今月の上級幸せコースのメニューは、新しくカリキュラム変更された内容でした。
この新料理を楽しみに再受講してくださった塾生さんもいらっしゃいます。
まずはお馴染みの「ひじき豆」ですが、これは従来どおりベジ仕様とほんのちょっと動物性仕様をご自分で選んでいただけます。
写真はベジ仕様ですが、それぞれの素材の旨味がしっかり引き出されていて、陽性タイプの人でも召し上がりやすい仕上がりです。
(ひじき豆 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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次は「中川式焼きうどん」ですが、上に載せたかつお削りを除けば、完全にベジ仕様です。
これが本当に美味しくて、陽性タイプの人も陰性タイプの人も大喜びで召し上がっておられます。
私も2日続けていただきましたが、今日は3日連続でいただく予定です。
玉ねぎの美味しさを新発見した塾生さんも多く、私は北海道出身なのに、玉ねぎをこれほど美味しくお料理してあげていなかったなあと反省中です。
ご家族からリクエストが相次いで、塾生さんは作るのに大忙しになることでしょう。
なお、これには開発秘話がありまして、お肉を使ったバージョンとベジバージョンを中川さんの息子さんに召し上がってもらったところ、ベジバージョンに軍配を上げてくれたのでした。
ちなみに、中川さんの息子さんはお肉大好きな若者です(^^)
(中川式焼きうどん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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最後は、今年から新しく採用された「黒毛和牛の時雨煮」です。
このお料理はお弁当投稿によく登場するのですが、習っていないのでバラバラの出来上がりだったため、この辺で一度中川さんから正しい作り方を教えておいた方がよいとの判断でカリキュラムに加えたものでした。
問題は“ささがきごぼう”です。
ゴボウをささがきにするとまな板を削ってしまうからと、ささがき用にまな板を新調したという塾生さんがいらしてビックリ(笑)
でも、中川さんから習った“ささがきごぼう”の切り方は、ちっともまな板を傷つけない方法でしたね。
心地よい軽やかな音だけが響いていました。
過去の動画ですが、載せておきましょう。
【太さの異なるゴボウが3本の場合】2016.7.18
なお、ゴボウや山椒は牛肉の毒消しをしてくれますから、いただくときにも軽さがあって、食後も重い感じがしません。
これがマクロビオティックの陰陽を駆使したおかげですね。
気づけば和食にはそういうお料理が多いのではないでしょうか?
自然に先人たちの知恵と経験で、陰陽をうまく織りなした作り方になっていると思います。
これが陰陽料理が食べやすい理由ですね。
動物性を使っていても、体への負担を最小限にとどめた作り方です。
陽性タイプの人も陰性タイプの人も一緒に「美味しいね」とテーブルを囲める幸せ。
そのために、強い味付けはしていません。
これがむそう塾仕様です。
(黒毛和牛の時雨煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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