「第11回 むそう塾 炊こう会」は満席になりました

「第11回 むそう塾 炊こう会」は満席になりました。
お申し込みをいただきました皆様、ありがとうございました。
当日はお忘れ物のないようにご確認くださいませ。
では9月23日にお会いしましょう。


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<必読>糠床を秋冬仕様にするために

最近は中川菌に家出される人が相次いでいます。
問題点の一つは糠床の水分とうまくつき合えていないんですね。
先日私はこんな記事を書きました。
それは水分の処理で失敗しないためのいわば先取り記事なのです。
水分の中には糠床の旨味が溶け出ています。
でも、その水分を抜いて秋冬仕様に変えていかないと、糠床は季節に添った状態になれないのです。
水分を抜かないで米糠を足して糠床の硬さを出そうとすると、その分だけ乳酸菌は薄まることを真っ先に考えなければ失敗します。
米糠を足して硬さを出せるのは、乳酸菌が元気な糠床の場合であって、酸味が薄い糠床の場合には水分を抜く方が失敗しません。
水分を抜かずに米糠と多めの足し塩をしてご臨終になってしまった糠床が増えて来ました。
この辺に来て、「じゃい安」(中川式糠床の宅配)とご自分で増やして来た糠床での差がついています。
水分を抜かない方法で中川菌が家出しているのは、ご自分で増やした糠床なのです。
つまり、それは「じゃい安」に比べて圧倒的に発酵の度合いが低いことを意味しています。
皆さんにお届けした「じゃい安」は、中川さんが発酵を十分にさせて、その上旨味の域まで高めてからもなお、追熟させて相当に濃厚な仕上がりになっています。
ですから、少しぐらい多めの足し糠をしてもそれに対応する強さを持っているのですが、か弱い酸味しかない糠床では多めの足し塩も足し糠も致命的になるのです。
糠床は旨味云々を言う前に、まずは発酵ありきなのです。
発酵あってこその旨味なので、ポイントを外さないように管理をしてくださいね。
なお、これから季節は寒さに向かいます。
糠床の発酵は春から夏への暑い季節にピークになるのですから、これから糠床を発酵段階から増やすことは、まず困難と考えた方が良いでしょう。
もちろん、全く不可能なわけではありませんが、かなり難易度の高い作業であることは間違いありません。
ですから、水分の対応を誤ることなく、上手に秋冬バージョンに移行させることに必死になってください。
間違っても中川菌に家出されないように。
<参考記事>
糠床の気持ち


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マクロビオティックの真髄

きのうは上級幸せコースの日でした。
一般的なメニューとして「焼うどん」を作りました。
焼うどんには2種類あって、精進バージョンと動物性入りバージョンです。
え? マクロビオティックのお料理教室なのに動物性入り? なんて思われる方がいらっしゃるかも知れませんね。
そんなことに凝り固まっているうちは、まだまだ青いマクロビオティックですね(笑)
あなたが取り入れたいのは、病気治しのマクロビオティックなのか、健康目的のマクロビオティックなのか、ハッキリさせた方が良いです。
ある病気を改善させたくてマクロビオティックをされるのなら、タイトに実践する方が効果が出やすいです。
しかしここで要注意。
まるで対処療法のようにマクロビオティックを実践すると、かなり制限が多くなるので、少しでも体が楽になってくるとたがを緩めてしまうのです。
そうしてまた病気が悪化することになります。
そうではなくて、マクロビオティックの奥義であるところの「無双原理」を知っていただくと、これが楽しくて長続きするどころか、虜になってしまいます。
まさにマクロビオティックに恋をする状態になります。
こうなったマクロビオティックの大先輩たちがどれほどいらっしゃることか。
ここまで来たらもう安心。
と言いたいのですが、これまた安心ではないのです。
無双原理を表面しか理解していないと、マクロビオティックは万能だと思ってしまいます。
そして大きな過ちに陥ってしまう危険性をはらんでいます。
幸せコースではマクロビオティックの素晴らしさと陰陽での物の見方をお伝えしました。
きのうの上級幸せコースでは、それを一歩進めて、陰性の本質や陽性の本質について考えていただきました。
「無双原理十二の定理」は難しいですが、正しく理解すると強力な羅針盤になります。
文字だけではなく、実生活の中に落とし込んで理解することによって、生きたマクロビオティックとして使えるようになります。
マクロビオティックの死骸にすがるのではなく、生きているマクロビオティックを活用してこそ、本当の健康になれるのです。
それは西洋医学で用いる薬の替わりにお手当をすることでもなく、薬の替わりにマクロビオティック食をすることでもありません。
「病人」を治すことと「病気」を治すことは違うことを知らなければ、マクロビオティックの真の理解にはなりません。
桜沢如一先生は「病気を治せるけれど、病人は治せない」ということをよく書かれています。
ここでいう病人とは「自分の非に気づかない人」を指します。
ですから、桜沢先生は傲慢病を最悪の病気としたのですね。
それほどマクロビオティックの奥義は精神面にあることになります。
単に健康食や病気治しに留まることなく、ぜひマクロビオティックの真髄を知って、充実した人生にお役立てください。
それが「むそう塾」の名前の由来にもなります。


