むそう塾で授業を受けた後は元気になって、帰宅してからも頑張れるというお話をよく聞きます。
これは陽性の刺激を受けたからですが、それは自分を取り巻く氣がいつもの氣と入れ替わったことによるものですね。
私達のまわりには陰陽色々な氣が存在していますが、そのどれと周波数が合うかはあなた次第です。
この「周波数が合う」ことを、ラジオの受信機にたとえて説明していたのが、マクロビオティックの創始者桜沢如一氏です。
私の尊敬する高桑智雄氏が、その辺のところを解りやすく解説していますのでご紹介します。
* * *
ー引用はじめー
みなさん、自分の精神や心ってどこにあると思いますか?
頭にある!いや胸(心臓)にある!いやいや、俺のはどうも下半身にある!という男子諸君もいるかもしれません(笑)
これは精神や心には、形がないないからいろいろに感じられるのですが、マクロビオティックでは、この「精神や心」と「肉体」、そして「食物」の関係を明確に定義します。
つまり、肉体は物質的なモノ(陽)で、精神はその物質である肉体を取り囲む時空間(陰)に広がっていると考えます。
時空間は肉体の周囲から宇宙まで無限に広がっています。ですから精神や心は肉体を超えて無限の時間(現在、過去、未来)と空間(周囲から宇宙まで)に広がっているのです。
昔のことを覚えていたり、未来のことや行ったことのない所を想像することができるのは、この精神の超時空性にあるのですね!
そしてマクロビオティックでは、肉体を「ラジオの受信機」のようなものと考えます。そのラジオが空中(時空間)から電波を捉えて放送することをいわゆる「精神現象」と定義するのです。
そして肉体というラジオの性能いかんによって、高い周波数から低い周波数までの電波を受信します。その性能を左右するラジオの器体を作る素材はもちろん「食物」ということになるのです。
マクロビオティックでは「食物」を「環境の一結晶」と捉えます。つまり「食物」を通して環境(時空間)との陰陽(関係性)の調和を図ることによって、無限に広がる宇宙の周波数を受信するアンテナを広げて生きることがマクロビオティックの目的となるのです。
ー引用おわりー
* * *
あなたはどの周波数にチューニングするでしょうかね?
教室に出かけるときと帰るときでは、きっとチューニングの場所が違っているはずです。
体をからっぽにして、あなたの受信機の性能が上がれば、もっともっとあなたは心地よく生きられます。
良い氣の場所に行くこと。
良い氣に触れること。
良い氣の人と交流すること。
これらは間違いなく受信機の性能をアップします。
良い環境に身を置くからです。
(京都上賀茂産 賀茂茄子)
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