昨日は息子と一緒に京都から埼玉の自宅に戻りました。
お昼ごはんをどこで食べようかと思い、息子に教えておきたい味があるので、吉兆さんの松花堂を食べることにしました。
瓢亭さんは京都の自宅から近いこともあって、息子も度々行っているのですが、瓢亭さんとはまた趣の違う吉兆さんのサービスの仕方も含めて教えたかったからです。
内容は盛り付けの参考にもなると思い、Instagramにアップしたのですが、日々OBENTERS™で鍛えられている人たちは、どのように反応されたでしょうね。
青線赤線の視点でよそのお料理を見てみるのも大切な勉強になります。
あれれ?と思うこともあるでしょう。
写真はお料理を提供されたままに写してあります。
Instagram用にスクエアで撮ってしまったので、バランスの悪い写真になってしまいましたが、瓢亭さんの松花堂と違うところは、デザートの甘味がつくことです。
右端は西瓜にジュレとコアントローをかけたもので、西瓜は4枚に切ってあります。
その左は桃です。
奥のお抹茶も小豆も甘さ控え目で、滅多に甘いものを誉めない私でも、この甘さはいいなと思いました。
何より嬉しいのは、器すべてが小さいことです。
マクロビオティックだから甘さを敬遠するというのではなく、甘さへの反応は健康のバロメーターでもあるので、自分のことも注意して観察しているからです。
奥に見えるのは、吉兆さんではお馴染みの汲み出し湯呑みですが、この器に関しての過去記事がありますので、それをご紹介しておきましょう。
吉兆さんの「雪富正月屋」 2014.6.24
ちなみに、湯木貞一さんが吉兆を開店した日は、雪の降る日でお客さんが一人も来なかったとか。
お茶は最初から最後まで三種類の器で出されてくるのですが、最後にこの器が出てくるあたりに創業者の想いを想像したのでした。