Twitterのつぶやきやお返事について

むそう塾では回覧板代わりにTwitterを利用していますので、むそう塾から一斉にご連絡をしたいとき、あるいは急いでご連絡をしたいときなどは、Twitterがブログより優先されます。

それから、塾生同士のコミュニケーションツールとしても、Twitterを利用しているので、例えば子育て中の悩みや情報交換にはとても役立っています。
コースに通っている人は、一月に1回京都に来るだけですが、京都に来ない時でもモチベーションが下がらないように、他の人の頑張りを見ながら刺激を受けている塾生さんもいます。

ですから、大いにTwitterを利用していただきたいのですが、Twitterですべてが終わってしまうのは寂しいですね。
なぜなら、Twitterのつぶやきというのはしょせん流れてしまうものです。
ですから、後で検索しやすいように、私も中川さんもブログで記事を書いて皆さんの感動を残しているのです。

でも、その記事にはコメントを残さず、Twitterで「ありがとうございました! 美味しかったです!」とつぶやいてくださっても、後々その感動文を目にすることはないのです。
なぜなら、講座の様子はブログにあり、感想はTwitterにあるからです。
こういうのを陰性な状態と言います。

そうではなくて、ブログの方にコメントを残して、何年経ってもそのコメントを読み返すことが出来て初めて、自分の成長を確認することが出来るのです。
これが陽性な学び方ですね。
日々の過ごし方を陰性にするか、陽性にするかは、積み重なると時間の使い方として大きな差になります。

ですから、せっかく京都まで通って授業を受けたのですから、その感想をコメント欄に残しておきましょう。
教える側と学ぶ側が心を一つにして、コメント蘭で交流して、その講座がやっと完成するのです。
何事も終わり方が大事ですね。

*   *   *

【お願い】

朝の「よろしくお願いします。」というTweetはされなくても構いません。
もしされても、麗可ちゃんは買い物の途中、中川さんは仕込みの途中、私は教室で準備中という状態なので、お返事が全員に出来ない可能性があります。
帰りの「ありがとうございました。」というTweetは、なるべくブログの方にコメントでお願いします。
中川さん・マクロ美風・麗可ちゃん・TAMOにまとめてのTweetは、お返事の文面に困ることがありますので、緊急連絡以外はしないようにしてほしいです。

以上、勝手なお願いですが、ご協力いただけましたらありがたいです。

 
 

 
 

(皇居前)

 
 

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塾生さんの金平牛蒡投稿から

むそう塾では、上級幸せコースで金平牛蒡を習います。
金平牛蒡の材料を1本1本綺麗に揃えるのは、技術的に難しい仕事なので、このようなカリキュラムになっているのですが、マクロビオティックの料理教室としては、幸せコースの段階でお教えしたいお料理なのです。
でも、雑味のある金平牛蒡は教えないという中川さんの意向で、今、上級幸せコースの人たちは、せっせと金平牛蒡の練習に燃えています。

その中で、“あみ”さんがとても良いコメントをされていました。
あみさんと中川さんは、毎日「iMessage会話」をされて、ここまで上達してきました。
多くの塾生さんの参考になる姿勢なので、ここで記事にしておきます。
まずは、あみさんの最新の投稿記事から。

【2017年11月2日の投稿】
美味しそうに出来ています。 随分揃うようになってきましたね。
練習は嘘をつかない という言葉をそろそろ実体験として理解し始めてきたのではないでしょうか?  断面正方形のもたらす透明感のある旨さを是非私と共有して頂きたいです。  もうすこし頑張ってみましょう 応援しています。
正直に申しまして、私はあなたがここまで根気よく練習されるとは思っていなかったです。
独習していたらきっと何日も前に練習を止めていたと思います。 そこをつなぎとめたのは「iMessage会話」のおかげでしょうね。 毎日届く「今日の刻み」が素晴らしいのです。
私はお教えした人が進化していくのを見るのが幸せなのです。

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生さんの作品)

<あみさんのコメント>

中川さん

診て頂きありがとうございます。

上級幸せコースの5月に中川さんが『1週目に復習投稿する。その課題を踏まえて2週目にクリアする』とおっしゃった時、今期は必ずそうしよう、合格を頂けるまでコツコツ投稿しよう心に決めました。

