お酒とマクロビオティック

私は独身の頃、よくお酒を飲んでいました。
それがどこでどう間違ったか、結婚してみたら夫はお酒のまったく飲めない人でした。
妊娠を機に私はまったくお酒を飲まなくなり、そのままお酒なしの生活をしていました。
その後マクロビオティックを知ってみると、お酒は飲まなくても良いものだったと知って妙に納得したのと同時に、結果オーライのこの生活に安堵したものです。
恩師大森英桜先生は、桜沢先生がお酒を飲んだ姿を見たことがないとおっしゃっていました。
桜沢先生がご自宅でお酒を口にされることはあったのかも知れないけれど、弟子たちの前ではお酒を口にされなかったそうです。
そもそも血管の中がきれいだったら、お酒はそんなに欲しくないはずです。
ですから、お酒を飲みたいなと思ったら、すぐお酒を飲む前に原因を探すことが大事ですね。
陽性な食べ物が多くなかったか?
味付けの濃い物が多くなかったか?
ストレスを抱えていないか?
不安を抱えていないか?
そんなふうに思い当たることがあったら、それを解決するようにしましょう。
不思議とお酒への欲求が変わって来ます。
ちなみにストレスは血液を汚します。

食べ物だけが血液を汚すのではありません。
お酒は楽しい時に飲むものです。
楽しいお酒は神経をリラックスさせ、百薬の長になります。
しかし負の状態で飲むことは身体への負担が大きくなります。

お酒を飲んでも根本的な負の問題は解決しません。
先延ばしにするだけです。
ですからヤケ酒なんて論外ですね。

理由は何であれ、お酒が体内に入れば結果として陰性の働きをします。
この点にマクロビオティックは注目しているのです。
今自分の身体は陰性を必要としているのかどうか?
これを見定めて口にするものを決めるのがマクロビオティック的生き方です。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 1件のコメント

桜の次は


まだ桜を見かけるこの季節。
ホテルでは次の飾り付けが。
何となく落ち着く色合いです。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする

この時期の風邪


スギ花粉のピークも過ぎてやれやれと思ったのに、あれ?

何だかおかしいぞ?
まわりに風邪ひきさんはいませんか?
そんな人を軟弱な?なんて馬鹿にしないでくださいね。
春は肝臓が活発に働く季節です。
冬の間に溜め込んだあれこれ(いっぱい溜め込んだ人もいるでしょう 笑) を身体の外に出す時期です。
ちょうど草木の芽吹きと同じように、身体の中から外へ外へと出てきます。
お肌が荒れたり、精神的に不安定になったり、風邪の症状が出たり、眠気が増したり、みんな身体がゆるんで来ます。
それは、暑くなる季節に合わせて身体を切り替えようとしているからなんですね。
つまり身体の中を大掃除して、整理整頓し直している感じです。
ですから、春と秋のような季節の変わり目には風邪をひいても心配はいりません。
そもそも風邪は身体のバランスを取るための調整役ですから、ありがたいものなんです。
この時期には肝臓が丈夫な人なら自力で大掃除をしますが、ちょっと肝臓がお疲れの人は、自力で出しきれなかった残りを助けを借りながら大掃除をします。
それがこの時期の風邪であったりします。
こんなお味噌汁を飲んでお手伝いをするのもよし、写真のようなほろ苦いお料理を食べるのもよし、はたまた酸っぱいお林檎や柑橘系を食べるのもよしですね。
ただし大事なことは食べ物で摂ることです。
飲み物で摂ると効果が微妙に変わって来ますのでご注意を。
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

湯気の向こうに滋養が


純粋にベジ仕様のお味噌汁ばかり飲んでいた人には、このお味噌汁は染み渡る美味しさを感じることでしょう。
マクロビオティックだから動物性を避けるというのではなく、体調によってはこのていどのお味噌汁を飲んで欲しい人がいます。
春霞のようにかすむ向こう側には、滋養豊かな世界があります。
あなたはどうしますか?


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 1件のコメント

2年間お疲れさまでした


上級幸せコースの最後の授業のうちAクラスが終了しました。
狭いところで不自由な思いをさせてごめんなさい。
並んで皆さんがお鍋をのぞく後ろ姿に、最初の幸せコースの頃を思い出しました。
まだ海のものとも山のものとも判らないむそう塾に飛び込んできて下さってありがとうございました。 
今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん、お幸せに!
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント