとき、ちょっとだけ話せるようになった級友(B)との間に、お好み焼きの話題が出て、それなら俺(A)の部屋で食べようということになりました。

当然ですが、お好み焼きを食べながら、あれこれ話をするので、すっかり仲良しになりました。
食べ物から入る会話は楽しいし、リラックスできるので、Bは時々Aの部屋を訪れるようになり、すっかり親友になりました。

 
 

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ところで、AはBだけでなく、他の人にもホットプレート料理を振る舞って、すっかり人間関係がうまく行くようになりました。
これから大活躍の鍋料理もそうですが、お料理ができあがるまでの間、ちょっと間のあるお料理は、その間の会話が楽しいものです。
会話が苦手の人でも、笑ったり、うなずいたりしていればいいので、そんなに負担になりません。

ホットプレートは、小さな子どもたちも喜んでくれるお料理を作れるので、しまい込んでしまうのではなく、いつも出しておくことをおすすめします。
件のAは、お母さんからいつもテーブルに載せておくように言われたそうです。

こうして、子どもさんが小さいうちからお料理を楽しんでもらったり、大人になっても自分で作れるお料理があるのは、人間関係を構築するうえでとても役立つと思います。
先月「自由人コース4」でお教えしたホットプレート料理も、きっとすでにお役に立てていると思っています。

なお、ホットプレートは大きめを買うのがコツ。

 
 

(どら焼きの途中 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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むそう塾の今までと今後の授業内容について

【むそう塾の今まで】

・2008年7月30日:「夏向け玄米ご飯の美味しい炊き方教室」
・2008年9月17日:「第1回 むそう塾」→ 2009年3月30日まで15回開催
・2008年9月23日:「玄米ご飯の炊き方&マクロビオティック仕様の焼きそば教室」
・2009年4月29日:「リニューアルオープン記念講座」
・2009年5月4日:「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」として「幸せコース」スタート
・2011年5月14日:「上級幸せコース」スタート
・2014年5月26日:「満足コース」スタート
・2015年5月16日:「秘伝コース」スタート
・2018年5月6日:「無双原理&盛付コース」スタート 2020年4月終了
・2020年5月2日:「自由人(びと)コース」スタート
・2021年5月2日:「自由人(びと)コース 2」スタート
・2022年5月30日:「自由人(びと)コース 3」スタート
・2023年5月28日:「自由人(びと)コース 4」スタート
・2024年5月26日:「自由人(びと)コース 5」スタート予定

 
 

むそう塾は2008年7月に、「夏向け玄米ご飯の美味しい炊き方教室」としてスタートしました。
単発講座を全部で18回開催し、2009年5月からコース制の授業を開始して、その後次々とコースが増えました。
今では8コースになり、お教えしたお料理も800種類近くまで増えました。
2008年から丸15年が過ぎ、すでに16年目に突入しています。

この間にむそう塾に通ってくださった皆さんには、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
2008年から通ってくださっている塾生さんが今もいてくれることは、何にも代えがたい励ましであり、心のささえでもあります。

 
 

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【これからのむそう塾】

16年近くの間に多くの塾生さんと交流がありました。
そして、多くの学びも得ました。
むそう塾を始めてから、中川善博もマクロ美風も、生活のすべてをむそう塾第一に過ごして来ました。
それは、確かな内容を正しくお伝えしたい一心であり、そのために日夜工夫とサポートを続ける日々でした。

しかし、2020年からのコロナ騒動を巡って、世の中は大きく揺れ動き、今までの常識がどんどん塗り替えられてしまう、とんでもない時代になってしまいました。
私はブログやTwitter(X)で可能な限り発信を続けてきましたが、文字で伝えるには限界があります。
Google検索で不利な状態になってしまうからです。

You Tubeでも、正しい情報を伝えていると思われるものが、アカウントごとバンされてしまう事態が相次いでいます。
世界規模で大きな動きが同時に起き、そのどれもが国や国民の存続にかかわる重要なことばかりです。
中には難しい内容もありますが、そんなとき私たちはどうしたらよいのでしょうか?

