昨日は朝10時(アメリカ時間午後8時)から、アメリカ大統領選の開票速報に釘付けになっていた。
途中でお料理用のお酒を買いに行っただけで、あとはずーっと動画を観ていた。
経過はもちろん、トランプの勝利宣言も、ハリスの敗北宣言も、今この時代を生きている者としてしっかり観ておきたかったから。
トランプの得票数はどんどん伸びて、レーガン大統領のときの地滑り的勝利を思わせた。
それが選挙人得票数が266までカウントしたとき、突如更新が止まった。
過去のアル・ゴア対ブッシュ事件のこともあるので、まさかその二の舞かと思った。
トランプ側は不正に対して徹底的に対策をしてきたらしいが、何があってもおかしくない。
明日の朝まで待つことになるのかと思ったとき、FOXを最初として、CNNもNBCも一斉にトランプの当選を報じ始めた。
それに続いて、日本のNHKも報じた。
この時点でトランプの選挙人得票数は277だった。
(現時点でトランプ295、ハリス226となっている)
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マスコミはアメリカでも日本でもハリス優勢、あるいは接戦として、トランプの勢いを隠すような報道ばかりしていた。
しかし、結果は圧倒的な大差でトランプが勝った。
地滑り的勝利といってもよいほどだ。
そのため、事実を報道してこなかったマスコミは、トランプが勝利したことをまるで不正があったかのように解説するところまで出てくる始末だ。
ハリスジャンプは起きていたらしいが、それでも追いつけないほどトランプの得票数が多かったようだ。
先に行われた日本の衆議院選挙でもそうだが、マスコミの報道は本当に偏っている。
公正であるべきNHKまでがおかしな報道をしていて、むしろSNSの方が現実を反映していると思われる場面が多かった。
私はテレビは持っていないが、今はネットで多くの情報が流れてくるので、むしろ惑わされる情報が少なくて済む。
感覚として、東京都知事選挙でも、衆議院選挙でも、もう手垢のついた政治屋に任せるより、「ふつうの人の経済感覚」で政治を行なってほしいと思う人が増えたのではないだろうか?
せめて、それに応えられる人がトップに立ってほしいと、つくづく思った一連の選挙であった。
日本では11月11日に総理大臣が選出される予定だが、さて、どうなることやら。
(ザクロ 京都市左京区にて)