今回は、中川さんがブログに『今日の金平』募集しております。と書かれていたので、毎日刻んでiMessageでご報告する事にしました。1週間練習してそのまとめを復習投稿する。2回目の金平牛蒡の時に中川さんから月内合格しそうかな?のお言葉を頂いたので10月末に復習投稿する。ただただ中川さんのおっしゃる通りを全てする事でコツコツが苦手の私もなんとか練習を続けられています。常にドーンと受け止めて下さりありがとうございます。

断面正方形…練習いたします。

(包丁研ぎから問題が…こちらも進化していきます)

*   *   *

【2017年10月29日の投稿】
おおー! 格を上げてきましたねぇ  本気と書いてマジ。あなたのマジを見せてもらいました。
2周めでここまで出来たのですから月内に合格しそうですね。
どこまでキレと精密さが出るか楽しみにしています。  応援しています。

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生さんの作品)

<あみさんのコメント>

中川さん

診て頂きありがとうございます。
中川さんの応援でここまできました。

練習はウソをつかないという事をむそう塾から学ばせて頂いておりますので、引き続き毎日毎日練習してキレと精密さに迫ります。

*   *   *

【2017年10月22日の投稿】
随分と揃うようになりました。  練習は嘘をつかないでしょう?
完璧に太さと断面正方形が揃うようになれば次は細くしていきましょう。
煮込み煮染めがやや足りないのでもっと攻めましょう。

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生さんの作品)

<あみさんのコメント>

中川さん

お講座後早々に診ていただきありがとうございます。
均一に刻む、練習いたします。

煮込み不足、次回改善いたします。

以上


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料亭 千羽鶴の「玄米京粥」

そういえば、先日泊まったホテルのルームサービスに、「料亭 千羽鶴」の「玄米京粥」というのがありました。
チェックインしたのが24時直前でしたし、翌日はお寿司をいただくことになっていたので注文はしませんでしたが、「玄米」というのに反応したのでした。

 
 

 
 

ところで、もう何年も前になりますが、東京駅近くのホテルのレストランで、「玄米茶粥」というのがあって、玄米に反応して注文したことがありました。
すると、出てきたお料理は、どうみても玄米ではないので、お店の人にお聞きしましたら、「玄米茶」の「お粥」ということで、私の早とちりだったことがありました(笑)

でも、今回のは「石川県産の玄米で作った粥に」と書いてあるので、間違いなく「玄米のお粥」のようです(^^)
東京で京粥というのもなんだかなあと思ったのですが、仕上がりが気になった私です。
仕事柄、玄米には敏感に反応してしまいますね。

 
 

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「銀座 久兵衛」の寿司飯

昨日は東京から京都に戻る前に、ホテル内にある「銀座 久兵衛」でお食事をしてきました。
ここでお食事をすることは、泊まる前から決めていて、今の久兵衛さんの寿司飯の味を確認したかったからです。
やはり、寿司飯にも生姜にもお砂糖は使っていなくて、サッパリとした後味の良いお味でした。

このお味は、むそう塾で教えている中川さんの寿司飯と同じで、安心できる心地よさがありました。
全体の7割ほどが、予め「お塩+柑橘」やタレでサッと味付けされているので、お醤油をつけていただくのは圧倒的に少ないです。
ですから、タネの美味しさが引き立ち、食べ進んで行ってもお醤油から来る陽性の強さは感じないので、食べやすかったです。

ただ、タネ自体に特別な目新しさはなく、昔の勢いはなくなりつつあるように感じました。
マクロビオティックの陰陽の視点で久兵衛さんのメニューを見ると、「ここを改善したらもっと良くなるのに」と思える部分がありました。
生意気な意見ですが、陰陽で見るとそんなことまで感じます。

なお、魯山人の器でいただきたい場合は、銀座本店の「魯山人コース」を注文すると良いです。

 
 

 
 

