「歴史は戦争と平和の繰り返し、人生は排毒と平穏の繰り返し」
戦争の世紀といわれた二〇世紀が終わり、二一世紀こそ平和の世紀にしたい、しなければならないという気運は世界的にあったはずです。ところが二一世紀が到来してみると・・・。
昨年(2001年)の9月11日米国同時多発テロを機にアフガン戦争の勃発、イスラエルとアラブの闘いの激化、21世紀も戦争の世紀かと思わせるような出来事が続発しています。
「歴史は戦争と平和の繰り返し」、戦争(陽性)と平和(陰性)は交互に繰り返すものです。「陽性大きければ陰性もまた大きい」のとおり、大きく激しい戦争の後には平和が長く続くことは歴史が証明しています。
一方、人間の営みの縮図が歴史であれば、歴史の小さな断面が人生でもあるといえます。「人生は病気と健康の繰り返し」ともいえ、食養人にしてみれば「排毒と平穏の繰り返し」といえます。
肉食文明を演じている英米はピストルを持って闘い、セックスと映画とスポーツの快娯楽。魚を食した文明、室町時代・鎌倉時代をあげてみれば刀をもってチャンバラし、能楽などの娯楽。では、穀菜食を基本とするマクロビオティックのの文明はどうかというと・・・。これは未だ歴史上に登場していないが、スバラシイ平和の歴史が演じられることかどうか。これはこれからの私たちに委ねられているのでしょう。 2002年4月
<連続記事>
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