あなたは、なにか頼りにしているものはありますか?
混乱した時代には偽物が登場するのが世の常なので、そんなことに巻き込まれないように、むそう塾ではしっかりと正しい情報を対面でお伝えして来ました。

これからもその方針に変わりはありませんが、2024年度からはお料理だけでなく、所々にマクロ美風の座学も登場することになりました。
そのコースの人たちにふさわしい内容を選んで、今後の生活に役立ててもらえる内容をお伝えしたいと思っています。
文武両道を意識して、この座学があなたの心や健康の拠り所になってくれたら嬉しいです。

 
 


(大阪市都島区にて)

 
 

強風で花が揺れ動き、ピントが葉っぱに合ってしまった💦
でも、この淡いやわらかさもいいなと思って採用。

 
 

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京都のデパートのお蕎麦屋さん最新情報 高島屋と大丸

コロナの影響を受けて長い間休業し、その後退店してしまった京都高島屋の「尾張屋」さんですが、ある時から様子が変わったので、もしかして動きがあったのかなと思っていました。
昨日見てみると、張り紙が!

 
 

 
 

なんと、「有喜屋」さんが出店するそうです。
有喜屋さんは、ホテルオークラの地下にあるので、時々利用しています。
お蕎麦は美味しいのですが、汁が私好みではないのです。

飲食店にはよくあることなのですが、何軒か店舗があると、店舗ごとに微妙に味が違ったりします。
しかし、だし汁はお店の核になる味なので、きっとどの店舗も同じなんだろうなぁと思います。

前に、尾張屋さんの職人がコロナの影響でだいぶ辞めたと聞きましたが、もしかしたらそのうちの何人かがこの有喜屋さんで働くことになるのでしょうか?
もしそうだとしたら、厨房のことを知り尽くしている人がいるのは即戦力になってよいのですが、あとは味の問題ですね。

 
 

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もう1軒。
京都大丸のレストラン街にもお蕎麦屋さんが出店しました。
こちらは「よしむら」さんです。
よしむらさんは店舗によってメニューにかなり変化をつけているので、先日行ってみました。
ちょっと私好みではありませんでした。
注文したのは「鴨汁そば」です。

 
 

 
 

それにしても、尾張屋さんの蕎麦がきは美味しかったなぁ。。。
テーブルにこの状態で運ばれてくるのがよかった。

 
 

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伊集院静さんの言葉より もう一度人生をやり直す

私はどうも無頼派に心が踊る性格らしい(笑)
好きな作家もそんな人が多かった。
私の中に流れるそんな一面は、きっと曽祖父や曾祖母の血をひいているのだと思う。
明治の人の精神面は、昭和の人間である私にも影響している。

夫と結婚する前、1冊の本を貸してくれたことがある。
これがまたロマンチストな内容で、私とは相容れない内容だった。
でも、ちゃんと読んで感想を伝えた。
その本の内容を絶賛しなかったから、夫はちょっと寂しそうだったけど。

結婚してから知ったのだが、夫は大学時代に某劇団に所属していて、卒業するまでにデビューできなければ就職しようと思っていたそうだ。
少し話を聞いていると、夫は案外夢見がちな性格だと知った。
そんな話をしたあと、夫のことを「夢見る夢夫さんだから」と言いながら、二人の性格の違いを認識することがあった。

だから、夫と結婚してからの私は、平和に静かに暮らして来れた。
これはひとえに夫の穏やかな性格によるところが大きい。
穏やかというのは、なんと幸せなことだろうか。
貴重な財産だと思った。

 
 

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先日亡くなった伊集院静さんの言葉で、気になるものがあった。

人が見て陳腐、愚かに見えるものの中にこそ真理が隠れている。
寿命が100歳になろうかという時代です。
サラリーマンは定年からが第二の人生じゃなくて、そこからもう一度人生をやり直すくらいの気持ちじゃないと。

無頼派と呼ばれた伊集院さんの言葉には、時々ハッとする刺激をもらってきた。
75歳になった私も、この「人生をやり直す」という言葉には心を動かされる。
そんなふうに思うと、なんだか勇気や希望が持てるようになって来るから不思議だ。
もっと頑張ってみよう。

 
 

(京都の空 風強し)

 
 

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