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今月の上級幸せコースの座学

今月の上級幸せコースの座学は、メチャクチャ難しいお話をします。
でも、これを理解しないでマクロビオティックをしているとは言ってほしくないのです。
少なくてもむそう塾生には、きょうのお話の内容は完全理解してほしいです。
もう一度言います。
難しいです。

でも、楽しいです。
そして、健康になるための道が開けます。


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玄米ご飯の炊き方tweetについて

きょうは中川さんといっぱい打ち合わせをしました。
打ち合わせにこんなに時間を投入したのは初めてです。
お互いのブログのこと、玄米投稿のこと、Twitterのこと、むそう塾に関する様々なことを話し合いました。
その結果今までの「玄米投稿」が「玄米ご飯の炊き方tweet」となります。
そして個別にブログ上でしていたアドバイスを個メールでお返しします。
これに伴って、オーダーメイドの炊き方がよりきめ細かくになり、充実度が増すことでしょう。
様々な環境に誤解なく対応出来るために、オーダーメイドの徹底を図りたいと考えてこのような結果になりました。
今ではむそう塾の愛クラスには、海外から来られる方も多くなって参りました。
南半球の方、北半球の方、硬水の地方、軟水の地方、手に入る玄米やお塩の質などなど、玄米ご飯の問題点をクリアして体に良い玄米ご飯を炊き上げるためには、微に炒り細に入りオーダーメイドのアドバイスが必要になります。
それはAさんに良いことがBさんにも良いとは限らないのです。
なぜなら、むそう塾では炊かれる方の性格も考えたうえでアドバイスをしているからです。
そのことを誤解されないために、炊き方に関するアドバイスは個メールでお返事をすることにしました。
また、今までは玄米投稿のメールが21時までに到着した分をその日の締め切りとしていたのですが、これからは締め切り時間をなくしましたので、ご都合の良い時間にお送りください。
これによってよりタイムリーにアドバイスを差し上げることが出来るようになります。
なお、アドバイスはブログでのTwitter調のものと、個メールの二本立てでお返事しますので、今までより楽しみも増えるかと思います。
さらに、Twitter調の記事には玄米の炊き上がりについて点数で評価をして、レベルアップへの歩みを具体的に理解しやすいようにします。
楽しみですね。
*   *   *
玄米ご飯は炊き方によって別物になってしまうくらい炊き上がりが変わります。
いわゆる玄米ご飯のメリットは体に吸収されて初めて効果の出るものであり、硬くて玄米ご飯の消化吸収に問題のある状態なら白米を食べた方が良い場合もあります。
特に胃腸の弱い人が硬い炊き上がりの玄米ご飯を召し上がると、かえって体調を悪くしてしまうことが良くあります。
これらのことを十分に考えて、むそう塾では体に良い状態に炊き上がった段階でパスポートと称して独り立ちしていただくことにしています。
しかし、そこから先であっても、何らかの理由によって玄米ご飯が美味しく炊けなくなったり、あるいはお通じに未消化のつぶつぶが出て来るようなら、必ずもう一度愛クラスの再受講や炊こう会で、もう一度パスポート品質のレベルまで戻すようにご指導しています。
そのように玄米ご飯の定期検診を受けるおつもりで、これからも愛クラスを受講なさって、いつもパスポート品質の玄米ご飯を体に送り込むことがこれかの放射線対策の一つとして大事であることをお伝えしたいです。
皆様の健康のために、むそう塾はあらゆる努力を惜しみません。
一緒に大事な命を守っていきましょう。


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