役に立つ

あるメールの中にこんな文章がありました。
「甘え下手も周りの人にとっては気持ちの負担になることもあるんだよ」
これは責任感の強い奥様にご主人様が口にした言葉です。
私はこのご主人のお気持ちがとっても良く理解できるのですが、男性の立場ならどうだろうと思って夫に聞いてみました。
すると夫は「そうだよ」と即答。
そして、「奥さんが仮に自分で出来るとしても、甘えて亭主にさせてくれれば 、亭主はそれなりにやるものさ。それで奥さんが喜んでくれたら亭主も嬉しいんだよ。ああ、役に立ったんだな、守ってやれたんだなって。」
夫の言葉にもう一度私が質問します。
「草男でもそんなふうに思うんだろうか?」
夫:「きっと思うだろうね」 
だとすると、これはおそらく人間の本能だと思いたいですね。
でも、この本能が欠如している人が時々いるのは事実です。
でも大抵の男性は女性を守ろうとする気持ちが強いと思うのです。
それこそが男性の特長の一つとも言えるし、それこそ本能なのでしょう。
そのために体も強くたくましく出来ているのですから。
そういえば人間ってただ生きているだけでは生き甲斐がないんですよね。
誰かのお役に立っている実感が得られて初めて 、生きる喜びが得られるからです。
やっと歩き始めた子供にだってその感情はあります。
たとえば「新聞を持ってきてちょうだい」とお願いして、持ってきた時に「うわ?、ありがとう! 助かったわ」と言って頭を撫でてやると、一人前の顔をして満足そうな笑顔を見せます。
これはきっと「誰かの役に立つことの快感」がそうさせるのだと思うのです。
またお年寄りにもこの感情はあります。
頼られて役に立つと嬉しいとよくおっしゃいますね。
ですから大人になった私たちは、自分一人で頑張ってストレスを抱えるより、相手に上手に甘えてどちらも快感を得られる人間関係にする方が賢いのかも知れません。
もちろん、自分がするべきことはきちんとこなすことは言うまでもありません。
ここで私が言いたいのは、何でもかんでも自分一人で頑張って、不機嫌な顔や疲れた顔を相手に見せたり文句を言うぐらいなら、さっさと割りきってお願いした上で、きちんと感謝する方が氣の流れとしては良いということです。
さあ、あなたはどうでしょうか。
一人で頑張っていませんか?
(かくいう私も一人で頑張る傾向があるから気をつけなくちゃ^^:)
 


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思わず身悶え


う?ん、うまいっ!
乳酸菌の酸味が口の中にじゅわ?ん と広がります。
思わず身悶えしてしまうほどの味。
月曜日に中川さんからいただいた茄子の糠漬け。
きょうまで空気にも触れました。
私の手で触りもしました。
だって茄子に糠がまぶさっているだけですから。
それなのにそれなのに、この色とこの味!
あ?、なんて強い中川菌なんだろう!
中川さんって糠漬け名人だなって心底思いました。
こんな茄子の漬かる糠床がきょうも熟成中です。
5月にお渡しします。
 (写真がピンぼけでごめんなさい)
 


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あれこれご連絡

確認の意味をこめてご連絡事項がありますので、ぜひお確かめください。
【マクロ美風の家事アドバイス講座】(3月18日開催予定)
開始時間が早いです。遅れないようにしてくださいね。
【庖丁研ぎと切り方講座】(3月20日24日開催予定)
お使いの庖丁・砥石を持参してください。
【中川式糠漬けクイック講座】(5月13&27日開催予定)
満席になりました。(9:32追記)


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お箸の持ち方における機能美

むそう塾では中川さんがプロの味や技術をご家庭でも使えるようにアレンジしてお伝えしています。
しかし、どうしても譲れないのがお箸の持ち方です。
こればかりは日本人としても正しく持つ努力をして欲しいと思っています。
なぜならお箸が正しく持てないと、お箸の文化を継承できないからです。
日本人はお箸を使いこなすことによって、世界にも誇れる器用さを身につけたのですが、今ではそれもガタガタと崩れています。
お料理もお箸を正しく持てないと、技術的に壁にぶつかります。
それを今一番実感されているのが、出し巻き玉子を上手く巻けないと嘆いている人たちです。
天ぷらや唐揚げの時にも、油の中に落としてしまって困っている人がいました。
それは結果として揚げ時を逃すことにもつながります。
中川さんが仰るにはお箸の持ち方には「機能美」があるということです。
ただ見て美しいのではなく、挟んでも落ちない、どんな形の物でもつまめる、素早くつかめる、何時間お箸を使っても疲れない、そんな機能性が備わっているのが正しい持ち方です。
そうでなければ素早く多くのお料理をこなせるプロとして通用しないということですね。
さらに、指の感触の延長のようにお箸を使える場所があって、お箸を持っている感覚を忘れてしまう持ち方が理想の持ち方ということになります。
詳しくは写真だけではお伝えできないのが残念です。
何しろ実際に物を挟んでみなければ、力のかかり方も判断できませんのでね。
そんな意味でお箸の持ち方講座は貴重な講座だったなぁと改めて思います。
参加された皆さん、ちゃんと練習していますか?
水泳や自転車乗りと同じで、体に覚え込ませるまでは頑張ってくださいよ。
体が覚えてしまったら、もう一生の財産ですから。
今、Twitterで簡単な診断をしています。
あなたの持ち方が正しいかどうかの判断にお役立てください。


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菜の花のパスタトマトソース味帆立載せ


これと

これをミックスさせて

「菜の花のパスタ トマトソース帆立載せ」を“はいじ”さんが作りました。
そのヒントはこちらのコメント欄にあった中川さんの文章です。
今月上級幸せコースでお伝えした「菜の花のパスタ ひろうすのデミグラスソース煮込み載せ」と「厚揚げのトマトソース煮込み」をドッキングさせたアレンジメニューです。
このトマトソースがとても美味しくて、パスタとの相性が良いだろうと私も思っていました。
中川さんも二種類のソースのアレンジ方法をお話しされていたので、すでに試された方もいらっしゃるでしょうか。
習ったことをすぐアレンジ出来るのは、その人に力がある場合には許されます。
しかし、まだそこまで実力のない人は、まずは習ったとおりに作ってみてください。
そうするとこんなに美味しいメニューも可能になります。
これを召し上がった“はいじ”さんの美味しいお顔を見たい人は、Twitterでお探しください。
相当美味しかったようで、大興奮状態でした(笑)
 


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