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「おしゃべり陰陽カフェ Vol.1」に参加して

昨日は東京で懐かしい人とお会いしていました。
私の第二の師匠である高桑智雄さん、オーガニックライフスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんが主催する「おしゃべり陰陽カフェ Vol.1」に参加してきたのです。
高桑さんとは「マクロビ井戸端会議」の第1回目から、気軽に話しながらマクロビオティックの陰陽に気づいて行くことを目的に行動していましたので、私にとっては原点にかえる懐かしい時間でした。
吉度さんともお久しぶりで、2014年8月13日に内海聡先生のオフ会に一緒に参加してから3年ぶりでした。

高桑さんはこの集まりについて、事前にFacebookにこのように書かれていました。

コーヒーカップの中に宇宙がある。

そのくらい気軽に「陰陽」を語り合うイベントができたらと思っていたところに絶好のタイミングで、オーガニックライフスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんに声をかけてもらい、あれよあれよと10月31日に「おしゃべり陰陽Cafe Vol.1」の開催が決定しました!

マクロビオティックの基本的な姿勢は特殊なものではなく、すべての対立物を陰陽で捉え、それを調和させることによって心の平穏を実現してきた私たち日本人が長らく身に付けてきた「和の原理」です。

だからあまり一人で考えあぐねるより、みんなでワイワイ話しているうちに自然とみんなが納得の行く道筋が見えてくることこそ陰陽の世界なのだと思います。

これからの世界は、必ずこの日本人の伝統的メンタリティーである「陰陽思考」が必ず必要になって来ます!

なので、陰陽でいろんな現象をみんなで考えて、ワクワクする場にしたいと思っています。

*   *   *

これはまさにかつて高桑さんが「マクロビ井戸端会議」を始めようとした時と同じことを言っているのです。
陰陽の考え方に話しながら気づく場として、名前を変えて「おしゃべり陰陽カフェ」がスタートしたことは、今のマクロビオティックに関するきちんとした情報を発する場としても意味があります。

昨日は、マクロビオティックというなら「無双原理の12の定理」をきちんと知ろうということで、まずは「定理3」から入りました。
【定理3】
陽は求心、圧縮性をもち、陰は遠心、拡散性を持つ。(その結果、自然に陽は音、重さ、熱、光と云う現象を生む。陰はその反対、静けさ、軽さ、寒冷、暗さを生む。)

今回のテーマは「根菜」と「戦争」について考えましたが、男性の視点は経済と結びつけて考えていることが多いので、面白かったです。
お坊さんもご夫婦で参加されていました。

また、根菜については、お料理をすれば簡単に陰陽がわかるのに、頭だけで考えているから答えが出ない人もおられました。
お料理からは実に学ぶべきことが多いので、マクロビオティックの考え方だけ知っても、お料理をしない人は勿体ないなぁと思いました。
陰陽のとらえ方が教科書の刷り込みどおりという人もいて、いかに実践で物事を見られていないかを感じました。

*   *   *

会が終わってから、5名で近くのお蕎麦屋さんに行ったのですが、ここでも無双原理や陰陽五行の話が飛び交って、実に楽しい時間でした。
何だか古巣に帰って来たようで、とても心が落ち着き、そして、私のマクロビオティックの原点に、時間を置いてからまた新しいことを注入できた感じがします。

別れ際に高桑さんから、「風さん、全然ブレていませんねぇ」と言われ、何だかホッとしました。
そうですよね、無双原理ってブレようがありませんものね。
むそう塾の「むそう」って、「無双原理」から頂戴したので、むそう塾を始めてから10年近く、ずっと無双原理を大事にして来てよかったと思いました。

私がずっと大切にしている「無双原理」ですが、お若い方には次の文章でイメージできるでしょうか?

この自然の法則、陰陽無双原理を体得して幸福な一生を送っているものは、野の草花であり、空の鳥であり、人間界にもいる。
正しく誠をもった成功者や幸せな人は、皆そうである。
一時的に、富を得、幸福そうに見えても、自然法則の体得者でなければ、いずれ浮雲のごとく消滅する。
<無双原理・易>(新編集版:サンマーク出版)214Pより抜粋

 
 

 
 

(へぎそば 東京へぎそばTAKUMI 六本木店

 
 

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