「マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座」が始まってから12日目を迎えました。
順調に進んでいる人、停滞している人、暗礁に乗り上げている人、そろそろ個性が出始めました。
常々家の中のことには無関心なご家族がいらしても、今回はご家族を巻き込むことになるので、協力を得られるためには、ちゃんとこの講座の目的をご理解していただかなければなりません。
ここにきて、奥様のご説明を納得してくださらないご主人が出てきました。
こういうことはよくあるのですが、そういう時にこそ、それぞれの人間性が浮き彫りになってきます。
1 新しいことを試してみようと思える夫
2 自分の願望を妻に押し付ける夫
3 一緒に考えて積極的に協力してくれる夫
4 夫婦の価値観が一致せず、出費に文句をいう夫
とまあ、色々分かれます。
結論をいうと、それまでの夫婦間がそのまま出てくるわけです。
私に言わせると、「家の中のレイアウトや暮らし方を変えたって命まで奪われるわけじゃないんだから、試してみたらいい」と思えたら幸せなのになあと思います。
試してみて良かったらその方が得だとなぜ思えないのかな?
それから夫婦って、自分のことを優先したがるのはまだ子供で、本当に愛情があるのなら、相手が喜ぶことをしてあげたくなるものです。
それが大人の世界ですね。
喜ぶ相手を見て幸せに浸れる夫婦はうまく行きます。
そこには相手の「感謝」が生まれるから。
感謝の力は偉大です。
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私が「マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座」をする理由は、「真の生き方が出来るようにするため」です。
人間は雑事にかまけて、ついつい本質から離れて日々を過ごしがちになります。
そうこうしているうちに「生き癖」がついて、物事が思うように進まなくなったりします。
そんな時に大掃除をしたり、お部屋の模様替えをすると気分転換になるのは誰しも感じておられると思います。
それをマクロビオティックでは陰陽の氣の流れとしてとらえます。
限られた人生の中で、「自分」という生き物を最大限に輝かせて生きるために、暮らしから自分を見つめ、相手をより理解し、幸せにつなげてもらうために、この講座があります。
レイアウトがどうのこうのというのは、その手段にすぎません。
目的は「生き方」ですから、そこを目指して「真(まこと)」と向き合ってみましょう。
(春夏金平 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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